No. 8 使用前 使用後
来月の5月にうちの教会で5人の人が洗礼を受けることになった。 そのうちの一人の方から、「最近洗礼を受けた人のbefore,afterはどんな感じ? と興味がありまして。」というメールをもらったので、じゃあ、ここに書いてみよう、と思ったんだが・・・。 このテーマって結構難しい、というかアイデアが湧いてこない。
「ダイエットピル XXXX! 一ヶ月で20kg痩せた!」 という広告で使用前の写真と使用後の写真がでてくるじゃない。 あれ、本当かどうかわかんないよ。 だって、コンピューターの画像処理ソフトで、あんなのいくらでもいじれるもん。 雑誌にあるモデルさんの写真あるじゃない。 あれって、コンピューターの画像処理ソフトで脚をやたら長くすることができるんだよ。 ウエストのくびれだって、やたらおかしいのがある。 以前、広告の仕事していて、写真の処理というのを印刷会社で見せてもらったし、テレビでそういった特集もしていた。 だから、今あなたがかじっているお菓子、そのまま食べていてね。
話がそれた。 質問に答えよう。 ダイエットピルの宣伝のような使用前・使用後の変化はなかった。 映画のシーンにあるように、バックグラウンドミュージックが「がーん」「じゃじゃーん」というのも感じなかった。 なんでかっていうと、そういった劇的な出来事は洗礼を受ける前にすでに起きていたんだよ。 この話は長くなるから、別の投稿で項目ごとに分けて書くことにするね。
じゃあ、洗礼の前後の話をしよう。 洗礼たのんますってお願いしたあと、牧師パタリロ先生(仮称)と奥さんが週一回うちにきて勉強会をすることになった。 といっても、教科書があって、宿題が出て、という難しいものではなかった。 パタリロ先生がインターネットで探してきた、聖書概要と信仰の学びみたいなプリントを渡されて、それを読んだ。 勉強会は、世間話や私の質問があると、その話で終わってしまうこともあった。 パタリロ先生曰く、「結婚みたいなもんですから。」 ふむふむ・・・。 でも、100%わかっていない。
ある日の勉強会では、パタリロ先生、冒頭に、「飼い葉おけなんですよ。」と、にっと笑う。 「????」 ここ、ダラスの郊外には、まだ馬や牛が住宅地のそばにいる。 カウボーイの世界である。 その馬や牛にえさをやるための大きな桶に朝から水を張って、太陽の日で温めて、教会の裏で式をする、とのこと。 当日は水着と白ではないT-シャツと長ズボンを持ってきてくれとのこと。 そうだよね、水にぬれてすけすけになったら、Wet T-Shirtコンテストだ。 色っぽすぎて、教会にはそぐわないよね。 私は図にのって、「スノーケルとゴーグルはいるんですか?」 沈黙があった。
洗礼式の日曜礼拝。 献金袋をしたためるのに、忙しくしていると、子供たちがステージに出てきて、何か歌っている。 私の名前が歌に入っていた。 はっとして、顔を上げた。 ごめんね、私の為に歌っててくれたんだねー。 礼拝が終わり、着替えて、その上に白いガウンを羽織る。 飼葉おけってでかいよ! 日本の昔の木の風呂桶くらいの大きさで、ほんの少し浅い。 牛と馬って沢山食べるんだねー。 (当たり前だ。) そこに入った。 パタリロ先生が、「あなたは罪人ですか?」 と聞く。 「ハイ。Yes.」 心の中では、”ほんとにひどい悪い人間だよ。”とつぶやく。 「あなたはイエスを救い主として信じますか。」 「ハイ。Yes.」 そいで、鼻をつままれて、後ろ向きにザブン。 一瞬だったけど、死ぬかと思った。
その後は、ちょっとしたお食事。 教会では、ポットラックといって、もちよりのスナックやちょっとした料理を持ってきて、礼拝の後に食べることがある。 でも、その日のポットラックは豪勢だった。 ありがとねーー。 のりがぴーんとたって、口にいれるとぱりぱりとしたおにぎりがおいしかった。 誰が作ってくれたのかなあ。 また、食べたい。
これを書いていて、思ったばかりなんだけど、洗礼式って、結婚式に似ている。 パタリロ先生先生が言った、結婚みたいなものーは的をついていた。 「あなたはイエスを救い主として信じますか。」は、「あなたは、富めるときも、貧するときも、病む時も、○○を愛することを誓いますか?」 だねぇ。 そして、イエスとの結婚には離婚がない。
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「ダイエットピル XXXX! 一ヶ月で20kg痩せた!」 という広告で使用前の写真と使用後の写真がでてくるじゃない。 あれ、本当かどうかわかんないよ。 だって、コンピューターの画像処理ソフトで、あんなのいくらでもいじれるもん。 雑誌にあるモデルさんの写真あるじゃない。 あれって、コンピューターの画像処理ソフトで脚をやたら長くすることができるんだよ。 ウエストのくびれだって、やたらおかしいのがある。 以前、広告の仕事していて、写真の処理というのを印刷会社で見せてもらったし、テレビでそういった特集もしていた。 だから、今あなたがかじっているお菓子、そのまま食べていてね。
話がそれた。 質問に答えよう。 ダイエットピルの宣伝のような使用前・使用後の変化はなかった。 映画のシーンにあるように、バックグラウンドミュージックが「がーん」「じゃじゃーん」というのも感じなかった。 なんでかっていうと、そういった劇的な出来事は洗礼を受ける前にすでに起きていたんだよ。 この話は長くなるから、別の投稿で項目ごとに分けて書くことにするね。
じゃあ、洗礼の前後の話をしよう。 洗礼たのんますってお願いしたあと、牧師パタリロ先生(仮称)と奥さんが週一回うちにきて勉強会をすることになった。 といっても、教科書があって、宿題が出て、という難しいものではなかった。 パタリロ先生がインターネットで探してきた、聖書概要と信仰の学びみたいなプリントを渡されて、それを読んだ。 勉強会は、世間話や私の質問があると、その話で終わってしまうこともあった。 パタリロ先生曰く、「結婚みたいなもんですから。」 ふむふむ・・・。 でも、100%わかっていない。
ある日の勉強会では、パタリロ先生、冒頭に、「飼い葉おけなんですよ。」と、にっと笑う。 「????」 ここ、ダラスの郊外には、まだ馬や牛が住宅地のそばにいる。 カウボーイの世界である。 その馬や牛にえさをやるための大きな桶に朝から水を張って、太陽の日で温めて、教会の裏で式をする、とのこと。 当日は水着と白ではないT-シャツと長ズボンを持ってきてくれとのこと。 そうだよね、水にぬれてすけすけになったら、Wet T-Shirtコンテストだ。 色っぽすぎて、教会にはそぐわないよね。 私は図にのって、「スノーケルとゴーグルはいるんですか?」 沈黙があった。
洗礼式の日曜礼拝。 献金袋をしたためるのに、忙しくしていると、子供たちがステージに出てきて、何か歌っている。 私の名前が歌に入っていた。 はっとして、顔を上げた。 ごめんね、私の為に歌っててくれたんだねー。 礼拝が終わり、着替えて、その上に白いガウンを羽織る。 飼葉おけってでかいよ! 日本の昔の木の風呂桶くらいの大きさで、ほんの少し浅い。 牛と馬って沢山食べるんだねー。 (当たり前だ。) そこに入った。 パタリロ先生が、「あなたは罪人ですか?」 と聞く。 「ハイ。Yes.」 心の中では、”ほんとにひどい悪い人間だよ。”とつぶやく。 「あなたはイエスを救い主として信じますか。」 「ハイ。Yes.」 そいで、鼻をつままれて、後ろ向きにザブン。 一瞬だったけど、死ぬかと思った。
その後は、ちょっとしたお食事。 教会では、ポットラックといって、もちよりのスナックやちょっとした料理を持ってきて、礼拝の後に食べることがある。 でも、その日のポットラックは豪勢だった。 ありがとねーー。 のりがぴーんとたって、口にいれるとぱりぱりとしたおにぎりがおいしかった。 誰が作ってくれたのかなあ。 また、食べたい。
これを書いていて、思ったばかりなんだけど、洗礼式って、結婚式に似ている。 パタリロ先生先生が言った、結婚みたいなものーは的をついていた。 「あなたはイエスを救い主として信じますか。」は、「あなたは、富めるときも、貧するときも、病む時も、○○を愛することを誓いますか?」 だねぇ。 そして、イエスとの結婚には離婚がない。
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