No. 34 神様、助けて!

Houstonから戻りました。 按手式はよかったなぁ。 あそこの教会の人はダラスのここの教会よりも、平均年齢が高く、50-80歳代の人が多いようである。 なので・・・・ポットラックの食事が美味しかった。 のり巻きで、卵、花鰹、ほうれん草、にんじん(だったかな?)の入ったものがあって、具も一番だしをとったもので味付けをしっかりしてある。 これは、美味しかった。 いいなぁ、大魔神先生。

出発の前日、私は35度を優に越えるくそ暑いダラスの炎天下で、庭の藤棚(日よけ棚)に防水剤を塗っていた。 結構疲れたが、出かける前にやっておこうと無理をした。 私たちの不在中、旦那が続きの工程をしてくれるから、私の分をなんとしてでも、終わらせておきたかった。 

終わったあと、荷造り。 なにせ、子供の分もあるから、時間のかかること、かかること。 夕飯はスーパーからスペアリブを買ってきて、ご飯を炊いて夕飯とした。 結構、おそくなってしまった。 床に就いたのが12時半。 

2時半ごろか、突然目が覚めた。 少し気持ち悪かった。 パターンが韓国でなった食中毒のパターンであった。 腸がぐるぐる動くのがわかる。 トイレに行って、用を足した。 なんか変だぞ。 なので、ピンクの胃薬を飲んだ。 う~ん、吐くかもしれん。 でも、そうしたら体力がなくなるから、明日Houstonに行って、賛美が出来ないぞ、どうしよう。 それに、吐くのいやだ。 これは、たぶん、昼間働きすぎたので、脱水症状なんだろうなぁ・・・・。

ということで、苦しいから、神頼みした。 天のお父さん、明日Houstonに行かなきゃならないので、治してください。 吐いたら、がっくりきて、長距離の運転は無理になります。 そしたら、賛美できません。 天のおとうさ~ん! 治してください!! 助けてください!!! と、必死に祈ったのである。 それでも、胃の調子には波のように、上下がある。 もっと祈る。 祈った祈った。 30分?一時間位であろうか、少し肩の力が抜けてきて、「さあ、眠るが良い。」という声が聞こえたような気がした。 そのあと、眠りに落ち、翌日、6時には起きることが出来た。 Houstonまで4時間半の運転をこなし、無事に賛美もできた。 ほっとした。

実は、イエス兄さんを信じる前に、同じようなことがあった。 教会に二回ほど行ったあとの去年(2005年)の正月の夜であった。 夕飯を終えた後、背中が痛くなった。 腎臓か、肝臓、という位置であった。 こんな痛みはじめてであった。 どんどん痛くなる。 ぎゅーっという痛みが増していく。 いったいなんなんだ、これは。 苦しくて、もう救急車だ!と思ったのだ。 その時、苦しさのあまり、生まれて初めて、自分で祈ったのである。 「神様、イエス様、助けてください。」と。 教会にちょっとのつもりで行き始めただけで、自分で祈るということは、一切したことがなかった人間が、苦しい時の神頼みをしたのだ。

その苦しさのなか、横になっていたのだが、仰向けに寝ることができた。 閉じた目に映るものは、まっ白なバックグラウンド。 そして、あるシルエットが浮かんできたのだ。 イエス様のシルエットであった。 それが見えてから、いつのまにか、私は眠りに落ちていた。 あれは、いったいなんだったのであろうか。 翌朝は、なんともなかった。  今、思えば、それは、私が天のお父さんによって、かつおの一本釣りのごとく、ぐいぐい引っ張られていくような現象の予兆だったのかもしれない。 でも、未だにわからないなぞである。 

苦しい時の神頼み。 信仰を持たない人間でも、神様を必死に求め、祈ることがある。  あなたもあると思うよ。  神様ってのは、一人だから、必死の祈りってのも、聞かれることってあるんだと思う。 

あかしや

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