投稿

1月, 2021の投稿を表示しています

No.200 父方の先祖 (3)

イメージ
 だいぶ前に書いた「父方の先祖」シリーズ、第三弾。      その1   その2 電話口で、「血のつながりのある人」は、こう答えた。「明日、二時にXXXX銀行の前の駐車場にきてください。」 そりゃーそうだ。赤の他人はまず家には呼ばない。 それでいいと思った。 公民館の方にお礼を言い、公民館をでた。宿はすぐそばであった。そのまま坂道を上り、宿に戻って、温泉に入った。 その時の気持ちは思い出せないが、ただただ、信じられない、といったところであろうか。 ちなみに、その温泉ホテルには、武田鉄矢にそっくりな人がいた。 本人だったのかなぁ。 **** 翌日! 午前中はぽっかり時間があいたので、近くの有名な観光地に足をむけることとした。 タクシーだと高いし、時間があるので、一日に2本しかないバスに乗り、観光地の入り口までたどり着けるバスに乗った。朝の7時50分発のバスだった。 田舎の小さな町の古ぼけた商店街を抜けて、川沿いを走っていった。 途中、小学生が一人乗ってきた。黄色い帽子をかぶって、親に送られて。 そのあと、小学校の前で、その子は下りた。校長先生らしき人と女の先生が迎えにきていた。 いい待遇だなぁと思った。 少子化だから、子供は大事にそだてられている。お宝だね。 さて、運転手さんにXXの滝はここでおりますよ、と教えられた停留所で降車。 その場所に向かう舗装道路を歩き始めた。目的地まで2キロはあるだろう。 時は11月。秋である。 田んぼもあるなか、面白い風景に出くわした。 公共の場におけるすすきの生殖行為。 すすき、だ。”すすきの”ではない。 すんげえ、いやらしい書き方だけど、風もないのに、花粉を放出している。 次の世代につなげていこうとする神さんの仕組みである。 その観光地に向かうに従い、お土産屋さん、お食事処が、見えてきた。 お店をそろそろ開けようか、という朝8時半ごろだったか。 一人でてくてく歩く私に、お店の前を掃除しているひとたちが、「朝早くからご苦労様です。」と声をかけてくれた。 その観光地に入っていくと、紅葉とカラスが目に入った。 そう、早朝なくのは鶏ではなく、カラスって知っていた? 観光場所の入口に到着して、入場料を払おうとした。 受付の方は、「お早くご苦労様です。朝9時前にご入場の方は無料です。」 おおー。 そこからは、長いトンネル。 そして、見えた滝である

No. 199 豚インフルエンザ<2009年の投稿>

 寝ようとしていたのだが、たまたま12年前の自分の記事を見つけた。 豚インフルエンザ 2009年の記事。 そんなことがあったんだ。すっかり忘れていた。 このコロナだって、いつか忘れ去られる日が来る。 今日のバイブルスタディーでは: 出エジプト記22章25節 あなた方の神、主につかえなさい。種はあなたのパンと水を祝福してくださる。 私はあなたの間から、病気を除き去ろう。 そうか、神さんの言うこときいていりゃ、病気しないんだ! 単純でアホな私は、とっても嬉しくなった日であった。 おやすみなさいねー。💛

No. 198  Covid-19・レストラン・狭き門

イメージ
 日本にいたとき、毎月数回集まって飲んでいた友人たちがいた。 ある新聞社とか広告代理店の人が同席していた時、お勘定ってときに、「XXX社さんと会合ってことで、私が持ちますわ」、って払ってもらって、ラッキーってこともあった。 マスコミ関係の人間が友人に多かった。当時、日本は「バブル」でバブっていた。 失われた20年が始まった時、私は日本を出ていたので、日本の停滞とは縁がなかった生き方をしてきた。なので、私の頭の中はいまだにバブっている。 あ、お風呂のバブも大好き! その飲み友達と葉山御用邸のほうにある友人の別荘に毎年いった。強制労働の庭の芝刈りの後は、海に行って遊んで、そのあとビールにカラオケ。そういうときは、あたしはみんなに料理を作った。 10歳のときに母が倒れたので、その時から食事を作り始めたんだけど、そのおかげというか、料理の味は悪くない、って感じである。 ある日、いつもの飲み会のとき、友人たちが、「XXXちゃん、小さい小料理屋開いたら? ほら、よくあるじゃん、口の悪いおかみがいるカウンター。それでもおいしいってやつよ。そうしたら、僕らお客になるからさー。」 だって。 4人入ったらいっぱいになってしまう、カウンター料理屋ってのも、経験あり。 実は留学費用を貯めるため、西麻布で夜のバイトしてたんよ。この時も色々面白い経験をしたから、追々書いていきますわ。 そんな店を開いて、仲の良い友人が来て悪態をついていってくれる、そんな風景も悪くはないかね、と一瞬思ったことがある。  作った料理をおいしい、おいしい、といって食べてくれる人を見るのは、嬉しいことだ。 日本でもどこでも、サラリーマンであることにつかれると、レストランでもやるか、とかタクシー運転手になろうか、と思う人多いのではないかね? レストランを開く、Food Truckを自分で始める、簡単そうに見えるかもしれない。 だって、はっきり言って、学歴は関係ないし、敷居が低い業界だと思う。 資金があれば、シェフを雇えばいい。 場所は賃貸にして、従業員はバイトを雇えばよい。 かわいい子を雇えば、客がくる。 アメリカにおいて、移民しやすかったのは、日本料理人。また、留学生さんや、ちょっと違法に長く滞在しちゃった人がお金を稼ぐところも飲食業。 結構いけるビジネスモデルじゃね?と考える人が多いだろう。 しかし、2020年のコロ

No. 197 ワン公回復  💛主は癒しの主💛

イメージ
 動物病院に急患で二晩続けて、うちのわんわんを連れて行ったのは、一週間前のことであった。 (詳しくは 「 愛することは誰かが先に始めた 」。) どうなるかと思った。 祈っていて、心のどこかに、「大丈夫だ」という感覚はあった。 でも、わんわんが”しぼんで”いくのを見ていた旦那。パニックになった。 確かに、水分も取らなく、何も食べない状態で、立ち上がるのもおぼつかない、という状態。 「これはやばい」 ということで、二回目の急患では、全身のレントゲンをとってもらった。 こちらは、「 旧約聖書にある食べてはいけないもの 」に記載した。 結果、問題なし。当事者全員、心の中では、肝臓に腫瘍があるかも、と思っていたので。 ALPという酵素が通常より高かったため、原因の一つには肝臓疾患が考えられた。 あれから一週間が経った。 わんわんは、一昨日一キロ弱あるけるようになった。 昨日は、一キロ歩いた。もっと歩きたいな、という顔をしていたが、その先は4キロ以上の散歩コースになってしまうので、また、歩くのは大変かもしれない。「だめだよ」、と言って、家に戻ってきた。 家では、相変わらず横たわっているが、まず、しっぽを振れるようになった。 また、おもちゃを口にくわえて、持ってくる。 調子が良くなった証拠である。 今は、私のホームオフィスと旦那のオフィスの間に横たわっている。 ため息を大きくついた今朝である。 たかが、わんわん、であるが、人々が祈ってくれた。 このお祈り無しには、わんわんの回復はなかったと思う。 また、ブログを読んでくださり、祈ってくれた方もいるはず。 ありがとうございます。

No. 196  旧約聖書にある食べてはいけないもの

イメージ
 昨日、本Blogに投稿した後、わんわんが水も受け付けなくなったため、仕事が終わった夕方、急遽、獣医さんにつれていった。 今回は、レントゲンと応急処置のため。 レントゲンの結果、問題なし。ちょっと心配していた肝臓の腫瘍の可能性もなくなった。 この数日様子を見て、状況が改善されなければ、Intestinal Lymphoma 小腸のリンパ腫の疑いもあるので、超音波検査となる。 とても良い獣医さんであった。コロナのため、飼い主は診療所には入れないのだが、例外的に入れてもらい、レントゲンの結果を本当に詳しく教えてくれた。 その会話の中で、犬の食事のことになった。 獣医さん曰く、「豚肉はなぜだかわかりませんが、よくないのですよ。」 うっ、このわんわんの食欲が失せていたので、娘が数日前に豚肉をよく焼いて、食べさせていた。。。 ユダヤ人はイスラム教徒のように、豚肉を食べない。コーシャーではない、ということで。このことは、ご存じの方が多いと思う。 ついでに、イセエビ、イカ、タコも食べない。 しかし、すべてのユダヤ人がこの戒律を守らないが。  私にはユダヤ人の友達が多かった。 New YorkとFloridaに住んでいたので。 フロリダでの仲の良い犬の散歩友達はユダヤ人。屋根の上のバイオリン弾きのおじさんみたいな顔していた。 地域のお医者さんと弁護士もほとんどユダヤ人。  多くのユダヤ人の友人は、豚肉食べていた。「お母さんにいっちゃうよー。」というと舌をだしていた。 一方、コンピューターを教えに行っていたユダヤ人の富豪の人は、ロブスターは食べないと言っていた。なぜなら、海の底に積もったゴミ、死骸を食べるからだと言っていた。 フロリダの大学の同級生(もちろんユダヤ人)は、こう説明してくれた。 昔は冷蔵庫がなかった。そのため、肉の保存のために香辛料がつかわれていた。牛肉などは、香辛料などで保存がきいたが、豚肉だけは、保存ができなかったんだよ、と。 ユダヤ人でもNew YorkのBrooklynあたりに住んでいるレゲエ頭の人たちはオーソドックスだから、戒律をきちんとまもっているんだろうな。 オーソドックスの人は、大学の数学の教授以外は存じあげていなかったので、実際にお話を聞く機会が今までなかった。 Youtubeで定期購読しているアリさんのチャンネルを紹介する。今日はたまたま食べ物につい

No. 195 愛することは、誰かが先に始めた

イメージ
 ここのところ、うちのワン公の具合がよくない。 お医者さんに行き、薬を飲ませて、様子を見ている今週。 今、このわんわんは、私の横に伏せている。 *写真はうちのわんわんではないです。 この子に初めて会ったのは、7年前。とある教会の裏。 娘のピアノの発表会のときであった。外からわんわん、とやたら吠え続けている犬がいた。 発表会が終わってから、なんじゃらほい、と様子を見に行った。 そこには、やせ細った野良犬がいた。 垣根の裏にしばらく住んでいたようだ。 発表会の後、ピアノ教室の親御さんたちが集まってきて、水だ、Dog Foodだ、とあげようとした。 水は私が持ってきた入れ物から飲んだ。しかし、ほかの人が与えようとしたDog Foodには口をつけようとしなかった。 なぜか、この子は私にだけ、心を許していた。私のほうに頭を寄せようとしていた。 そばにいた、一人のお母さんが、買ってきた柔らかいDog Foodを私に渡した。 なんと、この子犬は私が差し出したDog Foodを食べてくれた。 このお母さん、「この子は、あなたの子ね。」 その時、うちには、”ばかちん”、という犬がいた。このブログに登場した有名な犬である。 もう一匹いいのかな、と思って、夫にテキストして、写真を送った。 今日、出会ったばかりの犬をすぐ家に連れてきてもいいのか、と迷った。 なので、同じ場所にいた人で牧師の方に祈ってもらった。しかし、結果は、「神様はわからない。」 このまま、ここに置いておけば、シェルター行き。たぶん安楽死。 しばらく考えたが、「一緒におうちに帰ろうか。」と家に連れて帰ってきてしまった。 何せ、私だけを信じてくれたから。 車の後部座席にタオルを引いて乗せた。その野良犬は、大きくため息をついて、前足の上に顎を乗せて、目をつむった。 たぶんであるが、保健所の動物捕獲の職員に追い回されたのかもしれないし、いやな思いをしてきたのだろう。目の上に傷があった。  そのあと一緒に過ごしているうちにわかったが、帽子をかぶった男性をみると、うーっとうなった。白いバンを見ると逃げた。 そんなさんざんな地獄をくぐってきたのだろう。なのに、私だけを信じてくれた。 この子が私より先に、私を信じてくれたのだ。 だから、私はこの子をとても愛している。  恋愛って、同時両想いってのもあるけど、多くは片方が働きかけてはじまる

No.181  忠告して逃げる:the Book of Law

イメージ
数年前から心のどこかに引っかかっていたことがあった。 「ルールに準拠しないことを私が 知っている 。」ことだ。 仕事上でのこと。 当局に通告すればいいのかもしれないが、グレーで多少微妙な状況だし、報復される可能性もある。また、通告すれば、こちらも火の粉をかぶる。 神さんの御心であれば、神さんがうまくやってくれるだろうし、ルールに合致しないことを継続していると、まったく別のところから火の手があがることもある。 毎年とる倫理の授業では、そういう状況になった場合は、”関係を断ちなさい”、”Disengage"と教わっている。 なので、祈った。  神さん、こういうことを私は見てきてしまいました。事態の知識、つまり知ってしまった私が業務を遂行することは、私の専門職の倫理規定からみると、やばいっす。 もし、離れたほうがいいのなら、そのようなことが起こるようにしてください。 導いてください。 その一週間後だと思う。 突然、現実味を帯びて急浮上したことがあった。 土曜日の夕飯前で、本来は一番のんびりしている時間なのだが、吐きそうになった出来事であった。 私が一応知識のあるルールから外れる案件が再浮上し、その点をストレートに投げかけた。 相手からは、厳しい口調で追及された。 一歩下がって考えれば、私の文章の書き方も唐突であったので、相手も過剰反応したと思う。表現については、正確さに欠けていたかもしれないので、反省し、その点だけは、謝罪した。 しかし、何故、そういうやり方をするのでしょうか、と質問は投げかけておいた。 これって祈りに対する神様の答えかもしれない。 離れなさい、っていう。 神様、これってお答えですか? と夜空を歩きながら、神さんに話しかけた。 エゼキエル3:17-21 人の子よ、私はあなたをイスラエルの家の見張り人とした。 あなたは私の口から言葉を聞くとき、私に変わって彼らに警告を与えよ。 私が悪人に「あなたは必ず死ぬ」と言うとき、もし、 あなたが彼に警告を与えず、 悪者に悪の道から離れて生き延びるように語って、警告しないなら、その悪者は自分の不義のために死ぬ。 そして、私は彼の血の責任をあなたに問う。 もし、 あなたが悪者に警告を与えて も、彼がその悪を悔い改めず、その悪の道から立ち返らないなら、彼は自分の不義のために死ななければならない。 しかし、あなたは自

No. 194 私たちの本国は天にあります

イメージ
 今日は2021年1月6日。アメリカの首都、ワシントンで起こったことをテレビで見て、また落ち込んでしまった。 トランプ支持者や暴徒たちが首都の議会堂に押し寄せ、議会を占領しようとした。 大統領選挙の結果にあくまで抵抗するということだ。大統領選挙のElectral Collegeの票を数えている議会が一時停止した。 ヒトラーに扇動されたナチ支持者と重なる。 メディアは、「アメリカの民主主義の危機」「世界に対してみっともない」「これがアメリカか」と報道。 私はトランプ大統領の経済効果はあったとは認める。 この人は、大統領という立場ではあるが、大河のように流れる時の中で浮かび流れる一枚の葉にすぎない。 そして、世界の覇権がアメリカから中国に移動する拍車・カタパルトとしての役割を持っている、と思ってきた。 日米のクリスチャンのリーダーには、トランプを支持する人も多い。それは、人工中絶を禁止する、という点に於いて、一致しているからである。(この人工中絶については、別途書く。) 今はテキサスでは4時半だが曇天のため、暗くなってきた。 ワシントンでは、日没となる。まるで、アメリカという大国の落日である。 私がアメリカに留学したのは、大学への復学が、日本より簡単であったため。やり直しの利く社会であったこと。そして、アメリカは良し悪し含めて、日本の30年先を行っている、という理由であった。  アメリカへのあこがれは、とうの昔に失せていた。 なので、留学が終わったら、日本に戻るつもりでいた。 近年、中国が力をつけ、世界の覇権への道を進み、東シナ海での侵攻も進めている。次の戦争のときには、日本はとてもまずい立場になる、と思っていた。 韓国のへウンデ(海雲台)の展望台から九州の門司を臨んだことがある。 朝鮮半島を下れば、日本はすぐそば。手の届くところにある。蒙古もそう思ったから、襲来した。中国の海軍をもってして、日本は近すぎるターゲットである。 有事が近づくにつれ、日米安保条約は続かないかもしれない。 今日までは、アメリカに住むことが、家族の安全を保てると思っていた。 しかし、首都ワシントンの残念なこの有様は、アメリカもオワコンへの道をさらに急降下で進んでいることを示す。 アメリカの軍隊は10年以上前から内部のモラルが下がっていた。これは、軍隊所属の大学にて教鞭をとっていた親戚からの話なの

No. 193 嫉妬とうちの犬と猫

イメージ
前回の記事 では、神さんが嫉妬する、と書いた。 嫉妬っていう言葉はネガティブである。 出エジプト記を読んでいて、「わしは嫉妬する神だからじゃのう」、ってところを読んだとき、あたしは正直言ってとても驚いた。 神さんって、優しくて、全能でなんでもできるのに、なんで嫉妬っちゅう人間的な感情があるんねん、って。 以下は、これかなぁ、って事例を交えて思った事を書く。 あたしは犬に育てられた節もあって、犬人間。 人面犬ではない。 猫には興味なかった。 しかし、結婚してからのこと。旦那はいつも犬と猫を飼っていたので、猫も欲しいといっていた。 ということで、獣医さんと相談した。この犬のほかに猫飼えますかねって。 そしたら、その獣医さん、「うちにもいるよー!」それで、引き取ってきたのが牛のような模様のある猫。手術をしたが飼い主が費用が払えず獣医さんとこに置きっぱなしにしていた「”People"(ピープル)」という名前の猫。 ものすごく人懐っこくて、私たちがBedで休んでいるとそばに来て、ごろごろと顔を私たちのあごに擦り付ける。 しかし、その前からいたぷっぷちゃん、という犬は、それが気に食わないみたい。 ちなみにぷっぷちゃんも、フロリダのある町で放浪していたところを保護された犬であった。 Peopleは、私たちの頭の上で寝ていた。 ぷっぷちゃんはそれにやきもちを焼いていた。 ぷっぷちゃんが、猫を打とうとして、私たちの顔を殴りつけることもしばしば。 そんなある夜、夜中の3時。Peopleが寝ている私たちの上を飛んでいった。続くはぷっぷちゃん。 どどどどど。。。とベッドの上を二匹がかけていった。 追っかけっこしているから、私たちのおなか、胸、旦那の股間を踏んづけて行った。 私たち夫婦は、ばっと起きて、「今のは、なんだったのか?!」と二人で顔を見合わせた。 旦那は、かわいそうに、大事なところをおさえていた。。 そんな夜中の惨事が数回あったのだ。 結婚して一年経つか経たない頃だったろう。 その後、旦那が狩猟犬がほしいというので、.もう一匹の犬を引き取ってきたことがあった。これが ばかちん 、と言う犬。 ばかちんがきてから、賢いぷっぷちゃんが、ばかちんに嫉妬するようになった。 ごはんねだりをするようになったり、ばかちんにおやつを上げると、ぷっぷちゃんが横から奪い取った。 それまでは、欲

No. 192 甘海老さま

イメージ
19歳だったか、20歳だったか。 能登半島を一人で一周したことがある。 所謂(いわゆる)青春の悩みがあり、いたたまれなく、一人で夜行列車に乗って、金沢地方の恩師の家に滞在させてもらった。 ある朝、4時半に起きて、津幡発の輪島行きの電車に乗った。 周遊券に輪島から能登半島一周のバスのチケットがついていた。今もあるのだろうか。 能登の輪島塗を見た後、バス乗り場がそばだった。周遊券の裏を、車掌さんに見せたら、大丈夫ってことで、急いでバスに飛び乗った。 千枚田、灯台、九十九湾などを訪れた。 時期は夏。赤いポロシャツにジーンズの私の写真。灯台がバックだったと記憶している。 背景は、あおーい日本海。この灯台、西と東が広く見渡せる。 あまり記憶にないが、 九十九湾も見たと思う。そして、帰りは穴水から電車に乗った、と思う。 日本海って、真夏でも冬の顔があるところだなぁ、と思った。 冬には、そこに生きる人々の喜びも悲しみも、降り積もる雪の中にとざされて、すべてが沈黙してしまうような場所だと感じた。 電車の中で、持っていたフランスパンのかけらを夕食として食べた。恩師の家についたのは、夜の8時頃だったのか。  恩師宅では、夕飯は終えていたらしいので、夕飯は済ませてきました、と言った。 部屋にいると、恩師が、すっとビールと甘海老を出しくれた。何も言わずに。 金沢=日本海=アマエビである。 冷凍ではないから、本当に美味しいかった。 さて、この甘海老。 最近やけに有名だなぁと思っていた。 しかしだよ、変な人形の絵があって、「ん???なにこれ?」 アマエビではなく、「アマビエ」 と言うキャラクターらしい。 冷え性みたいな名前のこのキャラ。 日本の政府までとりあげちゃった らしい。 うーむ、やはり偶像崇拝の国、日本。 さて、この「アマ冷え」と言うキャラが出て来てから、コロナは収束したであろうか。  今日は2021年の1月2日である。 本日、 緊急事態宣言 を東京都、神奈川県、埼玉県が政府に要請した。 アメリカでは、第二波、第三波の真っ最中である。 CDC(Centers for Disease Control and Prevention:米国疾病予防センター)の予測によると、一月の中下旬までに新たに8万人以上の死者が出る模様。これは、クリスマスと新年パーティの為、人の行き来が増えた為におこる当然