No. 193 嫉妬とうちの犬と猫
前回の記事では、神さんが嫉妬する、と書いた。
嫉妬っていう言葉はネガティブである。
出エジプト記を読んでいて、「わしは嫉妬する神だからじゃのう」、ってところを読んだとき、あたしは正直言ってとても驚いた。
神さんって、優しくて、全能でなんでもできるのに、なんで嫉妬っちゅう人間的な感情があるんねん、って。
以下は、これかなぁ、って事例を交えて思った事を書く。
あたしは犬に育てられた節もあって、犬人間。
人面犬ではない。
猫には興味なかった。
しかし、結婚してからのこと。旦那はいつも犬と猫を飼っていたので、猫も欲しいといっていた。
ということで、獣医さんと相談した。この犬のほかに猫飼えますかねって。
そしたら、その獣医さん、「うちにもいるよー!」それで、引き取ってきたのが牛のような模様のある猫。手術をしたが飼い主が費用が払えず獣医さんとこに置きっぱなしにしていた「”People"(ピープル)」という名前の猫。
ものすごく人懐っこくて、私たちがBedで休んでいるとそばに来て、ごろごろと顔を私たちのあごに擦り付ける。
しかし、その前からいたぷっぷちゃん、という犬は、それが気に食わないみたい。
ちなみにぷっぷちゃんも、フロリダのある町で放浪していたところを保護された犬であった。
Peopleは、私たちの頭の上で寝ていた。 ぷっぷちゃんはそれにやきもちを焼いていた。 ぷっぷちゃんが、猫を打とうとして、私たちの顔を殴りつけることもしばしば。
そんなある夜、夜中の3時。Peopleが寝ている私たちの上を飛んでいった。続くはぷっぷちゃん。 どどどどど。。。とベッドの上を二匹がかけていった。
追っかけっこしているから、私たちのおなか、胸、旦那の股間を踏んづけて行った。
私たち夫婦は、ばっと起きて、「今のは、なんだったのか?!」と二人で顔を見合わせた。 旦那は、かわいそうに、大事なところをおさえていた。。
そんな夜中の惨事が数回あったのだ。 結婚して一年経つか経たない頃だったろう。
その後、旦那が狩猟犬がほしいというので、.もう一匹の犬を引き取ってきたことがあった。これがばかちん、と言う犬。
ばかちんがきてから、賢いぷっぷちゃんが、ばかちんに嫉妬するようになった。
ごはんねだりをするようになったり、ばかちんにおやつを上げると、ぷっぷちゃんが横から奪い取った。それまでは、欲がないいい子であったのに。
猫とぷっぷちゃんの夜中の追いかけっこと、ばかちんのご飯を欲しがるぷっぷちゃん。
旦那と話した。これは何だろうかって。
二人の結論は、”サバイバル”(Survival)
犬は太古より、人間と一緒にいた。
人間は知恵をもってして、狩猟や農業をしてきたので、そばにいれば、喰いっぱぐれることはない。
しかし、猫とばかちんは、ぷっぷちゃんにとって、脅威であったのではないだろうか。 もし、私たちの関心がPeople猫とばかちんにいってしまうと、ぷっぷちゃんは、喰いっぱぐれる、と本能的に察したのではないだろうか。
それが、嫉妬、という危機感を発生させて、食べ物の争奪と攻撃という行動に出る。
では、神さんが嫉妬するのはなんだろうか?
神さんは喰いっぱぐれ、と言う心配はないだろう。
この論法でいくと、神さんは私たちがいないとサバイブしない、ってことかなぁ???
よくわかんないなぁ。まあ、いいや。
しかし、神さんは私たちが神さんに属すると信じて疑わないからであり、私たちを必要とし、愛してくれているからではないだろうか。
嫉妬は、かわいさ余って憎さ百倍ってことなんだろうかね。
じゃあ、なんで、そんなに愛している人間に、病気、戦争、飢餓、苦難があるんだ?? とあなたは不思議に思うだろう。
もし、アダムとイブがそのまま、真っ裸で、エデンの園に居続けることができたらば、病気、戦争、飢餓、苦難は無かっただろうね。 だって、すべて神さんが面倒を見てくれていたはずだから。
でも、そうじゃなかった。イブ、食べちゃったよ、知識の実を。アダムにもたべさせちゃった。それで、楽しい日々はおじゃん。
あーあ、なんちゅう事してくれたんねん!
あれがなかったら、今頃あたしたちは、仕事せずに、のんべんだらりと楽しくいきてこられたのに。
その後の人類の歴史は、兄弟での殺人に始まり、ノアの箱舟、アブラハム、イスラム教の始まりのイスマエル、弟のイサク。。。と続くのだけど、詳しいことは、神学やっている人に振ることにして、私は寝るわ。
そもそも、この記事は、仕事の気晴らしに書き始めてしまったが、もう寝る時間。だから、仕事おわんないんだって!
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