No. 55 主夫(しゅふ)、Mr. Mom
12月10日から19日、日本にいた。 野暮用と実家の母の遺品やら、私の荷物をアメリカに送るという、海外引越し屋まがいの作業であった。 引越しは、7-8回しているので、パッキングはなれたものである。 しかし、日本では、友人にあったり、いろいろな用事も飛び込んでくるから、滞在時間のすべてを荷造りにはかけられなかった。 だから、ものすごいスピードで、それこそ、「鬼」のように、荷造りをしたのであった。 やっぱ、私には頭を使わないこういった肉体作業の方があっているようで。
私の不在中、子供は近くのDay Care Centerで面倒見てもらおうかと思っていた。 そうしたら、旦那が、お金もったいないし、これが始めてじゃないから、俺が面倒みる、とかってでてくれた。 子供の面倒見の良い旦那。 安心して、出発した。
日本では、携帯をもっているので、そこに旦那から毎日電話とメールがくる。 そんなある日、「あの犬、殺す!」とのメールが・・・。 あの犬、とは、今年の初めに事故にあった13歳のぷっぷちゃんではなく、8月に我が家にきた、仔犬のぴっぴちゃんのことである。
そのやんちゃなぴっぴちゃん、池の鯉を取ろうとして池におちた。 そしてずぶぬれのまま、家にはいり、ベッドによこたわたそうだ。 もちろん、ベッドは水浸し。
さらに、石鹸を食べて、一晩中、吐いていたとか。 なんでも食べてしまうんだよね。 あの子。
さらに、子供のおもちゃやら、いろいろかじったらしい。
旦那、「君が帰るころは、もういないかもしれない」だって。
さて、帰国したのが一昨日。 顔つきから、旦那、限界だったみたいよ。 でも、帰った日の夕飯は作ってくれたのである。 それに、「密輸」した「毛蟹」を出してあげて、少しホットしたみたい。 旦那が、子供の弁当箱、洗っといてね、という。 ん??? 見ると、ご飯と豚肉の焼いたのが残っていた。
旦那、子供に弁当まで作っていた!
それに、きちんと毎晩、宿題の読書をちゃんと子供たちにやらせていた。 大変だったろうに・・・・。
旦那の仕事は連邦の国家公務員で、かなりの年月努めているので、休暇が貯まっている。 だから、子供の面倒を見ながら仕事もできる。 料理も自分で出来る人である。 だから、結婚したんだが。
過去10年、日本との往来をした私にとって、普通の男性だったら、続いていなかったのではないか、と思うことがある。 亡き母もよく言っていた。 「あなたには、もったいないくらいの人だ。」
たしかにそうである。
今日は、旦那の誕生日。 プレゼントは日本にあった私の貯金を崩して、あげた。 趣味の狩猟に使ってもらえれば、と。 そして、旦那は早朝、狩猟にでかける。
今晩は、ダラスのダウンタウンにある、Bice(ビシェ)という有名なイタリアン・レストランに招待する。 もちろん、貯金を崩したなかから出すんである。 やはり、仕事ほしいなぁ。 そうすれば、もっと旦那にプレゼントできるのに。
どのレストランかは、旦那にはその場所に着くまで内緒。 6月の私の誕生日に「Nobu]に連れていってもらったとき、旦那が「あ、そばにBiceがある。 美味しくて、有名なイタリアンレストランなんだよ。」といっていたので、Biceを選んだ。
今、明け方の4時。 そろそろ旦那、おきてくるかな? 朝食のSandwitchも作ったし。 Birthday Cardも書いていれておいたし。
いつもながら、旦那には、感謝する。 来年からは、日本への急な帰国もないだろう。 だから、これからは、日本にいくときは、一緒にいって、観光をのんびりしたい、と思う。
ところで、ぴっぴちゃんは、まだ生きていた。
あかしや番頭
私の不在中、子供は近くのDay Care Centerで面倒見てもらおうかと思っていた。 そうしたら、旦那が、お金もったいないし、これが始めてじゃないから、俺が面倒みる、とかってでてくれた。 子供の面倒見の良い旦那。 安心して、出発した。
日本では、携帯をもっているので、そこに旦那から毎日電話とメールがくる。 そんなある日、「あの犬、殺す!」とのメールが・・・。 あの犬、とは、今年の初めに事故にあった13歳のぷっぷちゃんではなく、8月に我が家にきた、仔犬のぴっぴちゃんのことである。
そのやんちゃなぴっぴちゃん、池の鯉を取ろうとして池におちた。 そしてずぶぬれのまま、家にはいり、ベッドによこたわたそうだ。 もちろん、ベッドは水浸し。
さらに、石鹸を食べて、一晩中、吐いていたとか。 なんでも食べてしまうんだよね。 あの子。
さらに、子供のおもちゃやら、いろいろかじったらしい。
旦那、「君が帰るころは、もういないかもしれない」だって。
さて、帰国したのが一昨日。 顔つきから、旦那、限界だったみたいよ。 でも、帰った日の夕飯は作ってくれたのである。 それに、「密輸」した「毛蟹」を出してあげて、少しホットしたみたい。 旦那が、子供の弁当箱、洗っといてね、という。 ん??? 見ると、ご飯と豚肉の焼いたのが残っていた。
旦那、子供に弁当まで作っていた!
それに、きちんと毎晩、宿題の読書をちゃんと子供たちにやらせていた。 大変だったろうに・・・・。
旦那の仕事は連邦の国家公務員で、かなりの年月努めているので、休暇が貯まっている。 だから、子供の面倒を見ながら仕事もできる。 料理も自分で出来る人である。 だから、結婚したんだが。
過去10年、日本との往来をした私にとって、普通の男性だったら、続いていなかったのではないか、と思うことがある。 亡き母もよく言っていた。 「あなたには、もったいないくらいの人だ。」
たしかにそうである。
今日は、旦那の誕生日。 プレゼントは日本にあった私の貯金を崩して、あげた。 趣味の狩猟に使ってもらえれば、と。 そして、旦那は早朝、狩猟にでかける。
今晩は、ダラスのダウンタウンにある、Bice(ビシェ)という有名なイタリアン・レストランに招待する。 もちろん、貯金を崩したなかから出すんである。 やはり、仕事ほしいなぁ。 そうすれば、もっと旦那にプレゼントできるのに。
どのレストランかは、旦那にはその場所に着くまで内緒。 6月の私の誕生日に「Nobu]に連れていってもらったとき、旦那が「あ、そばにBiceがある。 美味しくて、有名なイタリアンレストランなんだよ。」といっていたので、Biceを選んだ。
今、明け方の4時。 そろそろ旦那、おきてくるかな? 朝食のSandwitchも作ったし。 Birthday Cardも書いていれておいたし。
いつもながら、旦那には、感謝する。 来年からは、日本への急な帰国もないだろう。 だから、これからは、日本にいくときは、一緒にいって、観光をのんびりしたい、と思う。
ところで、ぴっぴちゃんは、まだ生きていた。
あかしや番頭
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