投稿

5月, 2006の投稿を表示しています

No. 26 見上げてごらん、夜の星を

5月29日の月曜日は、アメリカでは、戦没者追悼の日である。 Memorial Dayという。 しかし、第二次世界大戦に行った兵士たちはすでに80歳はなっているだろうから、戦争のことを伝える人たちは減っている。 朝鮮戦争はアメリカでは忘れられた戦争と言われる。 この戦争に行った人たちも70歳代、80歳代、となり、戦争のことを後世に伝える口の数が減ってきている。 だからかどうかわからんが、このMemorial Dayは一般アメリカ人にとっては、子供たちが夏休みに入ってからの最初の3連休であり、夏の始まりである。 なので、ちょっとした外出や、バーベキューをする日、となっている。 また、商戦日でもある。 メモリアル・デーのセールの広告がとても多い。  そんな世事には見向きもせず、うちら家族は旦那のオフィスの人が週末を過ごしている、”Ranchito”(ランチート)に2泊3日で行ってきた。 別荘というと、日本人にとっては、軽井沢の涼しい林の中の一軒家、と思い浮かべるが、このランチートはその「別荘」からは程遠い。 トレイラーランチとして、一部の土地を売りに出すことがある。 その土地の一角を買う。 30平米くらいの土地である。 それも日本の首都圏では考えられない20万円とか50万円である。 コンクリートを自分たちでといて、流し、平らにして、土台を作ったあと、ピックアップトラックの後ろにつけてあるキャンピングカーを持ってきて、置く。 下水、水道、電気などは自分で溝を掘って設置したという。 木にかこまれているので、日陰があって、とてもよい、が、蚊もいる。  「ランチート」は英語のRanch、つまり農場みたいのかな、そのスペイン語は「ランチョ」である。 スペイン語の「~ito」は小さいという意味なので、ランチートは小さい農場、といういう意味である。 Davidという招待してくれた人は、奥さんと二人で、デッキ(縁側の大きいやつ)をつくり、週末ごとに広げていったそうだ。 デッキだけで、日本のワンルームマンションの2-3倍の大きさである。 10年以上、毎週末、ランチートに来ているそうだ。 ダラスから2時間かからない距離なので、気楽に行かれる。 一週間、オフィスで忙しい時や、いやなことをこなし、週末はここに逃げてくる、ということである。 何年か前に隣の人が所有の区画を売りたい、というので隣接し

No. 25 主が語られます - 祈り

あーもう、眠いぞ。 本当は、「ズブロッカ 東中野の長い夜」という題で書こうと思っていたんだが。 ズブロッカってポーランドかな? 東欧のお酒です。 ビンの中にわらだか、薬草だか、もしかして、その手の草か? みたいのが入っている。 あれがやばいのかなぁ。 30番地教会の牧師さんと話していて、「是非、ズブロッカの話をしてください。」と言ってこられた。 そうか、この人もズブロッカで失敗してんのかな? むふふふ・・・。 ズブロッカという「酒」、それもこれを飲んで失敗するやつが多いという「酒」と「天のお父さんとイエス兄さん」をどうやって結び付けようか・・・と10日以上考えていて、今日、ふとアイデアが浮かんだ。 しかし、教会のWebの更新をしたので、あらま、時間がないわ。 ということで、今日は、簡単に、まったく別の話題、それも、短くいたしやしょう。 ***************************************************************************** 「主が語られます」と通っている教会の牧師さんにいわれたことある? 「言葉があたえられました。」 とか、「神様に言われました。」とか、人がいっているの聞いたことある?   イエス営業部の皆様にとっては、結構聞きなれた言い回しかもしれない。 イエス兄さんのこと、あまり知らない人、クリスチャンなんて・・・、と思っている人、超まじめっぽい教会に行っている人たちの反応は、「なに言ってるんだ、このバカ。」 「頭、大丈夫?」 「やりすぎなんじゃない?」(何をやりすぎかは、自分で勝手にあてはめてよ。) 更に、「これって、カルトですよ。」 「異端じゃあないの?」 「こまるんですよね~そういうの。」 では、ここでは、あっしがこの短い間、どんな形で天のお父さんに「言われたか」を箇条書きで書いてみる。 うそじゃないよ。 誰が、こんな夜更けに眠いの我慢して嘘かくんだよ。 何百人という人がみているBlogなら、そりゃー、大ほらを吹くだろうけど、まだ、始まったばかりのBlogだよ、これ。 あー眠いぞ。 だから、まじめにみてよ。 ほんとうなんだから。 1. 声が聞こえる。   大きな声の時が一回あって、夜中の3時に飛び起きたこともある。 実家に電話したら、母が「自殺しようと思っていた。」だって。 その後、すぐに日

No. 24 ヒューストンの日本人教会  Japanese church in Houston, TX

この前の投稿で、表題のことを書こうかとはじめたら、まったく関係の無い方向にいってしまった。 ははは。 以下が本当に書きたかったことだよ。 ヒューストンの日本人教会の牧師をしている、新婚ほやほやの大魔神牧師先生のお話が今日あった。 極貧生活しながらも、神学校、大学の神学部を卒業された牧師先生である。 私もニューヨークで激貧生活をしたから、うんうん、とうなずきながらお話をきいてしまった。 今日のお話はとてもよかったのでここで私なりに紹介しよう。  オリジナルの品位を落とさないようにしようと努力はしてみるが。 ―  信仰とは何か - 新約聖書 ヘブル書11章7節  この11章ってのは、信仰とはなにか、ということについてかかれてあるそうだ。 第一節を読めば定義が出てくる。 信仰は望んでいる事柄を保証し、目にみえないものを確信させるものです。 ふむふむ。 そうですか。 そして、そのあとの節に旧約聖書からの実例が載っている。 大魔神先生のお話は7節を基本として展開したのであった。 信仰によって、ノアはまだ見ていない事柄について、神から警告を受けたとき、恐れかしこんで、その家族の救いの為に箱舟を造り、その箱舟によって、世の罪を定め、信仰による義を相続するものとなりました。 まず、ノアがしたことは、天のお父さんの言葉をそのまんま信じちゃったっちゅーことだ。 信じちゃったから、洪水が起こるはずのないところで、箱舟という10メーター以上の長さの船をつくりはじめちゃった。 だから、まわりから、「あいつ、クルクルパーやで!」とばかにされたに違いない。  ノアは頭で信じただけではなかった。 行動も伴っていた。 でも、俺ってばか? 間違っているのかもしれないなぁ、と疑うときもあったであろう。 それでも、天のお父さんの言葉に従って、時間をかけて箱舟を造った。 これが信仰=信頼なんである。  「信心もいわしの頭」だったけ? 天のおとうさんは、いいだしっぺだから、やっぱ最後まで面倒をみてくれるそうだ。 それに、ドラえもんのポケットのように、なんでもできちゃうお父さんだから、「透視糸でんわー!」「透視聴診器ー!」みたいに私たちが何を必要としているか、わかっちゃっているんだよね。 だから、お父さんがやれー!っていったことは、最後までちゃんと面倒を見てくれる。 落とし前をちゃんとつけてくれるんだ。 勘違い

No. 23 新婚さんと私の結婚生活

今日の礼拝はお三方の洗礼に、この7月に新たに発足する私の行っている教会のヒューストン支部で奉仕される牧師夫妻が来られた。 実は、この牧師夫妻、夫婦になったばかり。 それも、知り合って6ヶ月で決めたというスピード結婚であった。 6ヶ月のうち実際に会った、というのは2週間だけだそうだ。 あとは、ヒューストンと日本との長距離お付き合いをしたそうだ。 なので、結婚してからまだ2ヶ月なので、お互いに知らないところが出てきて、「いろいろ」あるそうだ。  そんなお話を聞きながら、私は旦那との結婚生活を省みていた。 旦那と私も、知り合ってから、結婚するのに一年と一ヶ月で、住んでいたところがマンハッタンとヴァージニアだったから、長距離の付き合いであった。 結婚式をあげてからも、一ヶ月半はマイアミとマンハッタンで離れて暮らしていた。 私がマンハッタンでの会社勤めを辞めて、大学も転校し、マイアミに下っていった。  最初になれなかったのは、チェックブックの使い方。 私は現金主義だったので、チェックでの支払いに慣れるまで大変であった。 最初はそのことでちょっと旦那とあったが、それも一回きりであった。 、新婚生活はマイアミの1DKのアパートではじまった。 大学のレポートを書くのに、夜中の3-4時までラップトップをかたかた打つので、旦那が眠れない、と文句を言ったこともあった。  その後、北のFt. Lauderdaleに新築の家を建て、一年後に固定資産税みたいの(Property Tax)が急に来たので、突然、家計が苦しくなった。 おまけに、結婚前から、旦那はクレジットカードの借金が100万円ほどあったから、その返済も私がやりくりしていたので、ますます大変になった。 車は85年と83年のホンダであったが、古いから修理にもお金がかかった。 それでも、旦那は旦那で、好きなものをポーンと買ってくることがある。 自分は、外食もせず、何を買うにせよ、吟味して、なるべく無駄なものを買わないようにしているので、突然、「これ買ってきた。」とうい日には、心象を悪くしたものだ。  さらに、旦那のお母さんは大家族のラテン系なので、家を建てたあと、すぐに「滞在」しにきた。 1ヶ月。 その後は、2ヶ月、4ヶ月、というのもざらであった。 それが年一回だけではなく、年2回から3回であった。 最初は良いお嫁さん、として尽くして

No. 22 今日一日のこと - 追記

追記 1 : ベッドにいったあと、マタイの8章、9章、10章を読んだ。 寝るのが一時近くなってしもうたわい。 今度、マタイのなかにあるすべての節のうち何パーセントがイエス兄さんが人を癒したことについて書かれているか、計算をしてみようと思う。  きっとかなりの比率をしめるだろうなぁ。 でも、癒しや奇跡を信じないクリスチャンもいる。 聖霊Buddyのことも「それって、こまるんですよね~」とかいって、拒否するクリスチャンもいる。 でも、聖書には、癒し、奇跡、聖霊の働きがとても多いよ。 矛盾を感じる。 追記 2: プップちゃんの下血、今日も続き、カーペットに血がつくわ、お尻の穴の周りが血だらけだったので、旦那に頼んで、獣医さんについれていったもらった。 血液検査の結果、異常なし。 注射2本してもらい、抗生物質と特別食をもらってきた。 なんと$250もかかった・・・(汗)。  旦那は、ここに行くたびに$200はかかる!と言ったきり、文句は一切言わない。 連れて行ってよかった?と聞くと、わからない、と言った。 どうやって補填しようか。 あとで、なんとかやりくりするのが妻の務めでもある。 当分、美容院には行かれないね。 やっぱ、天のお父さん、パートのお仕事ください。  子供の時、飼っていた犬が具合悪くなった。 私がお年玉の7千円全部使ってもいいから、医者に診せて下さい、って頼んで、医者がきたけど、もう手遅れであった。 医者が「もう少し早く診ていれば・・・」とつぶやいたのを私は聞いてしまった。 いまだに覚えている。 高い代価を払っても命は大切である。 $250という金額は痛い。 でも、プップちゃんは大切である。 イエス兄さんも、私たちが大切で、代価を払ってくれたんだね。 それは、$250とういはした金ではなく、兄さんの命であった。  あかしや

No. 21 今日一日のこと

今日は、調子が良くなった。そういやー、忙しい毎日だけど、いったい自分は何しているんだろう。 子供の世話に追われて、ばたばた過ごして年取っていくのである。 よし、今日一日何をしたか時系列でかいてみよう。  朝 6:30  子供たちが珍しくベッドになだれ込んでくる。 いつもはこんなに早く起きないぞ、いったいなんなんだ。 あれ、なぜか猫が娘に抱かれている。 いやそうな顔をしているが、引掻こうとはしない。 旦那がコーヒーを運んでくれる。 キッチンにある新聞の一部とコーヒーをもって、バスルームにいく。 トイレにこしかけて、新聞を読むと・・・ふむふむ、ダビンチコードの批評が載っている。 つまらない、退屈な映画だ、という評価で、段階はCとつけられている。 イラストもモナリザが目をつぶってあくびしている。 そうか、7ドルもかけて見に行く価値はないのかもね。  キッチンに行き、フライパンを二つ暖める。 一つは、娘と息子の朝食のクレープと小型パンケーキを焼くため。 前夜、オーガニックの卵+オーガニックの豆乳+ブラウンシュガー+オーガニックの小麦粉を混ぜて作っておいたもの。 市販のパンケーキの元は、トランス脂肪酸(Partially hydrogenated oil)が入っているので、使わない。 毎日食べさせるものは、安全なものをあげたい。  トランス脂肪酸のトランスって、分子構造をみると炭素の位置が鎖の両方にあるので、トランスという。 そうでない自然の脂肪酸は、Sis(シス)といって、炭素がちゃんとお行儀よく並んでいる。 トランス脂肪酸は自然界に存在しない。 普通の植物油にアルミなどの金属の棒を突っ込み、高温で一昼夜加工して、バター状にする。 マーガリン、ショートニングなどがトランス脂肪である。 自然に存在するバターは材料として高いので、ほとんどの食品会社がトランス脂肪を安い代替として使用しているの。 なので、市販のお菓子などにほとんど入っている。 入っていない食品を探すほうが難しい。 なので、特に子供に食べさせるものは、食品成分表をよーく見てから買うようにしているのだが、100%徹底は難しいね。  もう一つのフライパンでは、卵を焼いて、旦那の手持ち朝食である。 今日は、ハムと卵のサンドイッチ。 これを二つに野菜ジュースを持っていってもらう。 旦那、7時ごろ出かける。なるべく見送るよう

No. 20 花粉症クラブ

この3日ほど、体調がすぐれない、というか、くしゃみに鼻水、軽い頭痛。 夕方になるとものすごく疲れて、コンピューターに向かう力がない。 なので、インドネシアの津波 その2、が手付かずである。 旦那は「どうやらSinus Infection (鼻などの感染症)みたいだよ。」という。 お隣のフランス人の奥さんは、「この花粉症で、薬がないと何もできない。」と言っていた。 ということは、私もついに、あの有名な「花粉症」になったのか?   去年、3月の中旬に日本に戻ったとき、町行く人たちがマスクをしていた。 それも、ほとんどの人たちが。 いったいどうしたんだ? 日本一億総犯罪人か? 前歯を抜いたのか?って思っちゃったよ。 それだけ、去年の日本は花粉症が蔓延したらしい。  私は、なんともなかった。 5月の上旬にダラスに帰ってきても、こういった症状はなかったなぁ。 くしゃみ、頭痛で苦しんだという記憶がない。  しかし・・・私もついに、花粉症を経験しているんだ、と認めざる終えない今日である。 私も花粉症クラブに入会となりましたとさ。   ダラスのこの時期、テキサスではブルーボネットという青く、美しい花が、咲き誇るらしい。 しかし、今年は、昨年からの雨不足で、ブルーボネットがあまり咲いていない、という。 庭を見ると、芝生には、にょっきっと出た、レーダーみたいな花?胞子嚢なのかわからんが、そいういうのが乱立している。 芝生の花であろうか? 近くの空き地や森にも、別の花は咲いているが、ブルーボネットの青い花は咲いていない。 旦那に言わせれば、去年はそこに群生していたそうだ。 季節の変動であろうか?  asahi.comをちょっとのぞくと、日本には、もう台風一号が近づいている。 ちょっと早いんじゃない? 数年前、築地の魚市場のせりを早朝見に行った。 そのあと、朝食を魚河岸の中のすし屋で6時ごろ食べた。まわりのおっさんたちは、皆お魚業界の人たち。 「夏に取れるはずの魚がこの冬になってとれている。 海のなかがおかしくなっているよ。」っていう話が、とろをほおばる私の耳に入ってきた。   インドネシアでは、火山爆発かっていうし、鳥インフルエンザで人間の間で感染か?というニュースもはいってきた。(私は2003年春のSERSの渦中、シンガポールにいたし、香港での感染の震源地になったホテルに同時期に泊まり

No. 19 Kari Jobe

昨日の礼拝は教会のピアノのお姉さんとレゲエのお兄さんの婚約式があった。 レゲエのお兄さんは、うちの息子がドラムへのインスピレーションを受けた人である。 お兄さんは、賛美とは何か、というお話をしてくれた。 賛美を始めると、天のおとうさんは、上から降りてきて、横に一緒に座ってくれて、「いやー、元気? よくやってんじゃん?」って話しかけてきてくれるという話もしてくれた。 まさにそうだよね! お兄さん率いるバンドの演奏もあった。 そこで、ボーカルをしてくれたのが, Kari Jobeという可愛いお姉さんであった。 彼女の経歴を見ると、国内行脚伝道をしていた両親の元に生まれ、2歳の頃からステージに立って歌っていたそうだ。 なので、彼女の人生自体がお父さんに賛美をささげるものである。 彼女の歌声は、MTV, HV1に出てくる若い歌手の性質を少しもっているが、"Ben"を歌った、幼少のころのマイケルジャクソンにもほーーんの少し似ている。 今のマイケルの外見を想像しないでおくれよ。 声、声に集中してちょ。 あと、アイルランドだか、Kelticな雰囲気もあるんだよね。 しかし、謙虚さがにじみ出ている。 また、「親しみやすーい」表現力がある。  彼女のウエブサイトをリンクするけど、アクセスすると自動的に音楽が鳴り出すので、仕事中の人は自宅で聞いて下さいね。 ウェブをあけて、下にあるMenuに"Music"があるから、そこをクリックすると、彼女のアルバムの紹介と流れている曲のリストが右側にでます。 ウインドウの右上の赤い落ち葉のちょっと上にStop, Rew,Play,FFボタンが薄暗く表示されているから、これで、お好きな曲をどうぞ。 Kari Jobe ****************************************************************************** 夕べ、夜中に娘が私たちのベッドに入ってきた。 歯ぎしり、いびき、咳のうえに、私たちは蹴られたので、夫婦ともども、子供部屋に避難したのである。 なので、眠い。 おまけに、花粉症なのか、鼻水に軽い頭痛。 こういうときは、彼女の音楽を聴いて、お茶飲むのにかぎるわ。 そう、緑茶よ。 洗濯物をたたんだり、掃除もしなくてはならないんだが。 今日は、とても

No. 18 笑い  第一弾

笑いとは、副交感神経を刺激するので、体に良い、と書いているのは、新潟大学教授、安保 徹博士。「笑いの治癒力」というノーマン・カズンズ氏の本もある。 では、ここで笑えるビデオを。  母の日、笑いで楽しもう!    http://video.google.com/videoplay?docid=7050995614266907872&q=babies+laughing あかしや    メールを送る

No. 17 母の日

今日は土曜日で、子供たちの日本語補習校の日であった。 また、授業参観日でもあった。 参観したクラスはお母さんの為にフラワーアレンジメントをしましょう、という特別な授業であった。 まあ、6歳あたりの子供たちがなれない日本語で授業を受ける、というのだから、そりゃーうるさくなる。 また、フラワーアレンジメント、なんてやってことの無い子もいるんだろう。 参観している親たちは、ほとんどボランティアとなって、授業を手伝うことになった。  花を生けたら、カードを作り、花の中に入れることになった。 カードの中のメッセージを先生が黒板に書く。 これを子供たちにコピーさせる、という日本語の練習でもあった。 「お母さん、ありがとう」 「お母さん、愛してる」 というフレーズが書かれた。 うーむ、「愛してる」なんて、わかるんだろうか、子供たち。 アメリカの家庭では、毎日言っているフレーズであるが。 私は、「お母さん、きれい」もいいんではないっすか、とまた発言。 先生には無視された。 後ろの席に座っている子が、「お母さん、お金頂戴」って書こうかな、って言っているので、「お母さん、きれい」と書きなよ。 そうすれば、お母さん、喜んでお金くれるよ、なんて、くじけずに入れ知恵をしていた。  学校から帰ってきて、お昼を食べて、スポーツクラブへ子供と旦那とで行った。 プールで遊ぶためである。 なんと、屋内プールが閉まっていたので、屋外プールへいった。 ダラスはもう30度近い。 夏の気候である。 そこで、遊ばせて、じゃあ夕飯は外で食べようってことになった。 めったに外食しないので、うれしかった。 ここのところ、疲れているので。 ダラスの北西に「一條」という日本レストランがある。 なじみの店である。 イチロー、ゴルファーの丸山さん、NYジャイアンツの松井選手、テキサスレンジャーズの投手、大塚選手が来るところでもある。 女性がオーナーで一人で切り盛りしている。 とても美味しい。 今日は、旦那は、ビーフたたきを初めてオーダーした。 とても美味しくて、やみつきになる、とキリン一番を飲みながら、うれしそうな顔をしていた。 私は寿司にぎり。 久々の新鮮なお魚である。 息子はいくら握り4個、味噌汁、特注でナルトの輪切り4つ。 娘は、焼肉じゅうじゅう。 母の日ということで、アイスクリームの天ぷらも出してもらった。 美味しか

私の教会のウエブサイトの日本語

これ、投稿じゃないっす。 ぴんぽんぽんぽんぽーーん。 お知らせです。 このBlogから、私のダラスの教会のリンクに行ってくれる人が結構いるようなんです。 ありがとうございます。 今、日本語作成中です。 できたら、ここで紹介させてくださいね。 ぴんぽんぽんぽんぽーーん。  提供は、江戸浜っ子本舗 イエス営業部でした。

No. 16 インドネシアの津波  その一 

では、私たちが津波から救われたことだけを話すよ。 といっても、津波に飲まれたけど助かったていうことではないから、あまり期待しなさんな。  これは、結構長くなる投稿なので、何回かにわけて載せることにする。 いつもの通り、夜書いて、アップロードして、翌日、誤字、脱字、とくに「てにをは」や「、」の位置など直しながら、文も直す、ということをしているので、このシリーズは全部の投稿を終えたあとに、再度見直しして、書き直すということになるでしょうね。 自分では、Henry Millerみたいだぜ、なんて勝手に思っている。 ( Henry Miller は北回帰線、南回帰線などの作者で、大学を中退したけど、仕事を転々とし、女性遍歴を重ね、ヨーロッパ、アメリカを遍歴しながら書いた、という作家。 彼の文を読むと、結構文法などの間違いが多いが、それを忘れさせるほどの勢いが文に流れていて、ひきこまれる。 その文法の間違いが多いけど、出版してしまう、という点だけが、私のやりかたに似ている、と勝手にHenry Millerをここで持ち上げただけだよん。 私の文など、足元にも及ばない。) ****************************************************************************** 私たち家族は2002年の9月から2004年の9月までシンガポールにいた。 結婚8年目で、双子が2歳と10ヶ月のとき。 犬と猫も連れて、30時間かけて、フロリダからシンガポールに行った。 旦那の仕事で赴任ってことだ。 政府の職員だから、日本で言うお役人。 でも、外交官ではないよ。 日本語でいうと、運輸省の検査官。 シンガポールの事務所から中国、韓国、香港、タイ、モンゴル、インドネシアなどに出張して、現地でアメリカ籍の飛行機の修理を委託する現地修理工場を監査するのが仕事である。  お役人といっても、アメリカでは別に普通の仕事。 本当に優秀な人間はこんな政府の組織なんかにいないで、プライベートセクターつまり、一般企業にいちゃうんだよー、って旦那が教えてくれた。 なので、旦那は日本人が思いがちな「エリート官僚」ではない。 子供たちの前で、「おい!静かにしろ!聞け!」と静かにさせて、おならを「プー」とするようなやつである。 だけど、中国、韓国なんて儒教色の強いお国で

No. 15: 日本のバーチャル教会:三十番地キリスト教会

イメージ
日本のウエブをサーチしていたら、バーチャル教会、「三十番地キリスト教会」に巡り合った。   このBlogの右側にバナーを張ったから、いつでも行かれますよ。 この大きなバナーをクリックしてもとべます。 その中に 「キリスト教についての・・・・下世話なQ&Aコーナー」 をがあって、覗いてみたら、けっこういいこと言ってるんだよ。 英語でいうと、"down to the earth"、日本語でいうと、気取らない、といういいかたか。 聖書をみっちり勉強された牧師先生がかかれているから、私のこんなBlogとは違って、しっかりとした基礎の上に書かれている。 そんでもって、ジョークをかましているから、ほんまに気に入ってしまったわ。 このBlogにリンクしたいと思って、牧師先生にメールした。 本当に気さくなかたで、ネット上であるが、話はじめてしまった。 こんなバーチャル教会がどんどん増えてほしいなぁ。 ぜひ、たずねてみてちょ。    こちらのサイトでも、私のこのBlogをリンクしてくれました。 ほんとうにありがとうございます。 おおきに! あかしや番頭    メールを送る

No. 14 株

今日(日本時間 5月10日)の毎日新聞で、日本の年間自殺者の数を警察と別の政府機関での統計の取り方を調整したら、毎年、3万人の自殺者がいるそうな。 3万人って、ちょっとした大企業3社の本社の人数くらいだろう。 例えば、丸の内の大きな会社の本社ビルが3軒あるとする。 そこで働いている人が、毎日減っていって、一年たつ頃には、そのビルには誰もいなくなる、ということである。 これって、ただごとではない。  そういやー、私が19歳と20歳のころ、二人の友達を自殺で失った。 二人ともガス管くわえて死んでいったよ。 でも、理由は今とは違っていた。 一人は良くわからないけれど、もう一人は恋愛のもつれからであった。 一方、ニュース記事によれば、今の日本では、格差がひろがり、弱者への思いやりがないから、自殺者が増えている、とのことだ。 日本のネットで、まぐまぐなどをみると、金持ちになりたい系のメルマガ上位に来ている。 また、ベストセラーもお金儲けのものがある。 株で何億もうける方法とかね。 私も株やって7年くらい経つかな? こっちの大学の学位が会計と経営なんで、バランスシートは一応、理解できる。 ベータとかPE Ratio、Current Ratioとか、いろいろ判断材料も勉強済みである。 地元の小さな会社を見学して、バランスシートを見て、投資して、倍にしたこともある。 でも、15万円が30万円になったくらいのことである。 (これが双子の体外受精費用の一部となったのだ。) ネット上の株式売買はアメリカでは、もう10年以上も前から存在している。 1995年あたりのDot.Comブームのあたりから、個人投資家が増えて、Day Traderといって、家で個人で株の売買をやって生活を立てている人たちも、結構いるよ。  双子が生まれたときは、529 College Fundとなるものができた頃であった。 それにすぐ投資をはじめた。 子供の大学資金の為である。 529というのは、アメリカの税制の法律の番号名である。 ファンドの持ち主は私で、私が死んだときの受け取り人を子供にしておく。(Beneficiary) 入れるお金は税金を払った後のお金。 子供か自分の教育目的で取り出す場合は無税となる。 つまり、株の売買によるキャピタル・ゲインにも税金がかからない、ってやつさ。 別途、自分自身のリタイアの為

No. 13  ださい自分

前投稿、「No. 12 うんち頭の受難とわが夫」を出した翌日は日曜日であった。 その日は、うちの教会が間借りしている教会と別の教会との合同礼拝が朝からあった。 子供たちは久しぶりにいるダディーと一緒にお留守番となった。 教会から帰ってくると、キッチンの棚がきれいになっている。 ありがとう、片付けてくれて、といったら、「請求書だけさがして、あとは君の部屋に置いた。」 とのこと。  庭を見ると、鉢やら土の入った袋などの位置が変わっている。  まだ、やりかけだというのに、場所をかえるな! 芝刈りに動かさなければならないだろうけど、時間のある時にちょぼちょぼやっているので、しょうがないでしょ! と心の中でつぶやく。 その夜、「No. 12 うんち頭の・・・・・」の投稿で日本語の間違いが沢山あったので、直そうとコンピューターにむかった。 旦那がうつした雑誌や郵便物が山となって、コンピューターの部屋にある。  旦那! 私は暇しているように見えるけど、毎日毎日、子供の送り迎え、ご飯つくり、お風呂など、かなり忙しいんだぞ。 だから、うるさいくらいに毎日くるダイレクトメールなんていちいち見ていられない。 でも、役に立つのもあるかもしれないから、時間ができるときまで山積みとなってしまうのだ。  かっときて、その山をもとの場所に移した。 そして、「No. 12 うんち頭の・・・・・」の修正にとりかかった。 読んでいるうち、旦那を大切にしなければ、とか天国で一緒に暮らしたい、と昨日書いたばかりの人間が、旦那に対してかっとなっている。 いいことばかり書いて、実際、今は旦那に腹を立てている。 なんと矛盾したことか。  私はほんとうにダサい。 あほである。  これが、「的外れ」なのだ。  箱を探してきて、キッチンに戻り、郵便物と雑誌の山をその箱にいれて、テーブルの椅子に置いた。 翌日、かたづけようと。   今朝、旦那はまた出張に旅立った。 おこったままで、送り出すより、やはり、大切な人だから、無事で、食中毒にならないでね、っと送り出すほうがいい。 自分で書いた文を見直して、それで、反省しているんだらか、自画自賛以下の愚かさである。 ほんまにださいわ。 あかしや番頭   メールを送る

No. 12 うんち頭の受難とわが夫

イメージ
旦那が海外出張から帰ってきた。 が食中毒、または、胃にくる風邪にかかって帰ってきた。 春から毎週、出張つづきで、体力が落ちてしまったせいだろうか。 夕飯はチキンスープを作ってあげたが、それも逆戻りしてしまい、かわいそうであった。 そんな病気の旦那のそばについて離れないのが、わが長女、「プープーヘッド」である。 長女であるが、人間ではない。  結婚したときは、マイアミの北にあるアパートを借りていた。 今と同じように、出張続きの旦那であった。  私は生まれたときからずっと犬がいる生活をしていたので、なにか物足りなかった。 古いアルバムには、赤ん坊の自分と犬が一緒に布団に入っている写真がある。 母にいわせれば、私を犬が面倒みた、とのこと。  結婚後半年後、大学のレポートの為に、フロリダ東海岸のフォート・ローダデールにある「ヒューマン・ソサエティー」という捨て犬、迷い犬を保護する施設を見学しにいった。 ちなみに、そこは、Blockbuster Videoの創始者で、フットボールチームのマイアミ・ドルフィンズのオーナー、ウエイン・ハイジンガーの奥さんと娘がメインの寄付者、活動者である。  行ったら、まあー、沢山の犬と猫が「私を飼って! 飼って!」「私、寂しい・・・」と話しかけてきた。 沢山なんだよ。 飽きたから犬を捨てる人間、動物を虐待する人間が少なくないこの世。 飼ったらうるさい、とかうんちを家の中でしたから、という理由で連れてこられる犬猫が沢山いる。 あとは、迷い犬、猫。 その施設で、獣医さんのチェックを受け、引き取り手を待っている。 引き取られていかなかった犬と猫たちは、どうなるかというと・・・・・安楽死がまっているのである。 百一匹ワンちゃんの映画が何年か前にロードショウ公開されたが、そのあと暫くして、ダルマシアンの犬が沢山、こういった動物保護の施設に捨てられた。 ダルマシアンはハイパーなので、手にあまる飼い主が多かったのだろう。 うちの教会のパタリロ牧師も、ダルマシアンはハイパーだとは知らずに飼ってしまったらしい。 でも、しっかりと飼っている。 えらい。 取材を終えて、レポートも提出して、改めてその施設を訪れた。 取材のお礼も兼ねて。 本来の目的は犬を探しに行くためであった。 案内のボランティアの人が中にいれてくれた。 やはり、子犬がいいな、それも茶色。 そしたら、

No. 11 シンコ デ マヨ  Cindo De Mayo

今日は5月5日。 日本では、子供の日。 メキシコでは、シンコ デ マヨ  Cindo De Mayoという祝日。  シンコ デ マヨ? おしんこをマヨネーズでたべるのか?  シンコはスペイン語で「5」。 マヨは「5月」。 なので、5月5日のこと。 ところで、イタリア語で5っていうのは、「チンクエ」である。  男性軍はぞっとするよね。 イタリア語、英語、日本語で同じ発音であるが、それぞれ意味が違う言葉がある。 「Bimbo: ビンボ」 (1)イタリア語:男の子  (2)英語:だらしない感じの女性  (3)日本語: 貧乏。  おっと、軌道修正だ。 メキシコとかかわりの深いテキサス。 そして、アメリカ議会が不法移民を犯罪者にする、という法案を持ち出して、このところ、メキシコ人移民を中心にアメリカ全土でデモが起こっている。 そんな中で迎えたシンコ デ マヨ。 ここダラスでも、学校では、シンコ デ マヨのイベントがあり、この週末では、隣町でフェスティバルがある。 なんで、メキシコの祝日をアメリカでも認知するのか、ちょっと不思議に思って調べた。 下記のWebsiteを訳してみた。 原文はメキシコ政府からのものではなく、多少バイアスがかかっていると思う。 フランスに言わせたら、別の言い方となるだろうから。 まあ、とりあえず、ご参考に。 http://www.vivacincodemayo.org/history.htm <翻訳> Cindo De Mayo (シンコ デ マヨ)、5月5日はメキシコの独立記念日ではないが、そうするべきだ。 さらに、 シンコ デ マヨはアメリカの祝日でもない。 だが、そうすべきだ。 メキシコのスペインからの独立記念日は1810年9月15日の夜中である。 しかし、スペイン兵がメキシコから追い出されるまで、11年かかった。  では、なんでシンコ デ マヨが騒がれるのか? なんで、アメリカ人までもが、この日を楽しむのか?  なぜなら、1862年5月5日の朝、メキシコシティーの東100マイル(160キロ)にあるプエブラで、8000人のフランス軍兵士と寝返りをうったメキシコ人兵士の軍を、半数の4000人のメキシコ兵士がやぶったからである。  その5ヶ月前、スペイン軍とイギリス軍、そしてフランス軍が、新しく選ばれたインディオでもある民主党大統領のベニト・フアレス

No. 10 まぼろし

イメージ
うちの教会には、 島倉千代子 がいる、といったら、反応は以下であろう。   1. ええ! 本当?!  2. またぁ、いつもの冗談だぜ。 何がいいたいんだよー、おまえ。  3. 島倉千代子って誰ですか?   1.の反応を示す人たちは、素直な人で、純粋な人だ。 悪い人にだまされないでね。  2.の反応の人は、ダチである。 よく、わかってるじゃん。  3.の人は、私が「歳をとったなぁ」と感じざる終えない、若い世代の人たち。   日本語学校の間に他の永住者のお母さんとお茶するんだけど、この土曜日にだって、歳の話になって、私が一番年上ってわかった。  札幌オリンピックをしらない人が多い! スキージャンプで笠谷選手が金メダルをとったとき、アナウンサーが、「笠谷! やった! 飛んだ!飛んだ!飛んだ!飛んだ!飛んだ!飛んだ!飛びました!」と興奮して、叫んでいた。  何回「飛んだ」をいったのか、が暫く話題になったほどである。  若い人たちは、ロサンゼルスオリンピック、カルガリー、あたりからの記憶があるんだろうなぁ。 まあ、そんなお茶話をして、出るときに言った。「年寄りをいたわらなきゃ、いかん!」 島倉千代子に話を戻そう。  彼女は、私たちの親の年代にファンが多い、ベテラン歌手である。 事実、私の今は亡き母方のおじがファンであった。今は、イメージチェンジして、ダンスナンバーなどを出しているらしいが、私の子供の頃は、「からたち日記」を聞いた覚えがある。 母もおじも、島倉千代子の声って、「鈴がなるような声」なのよ、と口を合わせて言っていたっけ。  その「鈴」のような声をもっているのが、うちの教会の賛美リーダー、こにしきさんなのである。  前回の投稿の「ディスコ ICC」で、ロックコンサート、と書いたが、中には、静かでしっとりとした歌もある。  今年の復活祭は4月16日であったが、旦那が始めて教会に来た。 旦那の母親と弟さんが滞在していたからもあるだろうが。 その旦那が、こにしきさんの歌に聞き入っていた。  家に帰って、「いやー彼女は歌えるねぇ・・・。」と感激していた。 ところで、教会の人たちが旦那の弟を旦那のお父さんと間違えていた。 お父さんは、家で犬と猫とで留守番していた。   牧師のパタリロ先生が飛び跳ねるロック調ではなく、しっとり、じーん、ぐわーっと感動する曲は: 「Simply