わたしの愛する者たちよ。そういうわけだから、あなたがたがいつも従順であったように、わたしが一緒にいる時だけでなく、いない今は、いっそう従順でいて、恐れおののいて自分の救の達成に努めなさい。 あなたがたのうちに働きかけて、その願いを起させ、かつ実現に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。 Therefore, my beloved, as you have always obeyed, not as in my presence only, but now much more in my absence, work out your own salvation with fear and trembling; for it is God who works in you both to will and to do for His good pleasure. ピリピ人への手紙 2章 12-13節 よく引用される聖書の箇所かもしれない。 でも、日本語と英語の書き方で意味が違っていると私は思う。 日本語では、 あなたのうちに働きかけて、"その”願いを・・・ とあるが、英語では、 for it is God who works in you both to will and to do for His good pleasure. とある。 日本語の”その”願いは、「イエスを信じて地獄行きだったはずのところを救われる」ことを指すだろう。 でも、英語のほうは、単に"to will ... to do" であって、日本語に換えれば、 あなたがたのうちに働きかけて、願いを起させ、行動に至らせるのは神であって、それは神のよしとされるところだからである。 と、前の文との直接の関連、つまり「願い」=「救い」に固執せず、「願い」=「神があなたの心に起こさせるもの」となる。 果たしてどちらなんだろうなぁ。 新約聖書はマタイの福音書は、へブル語で、あとはギリシャ語で書かれている。 どちらの言語も私は知らないから、なんともはや。 あとで、枕元にあるKing George Versionで見てみよう。 閑話休題