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4月, 2021の投稿を表示しています

No. 224 恐れることは、起こらないかもよ

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106歳のスーパーばあちゃんがうちにキター! 短期滞在なのか、長期滞在か、永遠滞在化は不明。 一年前に、寒さから避難しに、うちにきたのは、一年以上まえ。 ちょうど、コロナ禍が騒がれる前に来て、パンデミック状態になる前に帰っていった。                             *写真はイメージですが、希望でもある。 長年、旦那の弟がほぼ一緒に住むような感じで、面倒を見てきたのだが、そろそろ限界が見えてきた。 ばあちゃんもうちに来たい、と希望したので。 でも、またいつか、”Home, Sweet Home!”と言って、帰りたい、というかもしれないし。 それは、それで、いいと思う。 あたしは、嫁って立場だけど、ここアメリカでは、嫁、という概念は薄い。 あたしは、自分の生活を変える必要はないと思っている。 なので、いつも通り朝から自分のホームオフィスで仕事している。 朝食は、息子である旦那がすればいい。 懸念としては、「家の中の孤独」が存在してしまうこと。 そりゃー自分の家ではないから、不自由もあるだろう。 それに、あたしはそばにくっついて、お話相手はしない。だって、仕事があるもんね。 でも、夕飯だけは、作り、一緒にワイワイと食べる。 それで今は十分だと思う。 こうしてほしい、ということは、こちらでの滞在に慣れて、落ち着いたら、言ってもらおうと思う。 以前、石川県の恩師の家に居候したときのこと。 先生の奥さんは、北陸の穀倉地帯の集落の家に嫁として入った。南国出身の方で、世代だと戦後のBaby Boomer. 旧体制から日本が変わった後で、この世代は自由を謳歌しよう、という世代。 先生のご両親は、離れに住んでもらい、そこに食事を持って行く、という形だが、家の中で二つの所帯がある、という環境であった。 日本の田舎の家はアメリカに引けを取らないくらい、大きいから、それが可能である。 数年後、また恩師宅を訪ねた。その時期は、義父さまはすでに亡くなれていて、義母さまは、少しボケていた。 ある晩、先生の奥さんと夕飯時に飲んだ時、愚痴か、独り言なのか、こういうことを言われた。 「べつべつに離れて住んでいるから、ぼけさせたのは、あんたのせいだ、っていう人もいる。」という意味だったとおもう。 その場にいない人、一緒に生活していない人にありがちな発言だとは思う。 また、日本らしい

No. 223 ジーザスの証”Mercy, Humble, &Surrender”

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 題名は、実はうそだよー! 正確には、映画 The Chosenでジーザスを演じている俳優のジョナサン・ロウミーの証です。 お父さんがエジプト人(オーソドックス クリスチャン)で母親がアイルランド人(カトリック クリスチャン)だということだ。 The Chosenの中では、中東のなまりの英語で演じている。 お父さんのなまりを使えばいいやって、ことで、The Chosenの中でこのなまりがスタンダードとなったそうだ。 Jonathanはオーソドックスクリスチャンだが、彼の証を聞いて、宗派は関係ねぇと思った。 最後の方で、彼が、すべて神さんに投げ出した(Surrender)あとに起こった奇跡がすごいと思った。 すべて英語なので、自動翻訳がもっと進歩すればいいな、と思う。

No. 222 目に見えないものを望むか?恐れるか?

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 信仰、とはなんじゃい? 答え: へブル人への手紙:11章1節 「信仰は望んでいる事柄を保証し、目に見えないものを確信させるものです。」 うーむ。このまま字面(じづら)通りにとらえたら、きっと浅はかな解釈となりそうだ、と思うあたしは浅はかな人間である。 きっと、この聖句の奥にはもっと深いものがあるのだろう。だから、おろそかに、じづら通りに解釈したら、「ぶー!ちがうよー!」と人から言われるんじゃないか、構えてかかるあたしは臆病ものでもある。 しかし!詳しい解説は牧師先生にお願いするとして、私は浅はかな人間のレベルで、字面をそのままとらえることにする。 「信仰は望んでいる事柄を保証し。。」 あれが欲しい、こうなってほしい、こうなりたい、という望みは誰でもある。 あたしは、まず、神さんに、まず感謝して、神さん、あんたが一番やで!って言って、御国がきますように!と祈る。 そのあとに、神さん、こういのほしいんだわー。こうなってほしんだわー、こういうの、なんとかしてちょー、ってお願いする。 「目に見えないものを確信させるものです。」 お願いしたものは、まだどういう形をとって実現するか、わからない。 上記の二つの要素をもっと突き進んで、わかりやすい極意の境地に行くには、具体的に祈る、ということらしい。 韓国の有名な牧師先生の本を昔読んだ。 「大四次元」by パウロ.チョーヨンギ牧師 *のものである。 その中には、漠然とした祈りは神さんはわからないので、具体的に祈ることが大事である、と書かれている。 いわゆる、細かい仕様をオーダーするように、神さんに頼め、ということだ。 また、あたかもすでに実現しちゃったように、目の前に望みがかなったように、宣言してしまう、という大胆なことも必要である、と。 「信仰は望んでいる事柄を保証し、目に見えないものを確信させるものです。」 は、あたし流に書いちゃうと、 神さんをとことん信じ、望んでいる事柄は、すでに頂いてしまった。望んでいる事柄は、目の前に存在するかのように確信して、祈ること、じゃないか、と。 「神さん! XXXをあんがとござんす! いやー、こんなに良くしてくれて、ありがとござんす。」 と先に神さんに行っちゃえば、神さんだって、「おーい、あー、しょうがねぇなぁー。まあ、ここまで信用されてちゃ、人肌脱いで、叶えなきゃいかんなぁ。」っておもって

No. 221 弟子のその後

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 Facebookに、イエスの弟子の死に方、というポストがあったので、簡単に記す。 1.マタイ:刃に倒れて殉教 @エチオピア 2.マルコ:馬による町中引き回しの刑 @エジプト 3.ルカ:絞首刑 @ギリシャ 4.ヨハネ:油で煮られた@ローマー>しかし、死からよみがえった。その後、パトモス島に幽閉。その時に黙示録を書いた。その後、釈放されて、トルコへ渡り、そこで老人となり、平安に最後を迎えた。 5.ペテロ:逆さ十字架にて。イエスと同じ磔だとおこがましいと。 6.ヤコブ:寺(テンプル)から突き落とされたが一命をとりとめた。しかし、鍛冶屋で使うフラーという道具で打ち殺された。突き落とされた場所は偶然にも、イエスが悪魔の試みにあった場所。 7.ゼベダイの息子のヤコブ 斬首刑 @エルサレム    *同行していたローマ兵がヤコブの信仰に感銘を受け、一緒に斬首刑となる。 8.バルトロマイ むち打ちの刑 @アルメニア 9.アンドレ “X”にかけた十字架にて磔(はりつけ) @ギリシャのパトラス *「このような幸せな時間がくるのをまっていた。」と言ったそうだ。 苦しみが長引くように磔に縄で体を括り付けられた。亡くなるまで2日かかった。 10.テモテ   刺される @インド 11.ユダ(裏切りのイスカリオテのユダではない) 矢に射られて殺された。 12.マティアス  石打の刑の後、斬首。 13.パウロ(イエスとは行動していない。イエスの死―復活ー昇天後にイエスの霊に導かれた) ローマ皇帝ネロにより、拷問ののち、斬首刑。

No. 220 "The Chosen" シーズン2:エピソード1

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 先週のイースタ―の週に”The Chosen”:シーズン2が公開された。 シーズン2のエピソード1を今日見た。 イエスが十字架にかかり、復活し、天に戻って、だいぶたったころからの回顧録から場面は始まっている。イエスのことを書き残そうと弟子の一人が弟子それぞれにインタビューをしているシーンから始まる。 YouTubeでみつからなかったので、Angel StudioのWebsiteは こちら 。 ”Season Two”をクリックすれば見れる。 この最初の画面で、うわー、メイクすごいと思った。 シーズン1で、若々しかった弟子たちが、今度は歳をとった顔ででている。 小さいしわなど、見事に作られている。 以下は、公開されたばかりのシーズン2の1.「Thundar  雷鳴(らいめい)」 さて、このシーズン2、エピソード1はイエスとその弟子がサマリアに滞在している時のことである。 井戸であった場末のバーにいそうな女性は、すでにイエスのことを多くの人に触れわたっていて、そこで、伝道が始まっている。こちらは、シーズン1ですでに描かれていた。 弟子の二人が、荒れた土地を人力で耕している。 (この景色、テキサスだろう。背景はComputer Graphicだと思う。) その土地の持ち主は、足を怪我してしまい、生活にも窮している。 イエスの一行は、その家を訪ね、食べものをたくさん携えて食事をした。 そのサマリヤの男は、窮していたので、道すがらに、旅のユダヤ人を襲い、着物や持ち物を取った人であった。 そのあと事故に遭い、右足を折ってしまい、農作業が出来なくなっていた。 そのサマリアの男は、イエスたちと話している時、襲ったそのユダヤ人は死んでしまったのだろうか、と罪の念に悩まされていた。 そこで、イエスは、その人は生きている。大丈夫だ、と伝えた。 その晩、一行はサマリヤの町にに帰った。 翌朝、そのサマリヤの男の家族は、がたん!という音に驚いて飛び起きた。 その男の右足は癒されていたのであった。 子のエピソードの最後は、雷の音が象徴的に使われている。 そして、イエスの母、マリアにインタビューをして、記述をしているのは。。。ヨハネであった。 *** 本当によくできたプロットである。 思わず、”Pay it forward”=先行投資をしてしまった。 先行投資をすることによって、多くの人が無料で

NO. 219 人柱 生贄 十字架  イースター

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我が家に、韓国訪問の際に頂いた、鐘の小さい置物がある。 旦那が韓国出張の際、韓国の方に、慶州(キョンジュ)地方を案内していただいたとき、お土産としていただいたものだ。 私も出張に付いていったので、相手方様が、気を利かせて、観光に連れていってくださった。 慶州にある古墳を見た後に連れて行っていただいた場所には、緑青というのだろうか、うすい青緑色の大きな鐘が下がっていた。たぶん、博物館の外だったという記憶がある。 実は、この鐘は、鳴らすと「エミレー」という声が鐘の音に聞こえてくるとか、こないとか。 説明をきいたが、昔、この大きな鐘の鋳造がうまくいかず、何度も何度も、行ったが、それでもだめ。 そのため、小さい女の子が生贄(いけにえ)として選ばれ、溶けている銅の中に投げ込まれたという。 詳しくはこちらの Wikipedia にて。 **** 学生のころ、横浜の港のあたりは私の「シマ」であった。YMCAでスキーのキャンプリーダーをしていたり、何かとあそこらへんで、知り合い、友人と「つるんで」いた場所。 今は、みなとみらいとか、レンガ倉庫という観光地になってしまったけど、以前は汚くて、ホームレスの方も普通に風景の中に溶け込んでいて、これぞ横浜、という場所だった。 行くときは、”国鉄”(今のJR)より安かった東横線を使い、の最終の桜木町で降りて、山下公園の方へ歩いていった。  桜木町の駅は当時、木造で、ガード下があった。 駅の構内から出て、左に向かい、港に向かって歩き出すと、すぐに、橋を渡る。 弁天橋という。 わたって左側だと想像するのだが、江戸自体に作られた石を積み上げた岸壁があるとのこと。 司馬遼太郎さんの「街道をゆく」シリーズの横浜編に書いてあった。 本のページをめくると、開港後の横浜で、混血児の少年たちが労働に使われていた。この混血児の何人かが、弁天橋の人柱として、橋の下に埋められた、とのことだ。 穴を掘り、そこに入れ、と言われた。いやだと言ったので、無理やり突き落とされて、生き埋めにされた、ということらしい。 開港後、港ヨコハマには、外国人向けの遊郭があった。私がヨコハマをうろついていたころも、ソープなどが立ち並ぶ場所はあったので、過去をさかのぼれば、外国人向けの遊郭についての、資料はあるだろう。 紅葉坂の上にある図書館にあるかもしれない。 子供は生まれてくるものだから

No. 218 天国は退屈なところか

 ちょっと野外でテント張って寝た。 春だし、仕事で息抜きがしたいってことで。 だあれもいないキャンプ場。 鳥の鳴き声と、遠くの農場(らしい)からコケコッコーと聞こえる。 空には、ボールドイーグルのつがいが、舞っている。 前の晩は、寒くてよく寝れなかった。 寝袋に潜り込まなかったため。 もう一つの理由は、外で大きな動物が動き回ったり、テントの外側をひっかいたり、とうるさかった。 テントの横をがさごそと大型の生き物が歩いている音がした。 結構、近くにいる。 果敢にも人を恐れないようだ。 じゃあ、人??  自然の中で出くわすと一番こわいのは、人間なので。 サーチライトで外を見ても、姿は映らず。 しかし、うちの犬は耳をぴんと立てて、音のする方向をじっと見据えている。 そうしているうちに、キャンプファイアのピットの向こう側に、ライトに照らし出された大きな動物を見た。 え!! マウンテンライオン? リンクス? ボブキャット?! 光る眼で、こちらを見据えて、今もとびかかろうとしている格好であった。 うげー!! っと、旦那をたたき起こして、もう一回ライトで照らしてみると。。。 それは、どでかい”アライグマ’であった。30-40キロはありそうな大型。 ぜんぜん可愛くない。 テントの横で聞こえた音は、人間の足音にも聞こえたことに、なっとく。 あの大きさでは、当然だろう。 翌朝、起きたのは9時過ぎ。 旦那はすでにキャンプ場の横を流れる川に釣りにいっていた。 あたしと愛犬は、うろうろ散歩して、キャンプ場と集会に使われる建物のそばにいったり、敷地全体をみてまわった。 そして、キャンプの横にもどってきた。 あたりは、一面黄色い花が咲き、ところどころ、紫色の背が高い花が立っている。 風の音は聞こえるが、遠くから聞こえる工事の音以外は、いたって静か。 犬も私のそばで横になって静かにしている。 天にむかって、「神さん、御国っちゅうのは、こんな感じなんですか?」と尋ねる。 花が咲き、そよ風が吹いて、寒くもなく、暑くもない。 鳥は自由に舞い、遠くにいる者同士で、会話をしている。 水と食べ物はそばにある。 雨風をしのぐテントもある。 ポータブルWi-Fiもってきたので、これが書ける。 数日は仕事をあくせくせずとも、生きていかれる。 アダムとイブは、Wi-Fiは当時はなかったにせよ、裸で、寒くもなく暑くもな