No. 192 甘海老さま
19歳だったか、20歳だったか。
能登半島を一人で一周したことがある。
所謂(いわゆる)青春の悩みがあり、いたたまれなく、一人で夜行列車に乗って、金沢地方の恩師の家に滞在させてもらった。
ある朝、4時半に起きて、津幡発の輪島行きの電車に乗った。
周遊券に輪島から能登半島一周のバスのチケットがついていた。今もあるのだろうか。
能登の輪島塗を見た後、バス乗り場がそばだった。周遊券の裏を、車掌さんに見せたら、大丈夫ってことで、急いでバスに飛び乗った。
千枚田、灯台、九十九湾などを訪れた。
時期は夏。赤いポロシャツにジーンズの私の写真。灯台がバックだったと記憶している。
背景は、あおーい日本海。この灯台、西と東が広く見渡せる。
あまり記憶にないが、九十九湾も見たと思う。そして、帰りは穴水から電車に乗った、と思う。
日本海って、真夏でも冬の顔があるところだなぁ、と思った。
冬には、そこに生きる人々の喜びも悲しみも、降り積もる雪の中にとざされて、すべてが沈黙してしまうような場所だと感じた。
電車の中で、持っていたフランスパンのかけらを夕食として食べた。恩師の家についたのは、夜の8時頃だったのか。
恩師宅では、夕飯は終えていたらしいので、夕飯は済ませてきました、と言った。
部屋にいると、恩師が、すっとビールと甘海老を出しくれた。何も言わずに。
金沢=日本海=アマエビである。 冷凍ではないから、本当に美味しいかった。
さて、この甘海老。 最近やけに有名だなぁと思っていた。
しかしだよ、変な人形の絵があって、「ん???なにこれ?」
アマエビではなく、「アマビエ」 と言うキャラクターらしい。
冷え性みたいな名前のこのキャラ。日本の政府までとりあげちゃったらしい。
うーむ、やはり偶像崇拝の国、日本。
さて、この「アマ冷え」と言うキャラが出て来てから、コロナは収束したであろうか。
今日は2021年の1月2日である。本日、緊急事態宣言を東京都、神奈川県、埼玉県が政府に要請した。
アメリカでは、第二波、第三波の真っ最中である。CDC(Centers for Disease Control and Prevention:米国疾病予防センター)の予測によると、一月の中下旬までに新たに8万人以上の死者が出る模様。これは、クリスマスと新年パーティの為、人の行き来が増えた為におこる当然の結果である。
あなた方の神、主は、あなたがたが心を尽くし、精神を尽くして、本当に、あなた方の神、主を愛するかどうかを知るために、あなた方を試みておられるからである。
あなたがたの神、主に従って歩み、主を恐れなければならない。主の命令を守り、御声に聞き従い、主に仕え、主にすがらなければならない。
-申命記 13:1-4
***
アメリカから日本には、年一回は帰国している。
過去、20年の移り変わりで顕著と感じることは、一般週刊誌やテレビ番組でも、占いがはびこっていきている。Youtubeでもそう。
こういった占いをする人は「殺される」べきと聖書に書いてある。ひぇーーー!!
当然、そういう人たちはは天国には行かれない。
なんで、占いがいけないの、と友人に聞かれた。
私の回答は、「だって、それは、『神さん、あんたより、この占い師を信じちゃいます。』って、あなたを愛してくれる全能の神さんを無視することだからよん。」
神さん、無視されちゃって、寂しい。愛しく思っているあなたを助けようと助けようとしているのに、無視されちゃう。 そりゃー怒るわ。
十戒にも、「神はわたしだけである。」とある。また、「私はねたむ神」とも明言している。(出エジプト記 20:4-5)
だって、私自身がタロットとか占いしていた人間だったから。
そういうたぐいの本は、神さんからスペシウム光線を浴びた時に、みんな燃やしてしもうたわい。 なんで、こういったものより、神さんのほうがすごいってこと、話ができるので。
あー、よかった。神さんにひきよせてもらって。 そうでなければ、私、死んでいたわ。
と言うことで、甘海老さまは、食べるだけにしておけばよろし。 こんな絵に描いた餅、いや、冷え性の変な妖怪はあてにしないでええ。
このコロナの時は、がまんして、人に会わない。それだけでいいのよ。
バビロンに連れていかれちゃったイスラエル王国の人たちは、すぐに帰ってこれるわーって思っていたかもしれないけど、結局70年もバビロンにいたんだよね。
70年って気が遠くなる。コロナはそこまでではないでしょー。
スペイン風邪の記録を見れば、3年ほどで収束している。70年にくらべたら、短い。もう少しの忍耐である。
それは、患難が忍耐を生み出し、忍耐が練られた品性を生み出し、練られた品性が希望を生み出すと知っているからです。 -ローマ5:3~4
そうかぁ。こんな私にも我慢すれば、品性ってのがもらえるのね。
私は、品がないから、ええわ、これ。
では、これから唐揚げをつくります。
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