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7月, 2007の投稿を表示しています

No. 76 ダクトの掃除、その後(No. 75 固定観念の追記)

今日は安息日の日曜日であるが、私たち夫婦は働いた。 朝、旦那は早速屋根裏にあがり、LintEaterでごりごりごりと「正しい」ダクトを掃除していた。 昨晩、手伝うよ、と言った私は、犬と子供達とで、Bedで遊んでいた。 しばらくして、旦那が、「こっちきて、見てみなさい。」と言う。 キッチンの方に寝巻きのままで赴く。 汗まみれの旦那の手にあったものは・・・・・ 「鳥の巣」 だった。  それも、かなり大きい。 ここら辺は、Hay(ヘイ)といって、馬と牛の餌にする干し草が平原にどーんと置かれている。 その干し草をつかった鳥の巣。 屋根とダクトの出口にあり、さらにダクトの中にまで、巣があったそうだ。 確かに、雨水をしのげるし、冬は乾燥機からの暖かい空気でぽっかぽかである。 でも、夏は、住めやしないぞ。 この巣のお陰で、一年近く、乾燥機がうまく使えなかったのだ。 だから、排気を家の中からオフィスのある一角に出していた。 家の一部がほこりまみれになっていた。 旦那の6ヶ月以上続いた出張もひと段落したので、こうやって、やっとダクトを直すことができた。 一休みしてから、庭の芝刈りをするから、とうい旦那。 でも、結構疲れているようなので、芝刈りは、私がした。 木の剪定(せんてい)に、雑草取り。 また、土方焼けにはくがついた。  教会に行く途中、豪雨に見舞われる。 礼拝も大幅に遅れた。 でも、ちょうど庭の水撒きが必要だったので、ちょうどよい、お湿りであった。 鳥の巣、といえば、もしかしたら、暖炉の煙突の出口にも、あるのではないか。 朝、たまに、暖炉から、鳥のピーチクパーチクが聞こえることがある。 また、冬がきて、暖炉を焚く日が来れば、焼き鳥となって落ちてくるか??? ということで、労働してしまった安息日も終わる。 今日も9時までには床に入って、「How doctors think」を読むこととしよう。 今週も安全で、良い一週間でありますように。  あなたにもね。 あかしや番頭     メールを送る

No. 75  固定観念

今朝4時に、老犬に起こされた。 ベッドのわきにきて、「う゛ー」と言われた。 人間の言葉に翻訳すると、「はよう、起きて、あたしを外に連れていかんかい! もれてしまうで!」である。 夢遊病者のように起きて、犬を外に出して、「わん!」と呼ばれるまで、居間のソファーに寝ていた。 自分のベッドに戻ってからは、私のこと、すぐに眠りについた。 旦那はそうじゃなかった。 その時から起きてしまい、家の仕事を始めた。 土曜日の今日の私たちの仕事は、詰まっている乾燥機のダクトを掃除して、空気の流れをよくすること、と、車のメンテであった。 そのダクト掃除には、先日Lint Eaterという道具をネットで買った。 煙突掃除用の細長いワイヤの先にブラシやら、小さなつかみ手のようなものを装置して、ダクトの中を這わせる。  私が起きたころには、旦那は朝食を外ですませ、必要な道具をHome Deptというところで買ってきていた。 屋根裏の板を削る電気のこぎりの音がまもなく聞こえてきた。 うちのばか犬は、何事か?といぶかしげであった。 昔のビクターのマスコットであった、ダルマシアン犬が蓄音機のラッパ型のスピーカーに耳を寄せて首をかしげている、まさにそんな感じで。 下から掃除道具を入れたが、途中、ひっかかったらしく、屋根裏にあがって、上からも詰まったリント(Lint:衣類からでる繊維のごみ)をとろう、という魂胆であった。 ダクトは、地上階から屋根裏に登って、外に熱い空気が排出される用に這わせてある。 日中は40度ちかくなるダラスの夏。 さらに、屋根裏部屋はもっと気温が高い。 その中で、旦那は一生懸命働いてくれた。 途中、旦那が屋根裏からおりてきて、「面白いダクトシステムで、つっかかったのは、なんとFanが途中に入れてある。 おもしろいシステムだね。」といっていた。 私も、「うん。よく出来たシステムだね。」と答えた。 午後は、車のメンテ。 3月のInspection(年次車検というのか)の時、メカニックがパワステ用のオイルというか潤滑油が汚いので、交換しなきゃだめ。 エア・フィルターも汚い、と見せてくれた。それぞれ、$20と$70かかると言う。 うーん。 それは、ちょっと高い。 自分で変えられるからいいや、と断った。 それを旦那と一緒にやろうとしたら、午後、あっという間に旦那がすべてやってくれた。 部品、

No. 74 Have you hugged your children today?: 今日、子供達を抱きしめたかい?

最近、生活のリズムを変えた。  夜、9時から10時が旦那の就寝時間なので、私も同じ時間に床に就く事にした。 朝は、旦那の朝食と昼のお弁当二つを作り、7時には、いってらっしゃい、と送り出す。 その後、洗濯、子供の食事、そして、子供の勉強をみっちりとする。 午後はなんだかんだ買い物などの用が入り、あっという間に6時過ぎには、夕食。 夕食を片付ければ、もう寝る時間。 ということで、コンピューターに向かう時間はほとんど無くなってしまった。 明日は、早く子供達を起こして、ダラスのダウンタウンにある博物館にいこうと思っている。 博物館への行き方をネット検索したついでにこれを書いている。 ***************************** 2日前に6年ぶりにフロリダに住んでいた時のご近所さんに用があって電話した。 うちから4件隣にすんでいたレバノン人の家族であった。 1997年、1998年あたりに、そこの高校生の息子さんの数学の家庭教師をしていた。 優秀なお子さんで、優等クラスに入ったはいいが、数学にちょっとついていけなくなった、ということで、彼の母さんから頼まれた。  ご近所さんだから、毎日来ていいよ、値段も安くしておきましょう、ということで始めた。 背の高い子で中近東人の綺麗な顔をしていた。 毎日、学校が終わると、家に荷物を置いて、すぐに私の家に来た。 お父さんが自分で会社を経営していて、お母さんも事業を手伝っているため、時には、かぎっ子状態であった。 なので、うちで、水とスナックを出してあげた。 育ち盛りだから、よく食べた。 いつも勉強のはじめには、「今日、学校で何があったの?」と聞くようにしていた。 だんだんうちとけて、「今日、俺、伝説を学校でつくったんだ! バスケットの試合ですごい業をしたんだよ。」とか、「あの先生ににらまれた。」「麻薬は学校で簡単に手に入るよ。」などと、自分の親には、話さないであろう内容の会話もしてくれる間柄になっていった。 勉強の方も、試験を受けるコツ、見直しの大切さを教え、幾何学では、箱をつかって立体モデルを作って説明した。 結果として、平均して、95点以上の成績をキープできるようになった。 その子は3人兄弟の長男だった。 妹さんと一番下には弟さんがいた。 時に、頼まれて、妹さんが数学で苦労していたときは、タダで見てあげた。 一度、3兄弟が

No. 73 またやってくれた、ばかちんちん

本来なら、No. 73  すべて任せて飛ぶ その2、と来るはずだったのであるが、今日起こったことを書く。 うちのばか犬は1歳になった。 でも、物を噛む癖はまったく治らない。 毎日、何かが噛み砕かれて、床に散らばっている。 それを片付けるのも疲れてきた。  このばか犬が我が家に来てから、余計な事が増えて、疲労困憊となった一年であった。 あまりにも、いたずらが過ぎるので、最近は、「ばかちん」と呼ぶようになっている。 先週、時差ぼけフルスイングの時に、昼寝をしていた。 なんのきなしに起き上がってベッドの横をみると、ばかちんは、バッグの中から私の携帯電話をそろりと抜き出して、アンテナのところくわえて、そーっと引きずっていた。  現行犯逮捕とあいなった。 今日の午後、自分のオフィス野暮用をしていると、突然、子供達が大声を上げながら入ってきた。 「たいへんだー!! ○○(犬の本名)がマミーの電話を食べたーー!!!」 なにぃーっと、寝室へかけていった。 そこにあったのは、かじられた私の携帯電話。 ソフトカバーをつけてあったのだが、その下半分がかじられていた。 アンテナの先のプラスチックは消えていた。 延長アンテナは、曲がっていて、中に押し込んでも入っていかない。 細い針金が出たまんまになってしまった。 アンテナの元の太い部分には、歯型ががじがじに後を残していた。 しかし、電話は死んではいなかった。 なので、歯型のついた電話だけども、そのまま使うことができるので、買い替えの必要はない。 ただ、ばかちんは、証拠をしっかりと残し、双子の証人もいるので、執行猶予なし、情状酌量なしの確信犯である。  電話を鼻っ面に持ってきて、「ばかちん。 この、ばかばかばかばかばかばかばかーーーー!!!」 と頭とお尻を何回かひっぱたいた。  こうして教えないと、再犯となる。 昨日の礼拝の牧師のメッセージの冒頭は、「Dog Wisperer」(犬と会話が出来、どんな犬でも手なずけてしまう人のこと)の話であった。 そういったDog Wispererは犬を大声で決して叱らない、手を挙げない、とのこと。  そのメッセージを聞いた翌日に、しっかりと飼い犬をひっぱたいている私である。  これを馬耳東風という。 旦那はいつも4時過ぎに帰宅する。 帰宅したところを見計らって、買い物と郵便局に行った。 郵便局では長蛇の列。