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No. 65 寝込んで思ふこと

この金曜日、3月23日に11時間運転してサンタ・フェから帰ってきた。 帰ってくる日から気持ち悪くて、家についてからは、ダウン。 胃にくる風邪らしい。 日曜日の夕方、すこし良くはなったので、固形物を少し食べた。 その夜中、ものすごい腹痛とものすごい下痢。 恐れていた「げげ」はまぬがれたものの、真夜中、一人で結構苦しんだ。 なにせ、トイレには5分おきに行かなければならなかった。 ばか犬も眠くて、起きて来やしない。 その苦しみのなかで、現在、抗がん剤の副作用に苦しむ友を思った。  抗がん剤の副作用の吐き気と下痢、脱力感とは、これ以上のものであろう。 私のこの症状は一週間でなんとか治るであろう。 しかしながら、彼女はこのつらい状態が一年続くわけである。 それを思ったら、苦しみのなかでも、「神様、私のこの苦しみを取り払ってください。」と自分の為に祈るよりも、その友人の為に祈ることとなった。 このつらさも、多分、彼女の苦しみの百分の一を理解できるように与えられたんじゃないか、と。 それを思ったら、また、マゾ精神なのか、この苦しみを有難うございます。 これで、彼女の苦しみが少しわかります。 もっと彼女のことを祈っていきます、と祈った。 そして、いつの間にか眠りについた。 しかし、こういった苦しみを家族から離れた病院で絶えているご老人たち、いかに寂しいだろうか、と思う。 夜中の病院、ブザー押して、「痛い。 助けてください。」といっても、夜中は看護士が手薄だから、希望がなかなか叶わない。 家族の負担はものすごいけど、やはり、お年寄りは家で家族と一緒に最後まで過ごせるのがいいのかなぁ。 家族といっても、嫁とか姑とかあるから、複雑だろうけど。 その翌日の昨日、前夜の苦しみの再発が怖くて固形物を食べれず、何も食べずに、寝ていた。 直腸がんでなくなった親友の旦那さんを思い出した。 腸が癒着して、最後には何も食べれなかった彼。 下がふさがっているから、食べ物が下からでない。 逆行するのみ、という地獄の苦しみ。 「俺、本当はチャーハンたべたい! 餃子たべたい!」と言っていた。 その気持ちも分かった。 3時にはなんとか子供たちを迎えにいって、その脚で、スーパーにいき、ゲーターレードを沢山かってきた。 日本だったら、ポカリスエットを迷わず10本は買っているんだが、合成着色料がまかり通るアメリカ。 赤

春休み

3月19日から一週間、子供の学校の春休みです。 ということで、また、じじばばの住むSanta Feに行ってきますだ。 また、600マイル、旦那と交代で12時間運転か・・・。 でも、ばばが楽しみにしているので、行ってきます。 明日の朝、3時起き。 気が向いた人は、天のおとうさんに、「道中、守ってね。」って言ってみてくださいね。 では、3月の下旬まで! あかしや

No. 64 怖いもの

今朝、いつものように、ばか犬(ぴっぴちゃん)と老犬ぷっぷちゃんを散歩に連れていった。 いつも車を停める駐車場にバンを置いて、二匹をおろした。 もちろん、呼んでもそばにこないばか犬は、首輪に引き綱をつけた。 その駐車場から森への小道にいくには、道路沿いにある歩道をほんの少しだけ歩く。 その歩道にさしかかるころ、ぴっぴのばか犬、行きたくない、という。 「なにぃ~、なにしとるんや! ほれ!いくんだよ!」と綱をひっぱって、森の方に向かうと、今度は、猛ダッシュしやがった! こちとら、そこの高い靴(ハイヒールというより、全体が高いブーツのようなもの)をはいているんで、危うく、こけそうになった。 危ない! ぐいんってひっぱるから、へたすりゃ、鞭打ちになるよ。 老人になったら、こういったばか犬は飼えない。 こけて、骨折って、寝たきり老人となってしまう。 そんなことを考えている私のことは、どうでもよく、ばか犬はぐいぐい、ひっぱっていく。 森の小道に入ったところで、首輪と引き綱をはずしてやった。 それでも、道を先へ、どんどん走っていく。 「お~い、どこへいくんだぁ??」 それでも、しっぽを下げて走っていくあのばか犬。 後ろを振り向くと、今、通ってきた道路の分離帯では、工事をしていた。 その工事現場には、キャタピラー社製の大きなパワーシャベルが土を掘っていた。 ぐお~ん、ぐお~ん、という音と、エンジンの音がしている。 そうか、これだったんだ。 ばか犬がこわがっていたのは・・・・。  そうね。 犬にしてみれば、パワーシャベルの用途なんて理解できるわきゃぁないわ。 あの黄色くて、どでかいロボットのような手のものが、ごぉ~って動くんだから、そりゃあ、怖いかもしれない。 人間にしてみれば、ジャイアントロボにせまられてるようなもんだ。 (* ジャイアントロボ:1960-1970年代のTV番組:でかーいロボットよん。)  老犬のぷっぷちゃんは、べつに~と普通に歩いている。 さ~すがぁ、年の功。 年季はいってるよね、このおばさん。 年輪を重ねると、あまり驚かなくなるってことね。 ばか犬でも、怖いものがあった。 怖いといえば、思い出すのが、野茂投手。  13年前、日本人ただ一人、アメリカの大リーグで勝負するために来日した。 ロス・アンジェルスのドジャーズに入団。 あのナックル投法で、多くのスラッガーを三

No. 63 読んでくれて有難うござんす

来月で、このBlogを始めて一年がたちまする。 不定期発行で、時には2週間も書かない、ほんまにいい加減なBlogなんですが、それでも、ちょぼちょぼ、ここに辛抱強く来てくれる人たちもおられます。  心より、御礼申し上げまする。 最近では、スリランカにいる日本人の人のBlogに「もうリンクしました。」なんてメールが来たり、どこかの神父さんか牧師さんからメールで、コメントをうけたまわり候。 さらに、28年ぶりの高校の同窓会が今週末あって、それを機会に昔の同級生、同窓生と通信が始まり、同級生、同窓生もこのBlogを読んでくれたり候。 あっしは、敢えて、熟練クリスチャンにはなりたくなく、むしろ、イエスって何者?という時の自分にいつもたちもどり候。 どういったことで「クリスチャン」という言葉にたいして抵抗があったか、どういうことが分からなかったか、などを振り返りながら、敢えて口語体で、筆をはしらせたり候。 それもあほな、江戸弁、横浜弁、関西弁をごちゃまぜにして候。 先週、ここダラスの日本人の人から、わざわざ電話ももらいたり候。「おもしろい。 罪ってこう書かれると俺でもわかるよ。」と言ってくださり候。  てなことで、相変わらず、誤字、脱字、まちがいの多い文しかかけまへんが、見逃しておくれやす。(これは京都弁か?) では、これからも、よろしく、よろしく、お頼み申し上げ候。 めちゃくちゃ日本語で候。 だから、あほなんよ。 やはのうえ本舗 イエス営業部 小間使い あかしや番頭