投稿

1月, 2007の投稿を表示しています

No. 58 怠慢への大反省

あれまー、この前の投稿が1月3日ということは、今日がもう1月20日だから、2週間以上、ほっておいた。 また、やったわ。 この週、ダラスには寒波が来て、雪も降った。 娘も熱を出して学校を休んだ。 まあ、今週はそういう理由で忙しかったから、ここにこれなかったけど、先々週、私は何をしていたんだろう?  うーん、思い出せない。 健康診断のフォローアップにいったくらいかなぁ。 同じく、私は、去年一年、何をしていたのか、あまり思い出せない。 母が亡くなってからの一年であったから、喪中ではあった。 そして、その夏はくそ暑かった。 秋から冬にかけて、悶々としていた時もあり、断食して祈った。 そして、12月に日本に帰った・・・、位しか思い出せない。 ただ、すべきことをあまりしなかった一年であった。 引越し荷物の片付け。  教会の会計のシステム構築。 家計の経費の削減(ケーブルキャンセル・インターネット電話に切り替え)  本の翻訳。  発声練習。  ジャズピアノの練習。 やらなければいけない、やらなければいけない、と思う一方、体と心がついてこなかったと思う。  また、「~せねばならぬ」と考えるから、自分自身にプレッシャーをかけるんだけど、実際、なにもしなかったから、良心の呵責(かしゃく)も芽生える。 特に、教会への奉仕で、自分で言っておきながら、何もしていなかったことが心の中で重くなっていた。 だから、自分の心のなかで、ひとりずもうして汗かいているようなもんだった。 体も多少は年をとっているけど、何もしなかったのは、むしろ、心が疲れていたからだろう。 あることにとらわれていて、何も手につかなかったという一年でもあったんだろう。 また、親の死のあとの「ずーーん」と来るものは、以外にも大きかったんだろう。 なにか達成したかなぁ、と考えたら、ピアノを買ったんだ。 このことのBlogもかきそびれている状態だけど。 それで、毎日ピアノを練習しているから、多少は上達したと思う。 歌の練習も始めたけど、もう少し家で腹筋つけたり、トレーニングをしないとだめだから、これは、「達成」のうちには入らない。 ということで、去年は、あまり達成感が得られなかった、悶々とした、ぐうたらな、怠慢な一年であった。 でも、喪中ってこういうもんなんだなぁ、と自分で勝手に理由をこじつけて、自分を勝手にゆるしていた。   私の

No. 57 がまん強さ

新年おめでとう! 昨日の夕方、サンタ・フェから戻った。 本当は、12月28日に戻り、お正月を自分の家で過ごそう、という計画であったのだが、戻ったのは、5日後の1月2日。  サンタ・フェでは、記録的な大雪で、帰路の高速道路がすべて通行止めになってしまったのであった。  お陰で(?)、一日余分に息子にスキーを教えてあげることが出来た。 さすが、私と旦那の息子である。 教えて2日目には、すいすいと、ゲレンデを滑って行った。  スピードの制御がまだであるが、急勾配でないスロープなら、転ばずにすいすいと滑っていくことができる。 学生のころ、横浜のYMCAで子供たちにスキーを教えていた。  子供に教えるには、まず、最初にスキーのバインディング(スキーとスキー靴を留めるデバイス)の調整をしっかりする。 これを怠ると、骨折事故に簡単につながる。 だから、自分の担当の子供たちには、時間をかけてでもひとりひとりバインディングを調整する。 ゲレンデで転んだとき、負荷がかかってバインディングが外れるように調整する。 大きな負荷がかかっても外れないときは、捻転骨折につながる。 一方、バインディングがちょっとした負荷で簡単にも外れてしまうと、スキーをしている最中にスキーがはずれ、これまた怪我の元となる。  なので、必ずドライバーを用意して、一人一人の調整をしてあげた。 調整して、スキーを履かせる。 そのスキー靴を横から思い切り蹴って、外れれば良し。 外れなければ、ちょっと緩める。  自慢ではないが、こうやって無駄に思える時間を一人一人に費やしたので、私の担当のグループからは怪我や骨折した子供は一人も出なかった。 一人の子に時間を費やしている間、子供達には勝手に雪の中で遊んでいてもらう。 これも重要なトレーニングの一つ。 「雪慣れ」してもらうのである。 バインディングの調整が終わったら、次は転び方と立ち方。 転び方は、女性の横座りのごとく、お尻をスキーの外の「山側」、つまり斜面の上に落とす。 両足の間にお尻を落としたって、スキーはなかなかとまらない。 そのまま「ぎゃぁーー!」と奈落の底に滑っていくのを眺めるしかない。  起きるには、まず、寝そべって、上体を「山側」、つまり、斜面の上、に置き、足を「谷側」、つまり斜面の下側に持っていく。 寝そべって両足を宙に振り上げてでも、その体勢に持っていく。