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No. 121  「神さん、助けてね」

遅ればせながら、2009年、無事に迎えられたことを感謝します。 これを読んでくださるあなたも、無事に何とか2009年を迎えられたので、一緒に喜んじゃいましょう。 Tax Seasonが始まり、忙しい毎日である。 クリスマスカード、年賀状も書いていない。 返信も出していない。 そんな状態なので、これは、短く。 今日は、1月20日の火曜日。 アメリカ、新大統領の就任式があった。 こんな寒いワシントンDCに150万人以上の人が、歴史的な就任式を見ようと、参加していた。 寒くて、トイレ、どうしたんだろうか。 もらす人もいるんだろうけど、凍ってしまうんじゃないか、と勝手に心配しながら、テレビを見ていた。 他の用をしながら、半分は聞いていたので、のめりこんで見ていた訳ではない。  オバマ大統領の演説は、彼が2年前に出馬を決めたときの方針と一致していて、悪くない演説だった、という批評があった。 彼は、虹色の未来のことは約束せず、国民の犠牲、自己責任を訴えていた。 内容としては、レベルが高かったが、果たして、全員が理解できたかどうかは、少し疑問であった。 それにしても、このスピーチライターは若干26歳の青年だということ。 今までとは違った、新鮮さのあるスピーチである。 最高裁の裁判官の前で、オバマ大統領は宣誓をした。 この宣誓の言葉の最後は、常に、「So, Help me, God」なのである。 つまり、『神さん、助けてね!」なのである。  大統領就任宣誓だけでなく、国家に対しての、宣誓の〆は、「So, Help me, God」=『神さん、助けてね!』である。  アメリカという大国の長に経つ、大統領が、助けを求める、というのは、何故かアンバランスな感じがしないでもない。 また、選りすぐったブレーンを抱えて、国事をこなしていくのだから、そこで、他力本願になる、というのも、「おいおい、だいじょうぶかえ?」とつんのめるかもしれない。 しかし、アメリカの歴史で、代々の大統領は、『助けてチョ』を繰り返してきたのである。  アメリカは、宗教の自由はあるが、やはり、われわれの神さんの元に出来た国なんであろう。 そこのところ、ダビデが極めたイスラエル王国と同じである。 一応、アメリカでは、有名(らしい) Rick Wallen牧師が就任式の冒頭で祈りを捧げた。 彼は、この国の悔い改めと隣人の許し