No.181  忠告して逃げる:the Book of Law

数年前から心のどこかに引っかかっていたことがあった。

「ルールに準拠しないことを私が知っている。」ことだ。

仕事上でのこと。

当局に通告すればいいのかもしれないが、グレーで多少微妙な状況だし、報復される可能性もある。また、通告すれば、こちらも火の粉をかぶる。

神さんの御心であれば、神さんがうまくやってくれるだろうし、ルールに合致しないことを継続していると、まったく別のところから火の手があがることもある。

毎年とる倫理の授業では、そういう状況になった場合は、”関係を断ちなさい”、”Disengage"と教わっている。


なので、祈った。 


神さん、こういうことを私は見てきてしまいました。事態の知識、つまり知ってしまった私が業務を遂行することは、私の専門職の倫理規定からみると、やばいっす。

もし、離れたほうがいいのなら、そのようなことが起こるようにしてください。
導いてください。



その一週間後だと思う。

突然、現実味を帯びて急浮上したことがあった。
土曜日の夕飯前で、本来は一番のんびりしている時間なのだが、吐きそうになった出来事であった。

私が一応知識のあるルールから外れる案件が再浮上し、その点をストレートに投げかけた。

相手からは、厳しい口調で追及された。


一歩下がって考えれば、私の文章の書き方も唐突であったので、相手も過剰反応したと思う。表現については、正確さに欠けていたかもしれないので、反省し、その点だけは、謝罪した。

しかし、何故、そういうやり方をするのでしょうか、と質問は投げかけておいた。




これって祈りに対する神様の答えかもしれない。

離れなさい、っていう。

神様、これってお答えですか? と夜空を歩きながら、神さんに話しかけた。


エゼキエル3:17-21

人の子よ、私はあなたをイスラエルの家の見張り人とした。
あなたは私の口から言葉を聞くとき、私に変わって彼らに警告を与えよ。

私が悪人に「あなたは必ず死ぬ」と言うとき、もし、あなたが彼に警告を与えず、悪者に悪の道から離れて生き延びるように語って、警告しないなら、その悪者は自分の不義のために死ぬ。

そして、私は彼の血の責任をあなたに問う。


もし、あなたが悪者に警告を与えても、彼がその悪を悔い改めず、その悪の道から立ち返らないなら、彼は自分の不義のために死ななければならない。

しかし、あなたは自分の命を救うことになる。


もし、正しい人がその正しい行いをやめて、不正をおこなうなら、わたしは彼の前につまずきを置く。彼は死ななければならない。それは、あなたが彼に警告を与えなかったので、彼は自分の罪のために死に、彼が行った正しい行いも覚えられないのである。

私は彼の血の責任をあなたに問う。


しかし、もしあなたが正しい人に罪をおかさないように警告を与えて、彼が罪をおかさないようになれば、彼は警告をうけたのであるから、彼はいきながらえ、あなたも自分のいのちをすくうことになる。


上記の聖書の箇所は、明確な掟(おきて)である。神さんの法律ともいえる。

聖書はThe Book of Lawでもある。

最後の項目、”警告してその人たちも改めてルールに沿ったやり方をする”ことが成就するのであれば、私は関係をつづけるかもしれない。

そうでなければ、聖書の箇所の2番目の条件になるので、私はすたこらさっさと逃げるべきだろう。もう、警告したし。 自分の身が一番大事である。


私も人間だから、こういった状況が当局に暴かれれば良い、ざまーみろ、という気持ちももたげる。しかし、それは、神さんの領域なので、今は何もしない。



突然降って湧いたような苦しく、つらい出来事ってある。

その方向転換により、収入を失うことになるかもしれない。

飛んでもない場所に飛ばされるかもしれない。
  (←よく読むと「飛」が重複しているが、なぜか納得できる日本語。)

しかし!後から見ると、それは祈りの結果であることもある。

また、神さんの計画だった、と言うことが後からわかることもある。

そのあとには、失ったものを超える祝福がある。


これを書いている今は、私は精神的に落ち着いているし、心に平安がある。

やすけさは川の如し、の境地。(過去のログ参考されたし)


いやな会話があった翌日、寒空の中、別の州にマス釣りにでかけた。

ハイキングもして気分転換した。


このブログは12月13日に書き始めたが、一旦止めた。そして祈った。一緒にいのってもらった。

其のあと、仕事をきれいに整理し、「辞めます」届けを出した。

それは、受理された。 クリスマス前のことだった。


後は、神さんが導いてくれるはず。

失う収入も神さんが取り返してくれるさ! 大丈夫だ! 

先手うって、信じます!と宣言すれば、神さんだって、「あれまぁー、言われちゃったよ。しょうがねぇなぁ、もっと経済的に潤してやるかね。」と思ってくれるだろう。


と、神さんにプレッシャーをかけるあたしである。


≪記事、まあまあだったら、この下↓に「ええやんか!」へポチしてね。≫

コメント

このブログの人気の投稿

No. 39 「沈黙」

No. 85 It Is Well With My Soul  やすけさは川のごとく  (その1)

No. 24 ヒューストンの日本人教会  Japanese church in Houston, TX

No.1 こんな人間が何でクリスチャンになったのか・・・独り言をはじめる理由

No. 203 「風が吹く」

No. 159 断食祈祷 Day 1

No. 31 聖歌・賛美歌・ゴスペルソングMIDI  「いつくしみ深き」

No. 9 君は愛されるため生まれた