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No. 191 10年変わらなかった事

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 本日は、大みそか。でも、仕事が入ってきて、朝から忙しかった。午後3時を過ぎて、仕事納めとした。 水を張った鍋に昆布を入れて、一番出汁の用意をしている。 今日は昨日に続き、暗く冷たい雨。 ホームレスの人は無事だろうか、とふと思う。 New Yorkの路上で、温かい空気が出てくる排気口がある。 冬のNew Yorkに行ったことのある方は、思い出すだろう。  その排気口の上で暖を取っている人もいたのだ。 あのままNew Yorkにいたら、私は911のテロで死んでいただろう。 私のサテライトオフィスはWTC No.4(Pasquaがあったビル)で、WTCにいる顧客を訪問していた。そのオフィスはWTC 1と2の崩壊のとき、「溶けて」しまった。 今は、このテキサスという地で、自分たちの家に住んでいる。冷たい雨の降る外だが、暖房が私の左にある。 一歩間違えたら、私もホームレスだったかもしれない。 死んでいたかもしれないのである。 さて、上のビデオはGoogleが毎年作っているYoutube "Year in Search" シリーズ。 意訳すれば、”その年に起こった出来事の理由を私たちは探しもとめるが。。。”という意味かもしれない。 英語なのだが、映像から今年何があったかを見ることが出来る。 バスケットボール選手のコーベ・ブライアントは今年亡くなったんだよね。事故で。 2020年は、コロナが筆頭に挙げられる出来事。それ以外には:山火事、地震、バッタの大発生、やたら輝く星の出現、暴動、米国の選挙、コロナワクチン、と多彩であった。 事象や自然現象は、人間が勝手に決めた年始年末で一区切り、ということはない。 そういったニュースを一旦遮断して、静かにする、と意味での年末年始というものがあるかもね。 あたしの場合は、2020年は仕事がコロナの為に振り回されて、もう何が起こっていたかあまり覚えていない。難しい仕事があって、ほんまに、これ出来るんかいな、と悩んだこともある。でも、助けてくれそうな人を探し当てて、ご教授頂き、何とか終了することが出来た。 まさに、神さんが送ってくれた”God Send"と言えるイベントだった。 そんな、しっちゃかめっちゃかな秋が終わり,晩秋の10月下旬だったろうか、神さんに言われたのかもしれない。このブログを再開した。10年ぶり。

No. 190 クリスマス前日のまぼろし

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今朝、起きて、台所で朝食をつくるか、っていうときのこと。 まぼろしっていうのか、よくわからないけど、おととい天にいっちゃったEさんがいつもの綺麗な恰好をして、私に微笑んでいるイメージがきた。 母の時 と同じだ。 誇らしげに、堂々と、力強く、たたずんでいた。微笑んでいた。 もう悲しむな、ってことかね。 あたしさー、昨日まで、本当に落ち込んでいたから。 わかったよ。仕事するよ。。 よーし、全開で昨日依頼の有った仕事片付けるぞ!! 現在、アメリカ中部時間の午後2pm前。  The ChosenのYotube Channelでクリスマスマラソンをやっている。走るマラソンでなくって、ライブで色々な音楽が演奏されている。 同じアメリカだったらみてくださいな。 私は今、お昼の天丼食べて、これから仕事。上のビデオがBGMじゃ。 ≪記事、まあまあだったら、この下↓に「ええやんか!」へポチしてね。≫

No. 189 クリスマスイブですが、何か?

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日本にいた20歳代は、冬は毎週末スキーに行っていた。 東京・横浜を車で夜出発し、お城のようなラブホテルがそばにある相模湖インターから中央高速に乗った。長野県に入ってからは、国道が渋滞するので、自分たちで勝手に名付けた「高速農道」という裏道をスパイクタイヤ(当時は使われていた)で駆け抜けた。 北アルプスの五龍岳の山のふもとに車を置いて、中腹にある山小屋まで荷物担いで山を登り、山小屋に到着。ビールが用意されているので、それを飲んで休む。だいたい明け方の3時ごろの話。 12月から3月までずっとそんな週末を過ごしていた。 中央高速の岡谷あたりだったのか、それとも、塩尻峠を超える道にだったのか、毎週末見る道路標識板に、「高ボッチ高原」という地名がかいてあった。 日本の地名にカタカナがはいっているのも珍しいので、記憶に残っているが、何も気にせず、何のことかわからず、毎週末、その標識をやり過ごしていたと思う。 そのボッチなのだが、「離婚したんで、今年はクリボッチ」というソーシャルメディアの友人の書き込みがあった。 クリボッチってなんじゃらほい、と最初は目が点になった。 栗のお菓子かな、とも思った。が、季節柄、” クリ スマスを独り ぼっち で過ごす” ってことだとわかってきた。 日本人の省略語ってすごいよね。浦島太郎になった私にはネット検索必要な用語もあるこのごろ。 日本の親戚からこちらは23日なのに、クリスマス、ってメッセージがくる。 また、日本の世間では、「クリスマス・イブ」がクリスマスの当日より、カップルが過ごす日、という社会概念が定着しちゃっている。 最近は、そういったカップルも少なくなっているらしいので、バブルの頃程でもないと思うが。 娘も今晩は彼氏のおうちで夕飯たべてくるっていってるわ。だから、アメリカでもそうなのかな?  娘よ、早く帰って来いよ! バブルはじける前、私にはやたらパーティーのお誘いが来ていた。それも、どこからか私の連絡先を見つけたらしく、「秘書」とだけ書かれた名刺が入った招待状。または、誰かからの紹介だったような。六本木だったか、恵比寿だったか忘れたが。 その時は、こういった遊びもやり尽くしたので、飽きていたし、まーいいか、とお付き合いで出かけたんだと思う。 そこで、声かけられた人と名刺交換はした。別に好みでもなかったし、忘れていた。 そうしたら、12

No. 188 北テキサス食料銀行 North Texas Food Bank

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  クリスマス前で、それぞれの家はきらきらとした飾りがついている。 そんな華やかな光の陰で、ご飯を食べれない人がいる。 今年は、コロナの為、職を失う人が多い。それも、サービス業が多い。レストラン従業員とかね。また、眼鏡を作るところの検査士も職を失っているんだよね。 数日前、コロナ給付金が下院を再度通過し、上院との競り合わせが終わったが、今は大統領のサインをまっている。しかし、現大統領は、気に入らない部分があるから、サインしないかも、と言っている。 うちは、旦那が元公務員だったので、年金ってのがある。多くはないけど、何とか生きては行かれる。 そういったセーフティーネットが無い人、首になった人、自営業の収入が止まった人は、住むところも食べるところも無くなりそうな状況である。 クリスマスのきらきらした光が寂しく見えた。 せめて、と先ほど北テキサスの「食料銀行」へ寄付した。上の画面をクリックすると、ウエブサイトに行きます。 昨日亡くなった友人の名前を書いて、”In Memory of XXXX"として。 今年の食料銀行には、過去に例がないくらい、長蛇の列だそうだ。 アメリカって十割が貧困層なんだよ。 第三世界が国の中に存在する大国なんだ。 アメリカの税制の話になるが、今月末までの寄付は基礎控除額に$300まで追加できることになった。 少しだが、節税となる。 申命記24:12 貧しく困窮している雇い人は、あなたの同胞でも、あなたの地で、あなたの町囲みのうちにいる在留異国人でも、しいたげてはならない。 申命記24:17-18 在留異国人や、みなしごの権利を侵してはならない。やもめの着物を質にとってはならない。 思い起こしなさい。あなたがエジプトで奴隷であったことを。そして、あなたの神、主が、そこからあなたを贖い(あがない)だされたことを。だから、私はあなたにこのことをせよと命じる。     ミレー 「落穂ひろい」 ニューヨークの激貧生活では一週間千円で生きた。寿司が頭の中をぐるぐる回る夢を見た。寒かったし、ひもじかった。 お子さんがいたら、もっとひもじいよね。。。 英語出来なかったら、本当に不安だ。 今日の夕方はやけに寂しいなぁ。 ニューヨークは10月下旬にはとても寒く、午後4時過ぎに終わる授業の後は外は暗かった。 そんな時を思い出したよ。 あれからここまで来たもんな

No. 186  悲しいっぺよ 

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過日書いたBlog で友人がICUにいると書いた。 数日、Emailでの経過の報告がないから、連絡がないのは、良い知らせだ、と思ってきた。しかし、今朝、Emailをチェックすると、悲しい知らせがあった。 今日の早朝1時半ごろ、神様の元に旅立たれた、と。 直ぐに、同じ町に住む90歳の日本人女性に電話した。 「Tさん、あまり良いお知らせではありません。」を口切りに、召されたことを伝えた。 Tさんは、「かわいそうだー。」と電話口で泣かれた。こちらも泣きそうになったので、自分のオフィスに隠れて会話を続けた。 亡くなられた方、Eさんは、以前、日曜日の教会の後に、この90歳の日本人女性Tさんの元に通ってくれていた。何年も続いたと思う。  この90歳の女性、Tさんのお婿さんがうちの旦那の友達である。Tさんは旦那様を亡くされたばかりで、私が日本語が出来るということで、紹介された。 其のあとは、時々食事をもっていったりしたが、子育て、仕事でなかなか通えなかった。 しかし、何故か、このEさんが、同郷のよしみもあってか、通ってくれるようになったのだ。 押し付けちゃったようでもあった。。。 このEさんは上の写真の花の色、うす紫色が大好きだった。 今、これを読んでくれている関係のある方は、大きくうなずいているはず。 70歳を過ぎてから、洗礼を受けた方である。明るくて、多くのお友達を教会で作った。 私も教会のお昼ご飯は一緒にご相伴させて頂いた。個人的なお話も色々話してくれた。 詳しくは知らないが、ずっとレストランの経営をされてきて、旦那様が亡くなり、テキサスに引っ越してきた。 お化粧もきれいで、人当たりがとても良く、いらっしゃるだけで、その場が明るくなる方であった。 この人が素晴らしい、と思うことがある。 テキストで良く連絡をとっていたのだが、どんな時でも、「ありがとうございます。神様に生かされています。感謝です。」と返信がくるのである。 亡くなる2週間前だったろうか。90歳のTさんのことで、テキストをした。その時も、神さんへの感謝にあふれるテキストを頂いた。 それが、この世での最後の通信となった。 スクリーンショットを取り、永久保存とした。 今日一日ため息ばかりで、私にしては、珍しく、落ち込んだ一日であった。仕事すれば気が紛れるかな、と。なかなか手につかず。悲しくてねぇ。 文面が真面目なのも

No. 187 ”The Blessing” 歌詞の訳

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今朝、天にハイジャンプしたEさんの下には多くのお孫さん、曾孫さんがいる。。 (Eさんは、国体の高跳びの選手だった。) 以下は、仕事中に良く聞いている”The Blessings"。 歌詞のさびのところが、このご家族と重なる。 ”Generations, your children and their children” 一人の人から出た信仰は、その人のずっと下の世代まで祝福される。 Eさんのご家族がずっとずっと祝福されますように。 以下に詩を訳しておく。 どうか、この歌が多くの人にとって希望と勇気と平安を与えますように。                Credit: Elevation Worship - The Blessing with Kari Jobe & Cody Carnes                Picture: Music Meets heaven, Austria                                         The Blessing 祝福 The Lord bless you                               主があなたを祝福し And Keep you            あなたを守られますように Make His Face shine upon you        主が御顔(みかお)をあなたに照らし And be gracious to you                        あなたを恵まれますように The Lord turn His face towards you  主が御顔(みかお)をあなたに向け And give you peace          あなたに平安を与えられますように Amen               アーメン May His favor be upon you    主の祝福があなたにありますように And a thousand generations    あなたに続く千の世代に渡ってありますように And your family         あなたの家族にも And your children        あなたの子供たちにも And their children        その子供たちにも A

No. 185‐4 ソロモンの言葉〈4〉伝道者の書7章8章

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  伝道者の書 7章20節―21節 この地上には、善を行い、罪を犯さない正しい人は一人もいないから。 人の語ることばにいちいち心を止めてはならない。あなたのしもべがあなたを呪うのを聞かない為だ。 教会の中って、結構頻繁にうわさ・ゴシップが多い。牧師批判だってある。 そこから亀裂が入って、バリバリって、教会が壊れることもある。 だからこそ、自分は罪びとなんだぞ、完璧じゃないんだぞ。正しい人ではないんだぞ、一人一人肝に銘じ生きて行かれればと思う。 うわさを聞いたら、自分で止める。自分から外には流さない。 その人のことは、その本人から聞いたことを信じればいい。人づてに聞いたことはどうでもええ。 なるべく、なるべく、そうするように努力している。でも、どうしても打ち明けたいときは、信頼できる口の堅い人だけに言う。私の場合は、多々として、牧師先生たちである。 人間だから、あたまくることあるじゃん。でも、神さんは復讐しちゃぁあかんでぇ、と言っている。復讐するのは、わしじゃからのう、って。 なので、許せない気持ちが頭をもたげてくる時は、神さんにうっちゃっちゃる。すべて投げてしまう。押し付けちゃうわ。 こんな気持ちがわいてきました。嫌なので、神さん、あんたに上げますわ。そっちで、なんとかしてちょーって。 伝道者の書 7章20節 私が見出した次のことだけに目を留めよ。 神は人を正しい者に作られたが、人は多くの理屈を捜し求めたのだ。 そういやーそうだよね、ソロモン君。人間、頭がいいのかもしれないし、自分が一番正しいと思っているのが普通だからね。 やっぱさ、自分で考えないで、神さんになげちゃおう。 そう、砲丸投げがよろしおますなぁ。 ちなみに高校の時、砲丸投げの選手も一日だけやったで。飛距離と体重は比例するとか。。。 伝道者の書 8章11節-12節 悪い行いに対する宣告がすぐだされないので、人の子らの心を悪を行う思いで満ちている。 罪びとが、百度悪事を犯しても、長生きしている。しかし、私は、神を恐れるものも、神を敬って、幸せであることを知っている。 実は、この後、あることを辞める。 ヤクではない。 詳しくは書けないが、私の持ちうる知識で判断して、どうしても、定められたことにあっていないことを見て来ていた。警告を与えないと、その責任は私にあるって、神さんは言うから(聖書にある)。    **

No. 185‐3 ソロモンの言葉〈3〉伝道者の書7章8章

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<その3> 舞台は横浜から、テキサスに移る。今は2020年の12月。コロナウィルスの第二波が来ていて、多くの人が毎日亡くなっている。 昨日の朝一番で元同僚が亡くなった、との連絡を受けた。 同じ事務所で働いていた人。 もともと持病があり、一年ほど前より、療養型の老人ホームに入っていた。 死因はわからない。でも、この環境からして、コロナかもしれない。急だったし。 彼女がそばにいると、いつもパーッと明るくなり、人の心を明るくしてくれる存在だった。まるで、下の写真の花のようだった。 同じ事務所にいたとき、長年のお客様が亡くなったと聞いて、周りの同僚が、どうってことないじゃん、と言う態度を取る中、彼女が遠くを見て、ポロリ、と涙を流したのは忘れない。 RIP =Rest In Peace. どうか、安らかに。コロナの中、お葬式は出来ない。でも、何らかの集まりがあるのかな。。。 遡ること、先週は、同じ教会にいた方が入院しているので、病院の駐車場で数人集まって祈ってきた。 今、ICUで人口呼吸器を付けられて、生死の間をさまよっている。 其の2週間ほど前、その方に連絡をすることがあった。 テキストを送ったら、「ご無沙汰しています。私は主イエス様に守られて元気に幸せな毎日をすごしております。」というメッセージが帰ってきた。 過去のメッセージをみても、すべて感謝で埋め尽くされていた。 病院の建物の3階にICUがある。そちらに向けて、賛美と祈りをささげて、一人一人大声で祈った。  どうか、神さん、この祈りを聞いてください!あなたは、全能の神さまです。完全なる癒しを信じます! そして、今同じ病棟で病気と闘っている人たちも癒してください。医療関係者の方の健康もお守りください! この病院の受付に用があって、話にいった。受付の方はとても感じがよかった。 机を見ると、線、マークが沢山書かれた聖書が開かれて置いてあった。その個所はガラテヤ書であった。 入り口で、この人が祈っていてくれる。この病院の門には、この人がいるから、祝福され、守られる、と思った。 伝道者の書7章17節 。。。。自分の時がこないのに、なぜ、死のうとするのか? あたしは、その方の時はまだ来てほしくない。 生きろ!行きてくれ!  来年もおせち料理作ってもっていくから!! <その2へ戻る>      <その4へ> ≪記事、まあまあだった

No. 185‐2 ソロモンの言葉〈2〉伝道者の書7章8章

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<その2> ダビデ、ソロモンがいたイスラエルから横浜にワープする。 私が通った高校は、旧制では、神奈川一中と呼ばれた。何せ歴史がある高校なので、先輩後輩っていう伝統が残っていた。 先輩は後輩の面倒をみる。この絆が一層強まるのは、卒業してからのOB会。 私はバスケット部にいたので、夏は現役の練習や試合に行って、励まし、差し入れをしていた。卒業生の層は厚く、その中でおのずと、グループで飲みにいったり、何かと集まっていた。 先輩方は、決して私たちには払わせず、いつも食事、飲み代は払っていただいた。中心的な3つ上の先輩は、時には土方をして、私たちに食べさせてくれた。 又、10歳、20歳、40歳以上年上の先輩たちとも、バスケットの練習をした。練習場所は先輩の一人が教鞭を取られていた横浜山手にある有名私立女子高の体育館。 ユニフォームの背番号が年齢になっていたので、当時ナンバー60の先輩が見事にシュートを決めたり、ナンバー45の大きくてはげの先輩にデフェンスで阻まれたり。 汗を流して、ごはん食べて、じゃあ、行こうか、って集まっていたのは、横浜の関内のクラブ界隈。多分馬車道のそば。 大先輩たちは、社長、会長、オーナークラスが多かった。先輩後輩のつながりがなかったら、普通は遊んでいただけない人達であった。  関内にも、銀座に匹敵するクラブが沢山あった。今はどうなのだろうか。横浜市庁舎の隣に自民党の事務所があるから、需要は今でもあると思うのだが。 きれいなホステスさんがいて、一回座るとうん十万円。そこに、私たち同期の数人と、ちょっと上の先輩は、体操着、ジャージ姿で座った。普通、女の子はいかないところなんだけど。それも、ジャージよ。。。 クラブと言えば、4億の借金を抱えたYoutuberのてんちむさんが出勤している銀座のクラブNanaeみたいな感じだったかもしれない。 元芸能人の方がバーテンさんだったと思う。このクラブのなじみは、20歳年上のA先輩。会社の社長さんで、芸能関係も造詣があったらしい。確か早稲田大学で、先を急ぐ吉永小百合さんに突き飛ばされて骨折したと言っていた。 ホステスさんがちょっと席を外したあと、そのA先輩曰く、「あの女性たちは、ちゃらちゃらしているように見えるけど、実は、朝一番で日経新聞を隅から隅まで読んで、ものすごい勉強と努力をしているんだよ。だから、決して馬鹿にし

No. 185‐1 ソロモンの言葉〈1〉伝道者の書7章8章

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あたしは、ここでは、めったに聖書の句を先に出さない。だって、ドン引きしそうになったでしょ、あなた。 ちょっとまっておくんなせえー、と、ここであんたの首根っこをつかむからね。 今日のオンラインの礼拝はクリスマスの礼拝で、メッセージの箇所は、 イザヤ書7章14節 。 ここを開けようとしたのだが、何故だかイザヤ書の前を越して、 伝道者の書の7章 が開いてしまった。 *リンクした聖書は、「こへれとの言葉」ってかいてある。コへレトって何? ちょこっと読み始めたのだが、結構経験に即すること、たった今抱えていることが重なったので、今日は、こういった題名で、横浜は関内のクラブに行ったこと、おとといの友人の死、ある所から去る決断など、徒然に書いてみようじゃないの。        ********* この伝道者の書って、書いたの誰だと思う?  ダビデ? ぶーっ! パウロ❓ 生まれてないってそんときは。 名前知れずの当時の伝道者? ちがうよーん。 正解はソロモン王。ダビデの息子。 このソロモンって人は、なんとダビデ王の不倫相手との間の子供。 その不倫相手は、ある戦士の奥さんだったんだけど、見染めて不倫しちゃった。旦那を死ぬことが確実な激しい戦場に送って強制戦死させた。そして、その女性を手にいれた。 ひでぇなぁ。 それまでは、神さん、助けて下さい。サウロ王が私を殺しに来ますって嘆願していたダビデ。竪琴を鳴らして、美しい詩をしたため続けた人。しかし、一旦、王座を手にすると、慢心したのか、魔がさしたのか、色心が出てしまった。 結果、神さんが怒って、その女性との間にできた最初の二人の子供を殺してしまい、生まれたのがソロモン。 他の女性との間に出来た子供たちも、近親相姦しちゃって、殺し合いになった。その息子の一人からは、追っかけまわされて殺されそうになった。ダビデの将軍が殺しちゃったけど。 ということで、めちゃくちゃなこともしたダビデ。その息子のソロモン。 このソロモンの時代はイスラエルが大王国として栄えた時。徳川幕府で言えば、二代目将軍 徳川秀忠みたいのかな。同時に、最後の将軍、徳川慶喜的な終わり方もしちゃった。しかし、大政奉還のような無血革命ではなかった。 このソロモン、英雄色を好むの如く、北の政所(まんどころ=正室)様はエジプト人のファラオの娘。多分だが、政略結婚。また、数々の側室もイスラエ

連絡事項:過去のブログ ゆっくり直しています

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 Google のBloggerがこのBlogのベースである。 この10年の間に色々変わったので、過去のBlogの改行が新しいプラットフォーム(基礎)に適用せず、長い段落になってしまっている。 これは、おちおち直していきます。それに、誤字も多いしね。 後、困ったのは、前の投稿・次の投稿のリンクをGoogleが消してしもうた。 使いにくいと思う。HTML  Code入れれば何とかなるけど、まずは、文章を直す。 読みにくかったら、左上に目次があるので、そちらからどうぞ。 そのうち、Facebooks等へのリンクもしますわ。 わたしがBlogを始めたころは、Twitter, Facebookが始まったころ。その後、Facebookはご紹介されたうちわのCircleだったけど、2012年のIPO (Initial Public Offering:株式公開)あたりから、ビジネスモデルを変えて(広告収入がっぽがっぽ)。Twitterは低空飛行していた。 同じ頃(2006年)、YouTubeがGoogle に買収されて、暫くしてからYouTuberというカテゴリが台頭。 なので、このBlogもそれなりに変化していくとやばい。私は、子育てで忙しくしていたので、その点で後発である。 しかし、「再開せよ」と上から言われたような気がするので、マイペースでのんびり変化していく予定です。 以上!! ≪記事、まあまあだったら、この下↓に「ええやんか!」へポチしてね。≫

No. 184  アホな用語解説

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 日本で働いていた会社は電気関係の会社であった。エンジニアの間には、専門用語が使われる。会社のその部署だけで使われる用語もあった。 「カニフン」という用語があった。これは、「蟹のふんどし」、の省略形。 「XXX係長、カニフン対策の為、アメリカ出張」という連絡書が回ってきたことも。 外部者がみれば、なんのこっちゃ、である。  カニフンとは、ビデオカセットの内側にあるテープをガイドする部品。見た感じが蟹のふんどしだ、ということから付けられた専門用語らしい。 私の職業の場合も同業者で通じる専門用語がある。 たとえば、”Material", "Substantiate" など。 Material: 材料のことではない。会計用語「重要・重大」という意味。 例えば、この数字は”マテリアル”=重要、重大なので、見逃すわけにはいけない、と言うように。 Substantiate: いわば、裏付け、証拠がある、と言う意味である。  例えば、「この経費はSubstantiate (サブスタンシエート)をしないと、控除できません。」 私は、お客さんに説明するときは、こういった専門用語を避けて、柔らかく砕いて説明する。時には、ジョークも混ぜる。理解していただくことが第一の目的で、此方の業界にお客さんを引き込むことはしない。 このブログのテーマの一つは、イエスの兄貴はそばにいるんだよ、堅苦しいもんじゃないっすよ、と伝えたい。 現実は、クリスチャンって、結構堅い言葉使っていて、相手にドン引きされることってあると思う。 以上から、以下に私なりに考えたクリスチャン用語の解説を書いてみる。 クリスチャン: 中国系アメリカ人 姓:チャン 名:クリス アグネス・チャンの親戚 救い  ドジョウを取るときの手段。  安易に人に「救われていますか?」と言うと、「私、危険地帯にいないのに、何か?」と反発を招く用語。 敬虔なクリスチャン   書けもしない漢字をクリス君の定冠詞にしないでくれね? 罪                                        天のお父ちゃんが愛しとるよーって言ってるのに無視すること。 贖い                                     すみません。なんて読みますか?  十戒                  

No.183 食べ物の寄付 Food Bank

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コロナの影響で失業者が続出。 この情報に多くの人は慣れてしまっているかもしれない。 しかし、家賃を払えない人は今月末に追い出されるようだ。 つまり、大家さんが我慢しなければいけないのが今月末まで。これを過ぎると、家賃払えない人は退去してもらっていいらしい。。。。 Stimulus第二弾は年内の発行はなさそう。。。 Associate Press (AP)では、フードバンクに食料を求めてくる人が前代未聞の数であるという。 数日前、突き動かされた。 アメリカに住まわれる方はFood Bankってご存じだと思う。 もし、おうちのパントリーにある缶詰、食料あれば、寄付したらどうでしょうか? 但し、賞味期限が切れた物、もうすぐ切れる物は、破棄されます。 新しいのを買って持っていってもいいし、寄付もできるはず。 North Texas Food Bank あたしもNew Yorkで激貧生活していたとき、誘われていった教会で飢えをしのいだこともある。(当時はクリちゃんではなかった。) ≪記事、まあまあだったら、この下↓に「ええやんか!」へポチしてね。≫

No. 182 "The Chosen" 日本語バージョン

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 クラウドファンディングで製作中の「The Chosen」 聖書に誠実であるが、ペテロ、イエス兄さん、ADHDのマタイ、サマリヤの女など、聖書上の人物が、隣にいる人の様に感じられる。 男運のないサマリアの女のキャスティングは的を得ている、と思うのは私だけだろうか。日本だったら、場末のバーに出てくる様な感じの人。 現在、一部は終了し、無料公開されている。 アプリ もあるよ。まだ英語だけど。 製作のバックグラウンド、監督のダラスさんの悩み、進行状況、キャストの人たちとの談話、など、同時進行して観れる。クラウドファンディングしている人達も、そうでない人も、一緒に製作している気分になる。 現在、第二部のファンディングが終わり、撮影が始まっており、第三部のファンディングに入っている。 今は英語版、スペイン語、ポルトガル語しかないが、これから多言語化するはず。しかし、資金が必要とのこと。 この映画には、私も寄付を行った。 $15から寄付できる。日本円で1600ー1700円位 下に貼った最初のビデオの終わりのほうに、子供と遊んでいるイエス兄さんの声が数か国語でてしゃべっているテスト画面がある。技術の進歩もすごい。 それに中国語が日本語より先に出来ていることは、期待がもてる。中国のクリスチャンの数はかなり多いのだ。 いつか、必ず日本語バージョンが出来る、と信じている! 私たちが一緒に作る映画であると言って良いと思う。であれば、大いにサポートし、ファンディングをして行こう! *6:00 から多言語ジーザス* 以下は、イエス兄さんが生まれた夜のこと。最初に羊飼いが星の閃光を見て、急いで駆けつけてきたシーン。もうすぐクリスマスなので。このシーンは涙が出る。 *10:55 ジーザスの誕生を知らせる星が輝き、羊飼いたちが駆けつける。* 因みに、最初にイエス兄さんのもとに来たのは、東方の博士ではない。 人から聞いたが、今月の12月21日に” Jesus Star” が見れるとのこと。 ≪記事、まあまあだったら、この下↓に「ええやんか!」へポチしてね。≫

No.180 聖書とロシアンルーレット

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私の聖書の読み方は、自称「聖書ロシアンルーレット」式。 神さんに祈って、言葉ちょうだいなーって、聖書をそれとなく開く。  的を得た箇所が出て来てびっくりする事が多い。 これを人によっては、与えられた、と言うことがある。 更に、開いた箇所の前後を読みはじめ、結果として、まるまる数章または、全書を読んでしまうこともある。この時は、仕事も中断。時も忘れる。 通読は、私には向いていない。 数多く読むことが目的になってしまう。まるで営業マンのノルマに感じられるため、 聖書を吟味することができなくなる。 また、根気がないので続かない。 もしかすると、私って、ADHD ( Attention Deficit Hyperactivity Disorder )? 一つの事ことをしていても、途中で気が散って、違うことをしたり、言葉は良いが マルチタスキングしちゃうこともある。 小学校で特別教室の補助教員をしていたとき、そこの先生に「そのケがある。」といわれたこがある。 自宅のオフィスとキッチンの間に洗濯機がある。仕事の休憩時に、コーヒーを取りにいったのに、洗濯物干してしまったぜ、コーヒーは洗濯機の上に置き忘れ、なんてしょっちゅう。 人の決めた規則は厳守はしない。権威に対して反抗していた。何せ、小学校の時から、「宿題?だすんじゃねぇー!」ということもあったし、本当に脳内の細胞から「宿題=やらなきゃいけない」という観念がなかった。 (アメリカの大学では、宿題しないと、落第につながるので、必死だったが。) しかし、神さんは別格。 はあぁー、とひれ伏してしまう。 箴言3:5 心を尽くして主により頼め。 自分の悟りにたよるな。 これって、 Excelで結構いける!ってなProgram作ったときだった。 しかし、「自分の悟りにたよるな。」と言われたのよ、まさに自分がおほほほ、としながら、聖書をひらいたとき。 しっかりみすかされているんですよね。。。神さんに。。。あーこわ。 この聖書手にして15年以上だから、過去全部読んだ箇所は多い。虫食いみたいな読み方をしている。 読んでいない箇所は、いずれ読んでいくので、必ず聖書を全部食い尽くす害虫として成長する時がくる。 良い子の皆さんは、マネをしないように。 では、仕事にもどりますわ。 あー仕事したくね。 ≪記事、まあまあだったら、この下↓に「ええやんか!」

No. 179 YouTube つかれる 

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  漢字検定、用語検定いきます! 全問正解者には10円あげます。 このところ、Youtube の内容が 魑魅魍魎(ちみもうりょう) 、 百鬼夜行 の大舞台と化していると思うのは私だけ? 広告収入を得たいが為のパクリ(真似)、 センセーショナリズム (”あおり”)を駆使したYoutubeは多い。  コロナの中でその傾向は一層強まっている。 そりゃー、仕事失って、収入の道を閉ざされたら必死だよね。 闘病記、節約生活をアップして、共感を呼ぶ人が集まって視聴者が増え、収入を得るのもある。これって、治療費代、食費の足しになるから、助かるよね。 情報の民主化、発信者のすそ広がりは良いことだと思う。 しかし、テレビ、雑誌を牛耳ってきたマスコミ大手も乗り出している。若手起業家で作られたプロダクションも増えている。 視聴者を増やして広告収入を得るスキームは、何も変わっていない。TV、Radio, 雑誌だったのが、Social Media, YouTube, Blogへ媒体が変わっただけ。 なので、企画力、リソース、資金源で勝るマスコミのプロには素人さんはかなわないと思う。Googleは、規則変えたり(最近は”顔認識やめてくれね”)、 アルゴリズム の厳正化などを行っている。今は、数年前のなんでもあり、っていう状況ではない。 Youtubeのマーケットとしての厳しさが増す中で、アルゴリズムに見出してもらうには、奇抜なことをしないとやばいみたい。なので、内容が 奇天烈 になる。 見る側にとっても、30分のYoutubeは長すぎる。日本だと電車通勤中に見るのだろう。でも、乗車時間って、そんなにないでしょう。  私の場合、通勤電車ってモードがないので、仕事のBackgroundにYoutube流すときもある。朝と夜の情報収集をBedの中でIpadでみる。なので、Youtubeの長さは、30分はきついかなぁ。 見る側の時間は限られているが、そこに怒涛のように押し寄せる新しいYouTubeの数々。 競争激しくなるよね。 Youtubeって、頻繁にアップして、内容もいいもの、人のためになるものを作って行かないと淘汰される。結構大変な仕事じゃね? アメリカでは、すでに 燃え尽きたYouTuber がでている。 日本でも燃え尽き症候群が発生しているはず。 あっちゃん も、来年シンガポールへお引っ越しら

No.178 神さんの「倍返し」

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アメリカでも半澤直樹は見れる。 TV Japanと言う日本語放送で見ていた。 なんていったって、猿之助はじめ、ぞろりと歌舞伎役者が出ているので、迫力満点。 市川中車=カマキリ先生、しぶいわ。ラブりんのしゃべりもいいし、カマキリ先生のいとこの猿之助の演技もいいのよね。 頭取役の北大路欣也さんのポーカーフェースが大根役者なのか、味のある役者なのか、ちょっと際どい。 土下座をここまで沢山見せる番組も珍しい。 ところで、カマキリ先生、猿之助、北大路欣也さん、みんな歌舞伎の「市川」関連で暁星高校出身だわ。 話まったく変わるが、むかーしの彼氏に連絡をしたのが先月の終わり。今は関東地方で法律家として事務所を構えている人である。過去に、家族の野暮用で、相談したことがあり、解決方向へのステップが見えたので、メールにてお礼した。 「ここまで来れば、もう少しだよね」というお返事とともに、「お願いがある。」と。結果、依頼事項を請け負った。 アメリカでの人探しであった。 事務所の入っているマンションの管理組合と、在米中の日本人オーナーとの連絡がうまく取れず、本人の連絡先を探してほしいと。 と言うことで、速攻でその人をサーチし、手紙を書き、調査機関で探した電話番号にかけたら、一発でご本人様にいきついてしまった。結果、一週間で解決に至り、依頼主の元彼は安堵した。 昔の彼氏と士業同士の会話 -「XX先生」って呼び合うーってのも、何か変であったが。。。 お礼のために無料サービスしようか、と思っていたのだが、手数料払ってくれるってことで、素直に所要時間と経費を請求した。労働をした者は、報酬を頂くのは当然である。彼は、一切値段交渉をしてこなかった。 果たして、振り込みは請求日の翌日の速攻。本当に恐縮したので、高島屋オンラインでお返しを送った。 実はこの金額、神さんからの倍返しである。 実は、元彼に連絡する前の週に、日本の教会に3万円献金した。 その一週間後に振り込まれた元彼からの依頼への報酬は、6万円ちょっと。 3万円献金したら、6万円を神さんから倍返しされちゃった、ってことです。それも、一週間という短い期間で。 元彼へお礼のメールを送った返信で、ついでに、頼まれた案件。 最初から計画に入っていなかった業務である。降って湧いたような依頼だった。 マラキ書3:10 十分の一をことごとく、宝物蔵に携えて来て

No.177 父方の先祖 (2)

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父方の先祖 その(1)  時間は秋の遅い午後。 町役場から川沿いの道を通り、橋を渡り、坂を上ると公民館はあった。 観光課の優しい心遣いで、担当の方には連絡が入っていたようであった。 建物の二階に上がり、文献の閲覧室に通して頂いた。 数冊の分厚い本が長い会議机の上に置かれ、付箋がつけられていた。 「XX家の人については、探しましたが、ここではこれらの本にあります。」と係の方がすでに探していてくれたのです。 県の人名辞書、郷土歴史の本、雑誌。 人名辞書に、父の戸籍にある名前を見つけた。曽祖父(ひいじいさん)に当たる人であり・その人について、以下のように書かれている。 「明治三年より農を本業とし、傍ら鐵物商を営む、七年穀物商を開業 .........を営み、農業を廃止す。村会議員となり、二十四年呉服太物商を始む。........... 長男XXXX、近衛歩兵一聯隊付きにて日露戦役に従ひ..........二男XXXXは一年志願軍医にして.......」と読み進み、なんと、祖父の名前が続いていた。 「三男XXXXX(祖父のこと)近衛歩兵一聯隊付きとして現役にあり.......」とあり、最後に同じひいじいさんは、「氏は現に町会議員たり、」と締めくくっていた。 日露戦争は、1904-1905年の出来事。明治37-38年のこと。112年前の記録である。 例のテレビ番組を見た後、インターネットでその土地の実業団員の名簿をみつけた。 ひい爺さんと婿養子の方が高額納税者として名前を連ねていた。他の資料でも、ひい爺さんの業績が載っていた。 祖父の兄は東京の有名私立学校を卒業後、千葉医学専門学校へ。軍医として志願。除隊後、千葉医学専門学校付属医院に勤務。地元に戻り、医者として開業し、病院を建てた。 病院の棟上げ式の写真もあった。当時も医者になるには、学費、東京、千葉での生活費、そして、病院建築の多大な資金が必要であっただろう。当然、ひいじいさんの資金によって達成されたはず。 人名辞書にひい爺さんと祖父の名前が載っていることで点が線で繋がった。 番組で言われていた「豪商」はべつのXX家の人ではなく、同じXX家の私のひい爺さんであった。 *写真は昭和天皇と護衛の近衛歩兵                  ********* 歴史の確認はできた。父方の家系には、豪商、医者、呉服商、近衛兵がいた。

No.175 父方の先祖(今日は父の誕生日) (1)

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テキサスも寒い今日。今晩はせっかく成ったトマトが凍るんじゃろうなぁ。 こんな寒い日だが、今日は、亡き父の誕生日であった。 父は生きていれば91歳である。亡くなったのは、2004年なので、もう16年にもなるのか。 ぶっちゃけた話、父はアル中だった。 父の親父さん、つまり、私の祖父もアル中。明治生まれの男の人は、飲む、殴る,管をまくのが形容詞的に普通だったような。 私は母の味方だったから、父の家庭に対する母の見解をそのまま信じていた。 しかし!! 私がそう信じていたことが、180度覆される、と言うことが 2018年に 起こったのである。 きっかけは、NHK Eテレの番組でふるカフェを紹介する番組。 カマキリのような顔をした素敵な男優さんが、茨城のある街にある古民家を改造したカフェを訪ねるっていうもの。 へえーこの町って、確か父の戸籍に載っていた町だよねーって、ソファに寝そべってみていた。そしたら、「この建物は、元豪商のXX家の呉服店であった。」というナレーション。 XX家は私の苗字。 がばっ!とソファーから上体を起こし、食い入るようにその番組を見た。 その後、戸籍を取り出して検分。ご先祖さんの名前を ネットサーチ 。 なんと、その地方の高額納税者に名を連ねている人が私の先祖さんの戸籍に載っている人と同じ。さらには、同じ苗字を付けたXX病院ってのもある。 まさか、違う人だよ。 同姓同名ってこともあるので。。。 番組を見た翌年の2018年の 日本への帰国は、くそ面白くもない野暮用。 長年続いたおもろない帰国に嫌気がさしてきて、「こうなったら、これからの帰国の度に観光してやる! 日本をみてやる!」 と、リベンジの境地になった。 野暮用を東京で済ませたあと、上野発の電車でまず水戸へ。水戸から水郡線(すいごうせん)にがたんごとん、と揺られて、その街についた。 駅から町役場に直行。 これまた歩くのよ、田舎町。 役場の戸籍係にて、免許証と自分の戸籍謄本を見せて、”あっしは、こういうもんで、先祖探しをしております。従っては、戸籍を出来るところまで(通常明治のはじめまで)過去まで遡りたいんですが”、と依頼。 しばし待たされて、戸籍謄本を数通手にした職員さんが対応してくださった。 やはり、高額納税者の人の名前と同じ名前が戸籍にある。 「すんまへん。この人と同じ名前の人って、他にいますか?」