No. 201 アマゾンファイア -7の昭和的改造と白菜

 安息日の今日は、すでに12時を回っている。

もう就寝しなきゃ、と思うのだが、これを書いている。


安息日は仕事から離れ、礼拝から一日が始まる。何かをするのであれば、家族と自分以外の人の為に自分の時間を使うように心がけている。


今日の礼拝でのパタリロ先生の話は、「とても悲しいことがあった」、と始まった。

先生が20年以上のお付き合いのある車の修理業者の方が、コロナで亡くなった、と。



その方は、礼拝のメッセージにもよくネタとして登場した方だった。

パタリロモータース、と私は呼んでいるのだが、パタリロ先生は、車の修理が得意で、車の必要のある方へのヘルプをよくしてくださる。なので、この修理工の方は、先生にとって、本当に近しい人だった。

パタリロ先生の後悔は、なんでもっとその修理工の方に伝道をしなかったのか、ということ。

もちろん、イエス兄さんのお話はしたはず。しかし、人によっては拒否されることがある。

私も含めて、そういう方へは、イエス兄さんの話をしなくなってしまう。

特に家族へイエス兄さんのお話をすることが一番難しい。


さて、メッセージは、あたしらイエス営業部の人間は、近い人たちにもっと伝えていかねば、ということだ。

言っておくが、あたしたちはエホバの証人ではない。そいう言えば、また、エホバの証人から手紙がきたなぁ。。。同じ私書箱を使って。。っと、まあ、エホバなんてのはどうでもええわ。

メッセージの時に、同じ町に住む、母と同い年の日本人女性のことが真っ先に私の脳裏、というか、心にまっすぐ来た。


その方は、今はおひとり暮らしなので、日本食を作った時、お裾分けとして、持って行く。

お正月は毎年おせちを作ってもっていくことにしている。

訪問すると、まず、すぐ帰れない。

長らくお話のお相手をする。

このコロナで家から出れないし、インターネットは使われない。 人恋しいに決まっている。

戦争体験のある90歳のご婦人である。

最近は脚が痛いそうだ。


何を考えたか、あほな私は、礼拝の後、すぐにお年寄りで簡単に使えそうなタブレットをサーチした。

何でやねん? だって、人に会えないから、コミュニケーションの手段と、日本のニュース見れるようにしてあげたい。

ウォールマートで$5で売っている! Kohl'sというデパートもどきのお店には、Amazon Fire-7ってのが$40(4500円くらい?)で売っていた。

よし! やるぞ!と今日のスーパーボールが始まる少し前に店に赴いた。

スーパーボール(プロアメリカンフットボールの全米一を決める試合で、アメリカの一大行事)が始まると店がガラすきになる。コロナの最中の買い物にはうってつけ。

$5のタブレットは、間違いだ、と言われたウォールマートを後にして、Kohl'sに赴く。

ここでも、店には客がいない。全くのガラすき状態。


そこで購入したのが、じゃーん、Amazon Fire -7!

これを90歳の日本女性用にうまく使えるように設定しよう、って目論見なんだよん。




まず、言語は日本語に変えた。 よーし、っと。

つぎっ! なに、初期設定で、アマゾンのアカウントとつなげろだと?

そりゃ、アマゾンが作ったから、あたりまえだけど、アマゾン買え買えって魂胆。きにくわねぇ。 それに、自分のアカウントが入ったものを人様にあげるわけにはいかねぇ。 
こちとら江戸っ子でぇい。

とりあえず、自分のアカウントを入れて、後から削除すっか。

その女性、携帯電話もWifiもInternetもない。

そう。昭和の環境のご自宅にお住まいである。


そういった環境において、どうやって対応していくのかが、課題である。

電話はAPPかData 追加で、何とかできるだろうけど、APPだと、Alexa経由だろう。いちいち、「アレクサ!」って頼むのもかったしいなぁ。 昭和生まれの人が、「よしこ!」じゃなくって「アレクサ!」ってやるかぁ?

アマゾンに文句いったるわ。日本仕様は、アレクサじゃなくて、よしこ、にしろって。


LineのAPPは? Lineは、音がいいけど、勝手に変な人が入ってくる。
セキュリティーよくないし、広告うるさい。変な詐欺の広告が来たら、危ない。


その方が一番使うんだろうな、と想像する機能は電話と日本の本かな? 
もし、使うことができれば、ビデオ通話がいいだろうな、このコロナの時は。

アマゾンファイアは、アンドロイドのOS使っているので、色々なAPPが入るはず。

ということで、これからちくちくと、その方に合うAPPのダウンロード、表示設定をやっていく。 できることなら、日本のご老人用のAPPを作ってもいいと思う。

今、APPって自分でも作れる時代でしょ。


んで、白菜に話を飛ばそう。全く脈絡無しだけど。



一週間前に白菜をつけて、昨日食べた。結構うまくいった。

この時期は、母がたくさん白菜をつけていたので、懐かしい。紅色のバケツみたいな容器につけて、葉の一枚一枚に塩をまぶしていたなぁ。。。


そうか、タブレットと戦わずに、この白菜をお届けして、お話してくればいいのか。

そんな単純なことなんだよね。

コロナ禍第二波で周りで「死」のニュースばかり。家には入らない方がいい。だから、玄関先でちょこっとお話するだけでも、いいんだよね。


そんな小さなことだけど、それでいいのかもしれない。


タブレットの設定は継続するけど、白菜もって、ちょこっとあいさつにでもいくか。


今日のメッセージの聖書の個所は以下でありました。


マタイ10:5-14

イエスは、この12人を遣わし、そのとき、彼らにこう命じられた。。。。。<中略>

イスラエルの家の滅びた羊のところに行きなさい。

行って,「天の御国が近づいた。」と延べ伝えなさい。。。。

<この後まだあるけど、聖書開いて読んでみて>



私は、白菜をもって行きます。


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