No. 250 癌ではなかった No.2
昨年10月に家人のMRIの結果、脳には腫瘍はない、ということがわかり、癌ではなかった、というBlogを書いた。 そのあとのことである。 実は、家人の甲状腺になにかあるらしい、というのがそのMRIから発覚。 なので、今度は、脳ではなく、首にある甲状腺のMRIを受けた。 かなり大きな影があるとのこと。 専門家は、Biopsyという生体検査をすることを進めたので、予定を立てた。 その日は、12月30日。 長生きの家系でも、そういった病気が発生することもありなん、と心の準備に入った。 準備としては、やはり経済的なこと。 生きて収入があるうちに、この家の住宅ローンを早く支払ってしまった方が、いいだろう。 看病となると、だんだんエスカレートしていくから、あたしの職場を寝室の中にもっていこうか、と。 そして、いずれ、あたしが仕事ができなくなるだろうから、仕事を引き継いでいくPlan Bを構築していかなきゃなぁ、と思っていた。 本人の苦しみがどうなるかは、さておいてだが。 これだけは、あたしができることの範疇から外れてしまうし、身代わりにはなれない。 でもだよ、不思議なんだけど、一貫して、心には平安があった。 癌でも癌でないにせよ、神さんがきっと助けてくれる。 だから、安心だ、という平安が。 ヨハネ14:27 わたしは平安をあなたに残していく。 わたしの平安をあなた方に与える。 わたしが与えるのは、世が与えるようなものとは、異なる。 あなたがたは心をさわがせるな、またおじけるな。 うちの教会のパタリロ先生が、10年以上前に癌の宣告を受けた。 「がーん!」という心境が1-2時間続いたが、そのあと祈ったあと、 平安が心に入ってきた、という。 結果、その癌は手術によって取り除かれた。 *** 生体検査を受けた後、正月を迎えた。 正月の三日に、あたしと旦那は、釣りのキャンプにでかけた。 旦那は、川でマス釣りを。あたしは山小屋で、本を。 インターネットもないし、電話も通じない環境に3日いた。 山を下り、街中にでたところ、医者から電話があった。 結果は、癌ではなかった。 Noduleというものだ。日本語だと、「結節・根粒」というらしい。 癌ではなかった。 又、一つ新しいチャンスと時間を神さんからいただいたような気がする。 なので、この後10年は、神さんからいただいた時間を、何かに捧げ...