No. 185‐3 ソロモンの言葉〈3〉伝道者の書7章8章

<その3>

舞台は横浜から、テキサスに移る。今は2020年の12月。コロナウィルスの第二波が来ていて、多くの人が毎日亡くなっている。


昨日の朝一番で元同僚が亡くなった、との連絡を受けた。

同じ事務所で働いていた人。

もともと持病があり、一年ほど前より、療養型の老人ホームに入っていた。

死因はわからない。でも、この環境からして、コロナかもしれない。急だったし。


彼女がそばにいると、いつもパーッと明るくなり、人の心を明るくしてくれる存在だった。まるで、下の写真の花のようだった。

同じ事務所にいたとき、長年のお客様が亡くなったと聞いて、周りの同僚が、どうってことないじゃん、と言う態度を取る中、彼女が遠くを見て、ポロリ、と涙を流したのは忘れない。

RIP =Rest In Peace. どうか、安らかに。コロナの中、お葬式は出来ない。でも、何らかの集まりがあるのかな。。。




遡ること、先週は、同じ教会にいた方が入院しているので、病院の駐車場で数人集まって祈ってきた。 今、ICUで人口呼吸器を付けられて、生死の間をさまよっている。


其の2週間ほど前、その方に連絡をすることがあった。

テキストを送ったら、「ご無沙汰しています。私は主イエス様に守られて元気に幸せな毎日をすごしております。」というメッセージが帰ってきた。

過去のメッセージをみても、すべて感謝で埋め尽くされていた。


病院の建物の3階にICUがある。そちらに向けて、賛美と祈りをささげて、一人一人大声で祈った。 

どうか、神さん、この祈りを聞いてください!あなたは、全能の神さまです。完全なる癒しを信じます! そして、今同じ病棟で病気と闘っている人たちも癒してください。医療関係者の方の健康もお守りください!



この病院の受付に用があって、話にいった。受付の方はとても感じがよかった。

机を見ると、線、マークが沢山書かれた聖書が開かれて置いてあった。その個所はガラテヤ書であった。

入り口で、この人が祈っていてくれる。この病院の門には、この人がいるから、祝福され、守られる、と思った。


伝道者の書7章17節

。。。。自分の時がこないのに、なぜ、死のうとするのか?


あたしは、その方の時はまだ来てほしくない。

生きろ!行きてくれ! 
来年もおせち料理作ってもっていくから!!


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