No. 44  探し物は見つかる  その一


探し物はなんですか 見つけにくいものですか

かばんの中も 机の中も 探したけれど みつからないのに

まだまだ探す気ですか それより僕と踊りませんか

夢の中へ 夢の中へ  行ってみたいと思いませんか
Wooo Wooo  Wooo Haa///

井上揚水 「夢の中へ」より



ご無沙汰であったのう。  先週から探し物をしていて、多忙であったのぢゃ。 


今、二つの物を探している。 一つは、見つかったのだが、そのせいで、睡眠不足の毎日に、洗濯ばかりしている。 眠いので、今回のBlogはMixiに書いている日記からかなり引用して、手抜きをする。


ウチには、ぷっぷちゃんというラブラドールの雑種のとても良い犬がいる。 11歳だが。 命令は良く聞くし、いつもそばにいてくれる。  

旦那、フロリダにいたときは、毎週末海にいってモリで魚を取ってきた人。 テキサスの海から6時間離れた、ここダラスでは、海がそばにない。 なので、かも、七面鳥、いのししなどの狩猟を始めた。

この冬のダックシーズンに、ぷっぷちゃんを連れて行った。 ぷっぷちゃんはラブラドールとシェパードの雑種であるが、泳ぎは得意だし、しっかりとRetrieve(獲物を取ってくる)が上手。  ダックの狩猟は寒い冬だし、水辺が多いので、ラブラドールリトリバーは、落ちたダックを泳いで取ってくるために、人間に「作られた」犬の種類である

ある寒い冬の日、旦那はダックハンティングに行くため、朝の4時に起きた。 ぷっぷちゃんは、どてーっと私たちのベッドの上に寝そべっていて、起きやしなかったそうだ。  起こすと、「何よ?」という顔をしたらしい。  なんとか、たたき起こして、狩りにいった。 森の奥深くに入り、ダックに狙いをさだめた。  


最初の発砲音で、ぷっぷちゃん、逃げた。 



旦那、青くなって、探したけどいない。 なんと2マイル(3キロ)離れたところに停めて置いた車の横でがたがた震えていたそうだ。  旦那のオフィスの人たちの笑い話の種となった。

また、秋が来る。 旦那は純潔のラブラドールの子犬が欲しいという。 子供のうちから銃声にならしておくことが猟犬には必要である。 

純潔、血統証もいいが、遺伝の問題が多すぎて、長生きしないし、血統証には私、まったく興味がない。 それより、不要犬として、ほっておけば安楽死が待っている犬を引き取ったほうが良いと思った。  なので、先々週の木曜日にダラスのダウンタウンにある、動物保護施設にいった。  事前にウエブサイトで調べておいたら、ラブラドールの子犬がいるというので。

40分かけて、交通量が多くて、やたらに車線変更しなければならないハイウエイをやっとのことで、乗りぬけて、SPCAという施設に着いた。  そしたら、その子犬はすでに引き取られていて、いなかった。  どっと疲れが出た。

先週、もう一つの探し物の為、人の家にいったあと、ダラスの北東にあるマッキニーという遠い町まで足をのばした。 ここにもSPCAの施設がある。 事前調査なしでいったのである。 

いないだろうなぁ、と施設に入っていったら、4匹のラブラドールの混血の子犬がいた。 あれまぁ。 いたわ。  引き取られた日付を見ると、私がダラスで空振りにあった翌日に、この施設に持ち込まれたのである。  

暫く、観察して、そのなかで、一番優しそうなのをもらってきた。 ボス格の子犬より体が小さいが、他の子犬と違って、面とむかって立ち向かわず、むしろ、なだめるように平和的な子であった。 ボス格の子犬が独り占めにしていたボールをちょっと話した隙に、さささっと取りに行く。 その頭の良さが気に入った。 それに、この子だけが、私の目をじーーっと見てくれて、訴えかけてきたのである。 私の目もこの子だけに注がれていた。  15分ほど観察して、引き取ってきた。

うちにきたとき、ぷっぷちゃんと猫がそばによっていった。 猫は、「今度は何をもってきたんだよ。」とグニャーっと啼いた。 

あだ名は、ぴっぴちゃんにした。  すでにいるぷっぷちゃんが『うんち=大』の意味だから、『小』もいるだろうと。  英語で『小』のほうは、Pee Pee、ピーピー。 だからぴっぴちゃん

子犬だから、また、躾を一からやり直し。  赤ちゃんとおんなじだ。  ぷっぷちゃんがやきもち焼かないようにしなければいけないしね。  この調子だと、家から出れず、仕事も見つけられないだろうなぁ。 でも、いいか。 命、一つ助けられたし、この子もいいワンちゃんに育ってくれるだろう。

ぴっぴちゃんがうちに来てから寝不足の毎日。  一緒に寝ているんだけど、夜中に起きると、おしっことウンチをカーペットの上にしてしまう。 ぴっぴちゃんが起きたら、私も一緒に起きて、外でするんだよ、と教えながら、庭につれていく。 おそそうをしたときは、「No, No,No.」といって、室内でのトイレはいかんのだ、と何度も教える。 まあ、一ヶ月くらいかかるであろう。


昨日の明け方は、子供たちも私たちのベッドに忍び込んできた。 息子は、床にウンチがあるのを知らずに踏んでしまったらしい。 その跡が残っていた。 あああ・・・。

昨日の夜中、旦那は頭と髪の毛に攻撃を受けた。

歯が生えているので、かゆいらしい。 私の指、足の親指をすぐ噛みたがる。  これが痛い

昨日の夕食後、とつぜん、ウマのおもちゃのひひーんという声が・・・。 おなかを押すと、ひひーん、ぱかぱかぱか・・・という音がするおもちゃ。 ぴっぴちゃんがその子供たちのウマのおもちゃをくわえて、廊下を走っていくのが見えた。 

靴べらがとんでもないところにあった。

なんで、綿が沢山床に落ちているのか?

旦那のネクタイが床にあった。 旦那に「床においたの?」「おいてないよ」

子供たちの部屋にある大きな馬の人形をみたぴっぴちゃんが、両腕を広げて、突然、とびかかっていったのを旦那が目撃した

猫が私に文句を言う。 「ぶにゃー、ぶにゃー」訳="なんで、こんなの連れてきたんだ。 俺のご飯、みんな食べられた

ここんとこ、体のあちこちが痒いのである。 11歳の犬も、がりがり掻いている。 旦那も子供たちも私も痒い。 

だんなと私の叫び声。 「いたいーーー!!」 「こらーー!」がかなり増えた。


ぷっぷちゃんも、生後9週間でウチにきたけど、こんなだったっけ? Bedの上にぴょーんと飛び乗って、遊びにくるのかな?っておもったら、そこで、「じょー」っておしっこしたのは、よく覚えている。 

ぷっぷちゃんはおばあさんになったから、子犬に付きまとわれるのがいやらしい。 そばにきて、とびつかれると、うーーっと犬歯をむき出す。 でも、威嚇だけ。  実際には噛まない。 へえーって思ったのは、ぷっぷちゃん、ぴっぴちゃんがぷっぷちゃんのえさを食べても、じっとしている。 食べさせている。  猫が来たら、自分のえさをブロックして、食べさせないようにしていたのに・・・。  二人の関係を見ていると面白い。


このところ、猫との関係もなかなか。 今日は、二人で鼻と鼻を突き合わせていた。 それでも、まだぴっぴちゃんがとびかかって、なめようとすると、「シャー!」と歯をむき出す。 しかし、めげないぴっぴちゃん。 

夜になると元気になる。  夜中の1時2時が遊びの時間になっている。  こまるよ。 今晩もあまり眠れないだろう。 

でも、可愛い。


もう一つの探し物の候補を明日、見に行く。 それは、「その二」にて。  今日は、眠いのこのへんで。

ぴっぴちゃん、起こさないでよ。  あーねむ。

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