No. 3 イエス営業部

あまり、クリスチャン、罪、・・・と外来語や聖書用語を書き立てるのも、ちょっと気が引ける。 なんでだろう。 外来語とその翻訳だからなんかしっくりいかない。 「クリスチャンです」なんて、日本でのたまおうものなら、若い人たちには英語だからかっこいいって受け入られても、私のおじ、おばあたり親戚一同からは、「アメリカかぶれしやがって」、て思われそうだ。 私は(有名な)XX株式会社に勤めています(偉いんだよ)、っていうような肩書きのような響きもかすかにあって、お高くとまっているというイメージも日本人の間にはある。 

では、代替案として、クリスチャンの代わりに、「キリストを信じるもの」、はどうか。 うーん、長すぎて、言うたびに舌が絡まりそうだ。 「キリシタン」はどうかなぁ。 「バテレン」 ああー古すぎる。 NHK大河ドラマじゃあるまいし。 じゃあ、「イエス様の友達」か? 軽すぎる。 一部の人たちに怒られそう。 (でも、イエス兄さんは弟子たちにいった。 私は友達だよって。) 「イエス友好同盟」 なんか黒塗りの装甲車でマイクでがんがんやりそうだなぁ。 「イエスファンクラブ」 きゃーきゃー黄色い声が聞こえそうだ。 「イエス応援団」 さんさんななびょうしぃー、ちゃっちゃっちゃっ、イ・エ・ス! あ、そーれ、イ・エ・ス!  「イエス営業本部」 ”リーン、リーン!” ”がちゃっ。 ハイ! こちらイエス営業部です。 お世話になっています!”  うちの教会の牧師先生が以前、私に「私たちはイエス様の営業マンですから」といっていたなぁ。 

イエスを英語でいうと、「ジーザス」だ。 ものすごい響きだ。 日本語で「イエスさまぁー」というと、体育会系の男性はちょっと言いにくい響きである。 でも、「ジーザス」というと、「ジー」のところを踏ん張って筋肉ボイスにして歌えてしまう力強さがある。 神様は「ロード」とか「ゴッド」。 これもどーんという響きがあり、尊厳がある。 でも、Passion of Jesus Christ(日本語タイトル:「パッション」)を観ると、イエスは「イェシュア」と呼ばれている。 日本語の方がアラム語、ヘブル語に近い。 これまた、別の投稿で日本語になっているべブル語について話してみたいからまたあとで。 「主」は映画のなかで、「アドナイ」とも呼ばれている。 これは確かヘブル語。(アラム語?) でも、神様は、「ヤーウェ、ヤハウエ」 とも呼ばれている。 これは、英語読みすると、ジェホバである。 

さらに、神様はその性質によって、名前が変わっている。 例えば、ジェホバ・シャローム(平和の主)、ジェホバ・ラファ (癒しの主)など。 こうなると、もう日本語の範囲を超えている。 あまり身近に感じない。 

バテレンの巻物にでてくる名前を無理やり日本語に直してみよう。 「主」は「やはの上様」、イエス兄さんは昔から使われている「耶蘇」に、竹千代からとって、「耶蘇千代」。 なぜって、信長の横には竹千代がいたように、お兄さんは神様の横にいるから。 マタイは、「又衛門」。 ぺテロは、「へい太」。 ヨハネは 「与乃介」、マルコは「万吉」。 ヤコブは「こぶへい」 と呼んでみることにする。

・・・丑三つ時をすぎたころ、耶蘇千代どのは、おひとりで下世真似という寂しいところにお出かけになり、祈っておられたそうじゃ。 お伴をしてきた三人の弟子たち、へい太、与乃介、こぶへいは睡魔に襲われてすっかり眠りこけていたそうな。 ・・・・・・・ 父上殿、やはの上様、できますれば、この杯を拙者から過ぎ去らせて下され・・・・

ああ、無理な試みであった。 つかれたよ。 もういいや、タイトルや肩書きなんて。 自分をクリスチャンです、なんて敢えて人に言わなくてもいいんじゃないか。 (ても、タイトルは江戸浜っ子クリスチャンとなっている。 まったく矛盾している。 じゃあ、江戸浜っ子イエス応援団長とでもするか。) 大切なのは、天のお父さん、イエスのお兄さん、聖なるBuddyの存在を信じていくことだ。、祈っていくことだけだ。 その姿が人の目に映るだろう。 聖書もちょっと難しいところがあるけど、短い箇所から読んでいくことにしよう。  

このBlogで敢えて、「天にいるお父さん」「イエスお兄さん」「聖なるBuddy」と呼んでいるのは、このお三方は天にもいるけど、すぐお隣にいる身近な存在なんだよ、って表現したいから。 「様」をつけないのは遺憾である、と思われる人もいるだろうけど、「イエスさまぁー」というタイプの私でもないし、「様」という言葉自体に距離感がある。 上記の御三家の方たちは、「私はいつもそばにいる。」と言ってくれているから、敢えてここでそう呼んでいる。   

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