No. 252 新聞、雑誌はオワコンか?
うちの旦那、トランプが大統領になった時に、新聞の定期購読を辞めてしまった。
「Moron(あほ)の顔を見たくない!」だって。
なので、あたしは、地元の情報、アメリカの情報に多少は疎くなったかもしれない。
その後、コロナ禍で、YouTubeに火がついて、特に日本のYouTubeがいやでも目に入ってくる。
ホリエモン、ひろゆきさん、青汁王子など、南原さん、街録チャンネルなど、娯楽として、見ている。
一貫して思うのは、ビジネス系YouTubeの視聴者は、ホリエモン、ヒカルさん、青汁王子さんのように、お金持ちになりたい。それも、努力しないで、という傾向があるようだ。
コメントを見ると、そうか、そういう人たちか、という感じを受ける。
また、そういったビジネス系YouTubeの人は口をそろえて、「まず、行動をすること!」と結論づけている。
しかし、ほとんどの視聴者は、行動をしないから、こういったYoutubeは「娯楽」となる。
更には、炎上の元ともなる。
最近はどのYouTubeも同時に週刊文春を非難するもの、宮迫さんの牛宮城のオーナーシップと権限についてのことに集中している。
まあ、これも一週間すれば、下火になるだろう。
しかし、たきつけた、あっちゃんは、頭いいなlと思う。
彼は、慶応大学卒業なので、それなりに優秀なんだろうね。
昨年末に、元上司が、週刊誌に記事を書いた、という連絡に行き会ったので、わざわざ日本から取り寄せて、読んでみた。
サラリーマンが読む週刊誌。
まず、袋とじで、ヌード写真があった。
男性の生殖機能を向上させる、お薬の広告があった。
それはともかく、記事をサラッと読んだ印象は。。。
日本の週刊誌は、ガラパゴスである、ということ。
日本で、サラリーウーマンをしていた運十年前と、内容、書き方、雑誌内の世界が全く変わっていない。
これには、愕然とした。
世の中、これだけ変わっているのに。
その雑誌を開ければ、うん十年前の玉手箱がいつでもある、という感じ。
たまに開いて、ノスタルジーにふけるのには良いかもしれない。
ガラパゴス、と言えば、イグアナ。
イグアナ、と言えば、たもり。。。
じゃあ、旦那が辞めた新聞はどうか。
日本の新聞は手に取る機会がないが、あたしは、Wall Street Journalの電子講読をしている。
コロナが始まった時、きちんとした情報は購入する、と決めた。
それだけ、変な情報が行きかっていたからである。
日本の電子雑誌、講読はどうか?
メジャーな新聞は、最近やっと足並みをそろえたという感じ。
しかし、派手なタイトルが目立つ。
YouTubeのあおり、釣り、のようなタイトル、見出しが増えている。
大手新聞社の敏腕記者だった叔父が見たら、嘆くだろう。
でも、これも世の趨勢である。
新聞、雑誌の生き残りは、やはり、その幅広い情報ネットワークと書き手の質であろう。
又、そういった記事を読む層がある人口の多さによる。
幸い、アメリカは人口は日本の二倍。
識字率は日本より低い。
しかし、新聞と本を読む層は一定存在する。
日本はどうなんだろうか。
2019年の帰国時に、島崎藤村の「夜明け前」を買って、木曽路へ向かった。
電車の中で読んでいたが、周りを見回すと、本を読んでいるのは、あたしだけだったことが多々あった。
みーんな、スマホにくぎ付け。
もちろん、スマホでニュース、本を読んでいる人もいると思うが。
このところ、床に就いたあと、YouTubeを見るのをやめている。
その代り、家のペンキ塗りをして、体を使った後、ベッドで本を読むようにした。
そうしたら、結構寝つきが良くなった。
本の感触がいいのかもしれない。
iPadのBlue Rayが脳には良くないというが、知らず知らずのうちに、あたしもその影響を受けて、寝つきが悪くなっていたのだと思う。
あたしのホームオフィスには、聖書が置いてある。
仕事初めに、手にして、開く。
何故だか、コンピュータを目の前にして、聖書をGoogleで検索することは殆どない。
手にして、開く過程で、紙の感触が伝わってくる。
この作業は無意識である。
しかし、無意識の中に、神さんの意思があるのかな、と思うのである。
***
今日は、寒い日。
机の右手には、聖書。
あたしの後ろには、愛犬のぴっぴちゃん。
おならするんだよね。くさいわ。
コメント