No. 186  悲しいっぺよ 

過日書いたBlogで友人がICUにいると書いた。


数日、Emailでの経過の報告がないから、連絡がないのは、良い知らせだ、と思ってきた。しかし、今朝、Emailをチェックすると、悲しい知らせがあった。


今日の早朝1時半ごろ、神様の元に旅立たれた、と。




直ぐに、同じ町に住む90歳の日本人女性に電話した。

「Tさん、あまり良いお知らせではありません。」を口切りに、召されたことを伝えた。

Tさんは、「かわいそうだー。」と電話口で泣かれた。こちらも泣きそうになったので、自分のオフィスに隠れて会話を続けた。


亡くなられた方、Eさんは、以前、日曜日の教会の後に、この90歳の日本人女性Tさんの元に通ってくれていた。何年も続いたと思う。 

この90歳の女性、Tさんのお婿さんがうちの旦那の友達である。Tさんは旦那様を亡くされたばかりで、私が日本語が出来るということで、紹介された。

其のあとは、時々食事をもっていったりしたが、子育て、仕事でなかなか通えなかった。

しかし、何故か、このEさんが、同郷のよしみもあってか、通ってくれるようになったのだ。

押し付けちゃったようでもあった。。。



このEさんは上の写真の花の色、うす紫色が大好きだった。

今、これを読んでくれている関係のある方は、大きくうなずいているはず。

70歳を過ぎてから、洗礼を受けた方である。明るくて、多くのお友達を教会で作った。 私も教会のお昼ご飯は一緒にご相伴させて頂いた。個人的なお話も色々話してくれた。

詳しくは知らないが、ずっとレストランの経営をされてきて、旦那様が亡くなり、テキサスに引っ越してきた。

お化粧もきれいで、人当たりがとても良く、いらっしゃるだけで、その場が明るくなる方であった。


この人が素晴らしい、と思うことがある。

テキストで良く連絡をとっていたのだが、どんな時でも、「ありがとうございます。神様に生かされています。感謝です。」と返信がくるのである。


亡くなる2週間前だったろうか。90歳のTさんのことで、テキストをした。その時も、神さんへの感謝にあふれるテキストを頂いた。

それが、この世での最後の通信となった。

スクリーンショットを取り、永久保存とした。


今日一日ため息ばかりで、私にしては、珍しく、落ち込んだ一日であった。仕事すれば気が紛れるかな、と。なかなか手につかず。悲しくてねぇ。

文面が真面目なのも、落ち込んでいる証拠。


午後、外に出て歩いた。犬は散歩したくねーっていうので、珍しく一人で歩いた。



そうか、上から見ているんだな、E さん。

だから、空を見上げて、

「神さんと今いっしょだっぺか?」

「天国は良い所だっぺなぁー?」と話しかけた。


彼女は茨城は水戸のそばの出身。あたしは、父方の先祖が茨城だもんで、そこでも親近感があった。


彼女のつくるお赤飯は美味しかった。一升、二升という大釜で蒸すからだ。

今頃、神さんに赤飯つくってあげているんだろうな。。。


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