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No. 133 試してみろ、っちゅーから、試すよ。

夏休みに入って、4週目。 今年は、あまり疲れずに子供の相手もできる。 Wiiというゲームを買って、子供がそれで遊んでてくれる間は楽が出来るからか。 ということで、先週の木曜日の午前中、子供を家に残して、郵便局へ。 何を送ったか、というと、日本の教会と西海岸の教会への献金を送った。 4ヶ月のTaxの季節労働の報酬の十分の一をこつこつ封筒にためてきた。 Taxの仕事が4月の第3週に終わり、最期のお給料が5月の上旬に入った。 それから、だいぶ経ってしまったけど、ようやく先週の木曜日、各教会に送ることができた。 私の行っている教会には、すでにちゃんと献金した。 日本人が教会に関する質問の中に、献金をしなければいけないのですか?というのがある。  私に言わせれば、「しなければいけない」というレベルではない、と思う。 喜んで献金はするものだと思う。 というか、収入があるのは、神さんのお陰なので、10%は就職斡旋業としての神さんの取り分である。 私のものではない。 ということで、献じるというよりは、お返しする、というほうが正しいと思う。 旧約聖書の最期のマラキ書3章10節には、10%を納め、私を試してみよ、と神さんは言っている。 過去に試した。 そうしたら、大きな恵みが来てしまった。 ウエイトレスの助っ人で頂いた$100があった。 十分の一だから$10を納めて、そのあとすぐに借金して日本にいった。 お金ないから、飛行機代、借金だった。 そうしたら、日本の私の口座に30万円がどこからか振り込まれていた。 アメリカに戻り、それで、借金を返すことが出来た。 $10で、$3,000(役30万円)を神さんから頂いてしまったのであった。 300倍である。  知り合いが、試してみようって、十分の一の献金を始めます!と宣言して、開始した。 その数ヵ月後、旦那さんに良い仕事が与えられた。 更にその一年後、収入は倍増していた。 うちの教会のパタリロ牧師も億単位の負の遺産を抱え込んでいた。 やけくそになって、どうせ、ないお金だ!と十分の一の献金を始めてから、10年でその負の遺産は、消えた。 何故か、周りから助けてくれる人が沢山でてきたそうだ。  Taxのファイリングの仕事では、経済的なことをいろいろ質問する。 そうやって、どういうCreditなどが適用できるかを判断していくのである。   Schedu

No. 132 今日は誕生日

今日は何を隠そう、私の誕生日である。 もう、いいたくない年齢だから、言わないもんね。 自分がこんな歳になるとは、思ってもいなかった。 更年期も近いのか? ということは、骨ももろくなってきて、老化がもっと進むんだろうなぁ。  かといって、対策をとるつもりもない。 ただ、健康でいたいと思う。 4X年前の夜中の2時ごろ、私は東京は渋谷の日本赤十字病院で生まれた。 母にとっては、難産で、大変だったらしい。 生まれたとき、私は声を上げなかったそうだ。 生まれたあと、父と祖母は明け方の道を二人で家までとことこ歩いて帰ったそうだ。 渋谷から板橋まで。 そんな話を父母から何回か聞いた。 子供のときは、病弱だったが(嘘だ!ええーっつ!という声が聞こえるぞ。)、今は一応元気な双子のかあちゃんである。 いろいろあった人生だけど、40歳代後半まで、こうして何とか生きてこれたことに感謝する。 元気な双子の子供も生めた。 そうだ、旦那という素晴らしい人にもめぐり合えた。  父と母は、それはいろいろあったけど、やはり、私は私の父と母の間に生まれて幸せだったと、今思う。 私が父と母を選んだのかも。 それか、神さんが私を父と母に託したのだろうなぁ。  なんだかんだいって、ごたごたしたけど、それでも、死ぬまで両親は一緒だった。 私たちの為に大きな犠牲を払ってきてくれたんだろうな。  だから、神さんにお礼を言う。 私を父と母の元に送ってくれて有難う、と。 私にはもったいない夫を与えてくれて、有難う。 美しい双子を与えてくれて有難うと。 食べるのに困らないで何とか生きていかれる環境においてくれて有難う。 雨露をしのげる屋根のついた家に住めることに感謝。 周りで体を壊している人が多いのに、一応、今の所、健康であることに感謝。 目が見えること、耳が聞こえること、両手両足があること、喋れることに感謝。 昼は、Taxの仕事場の人たちが誕生会を開いてくれる、という。 夜は、夫と子供たちがご飯を作ってくれるという。 今日は朝から雷雨。  庭と、庭の家庭菜園も人の力を借りて、だいぶ完成。 昨日は豆や大根の種を植えた。 よし! 更年期になると骨がもろくなるから、今日は、植木の植え替えという重労働を朝にして、骨を強くしよう。 重力に逆らう動きが骨にいいんだよね。  歳をとるけど、どんどん体を動かして、健康でありつづけたいも

No. 131 Me and God

今日は、母の日。  でも、まったく関係のない内容を書く。 それも、短く。 明日は月曜日で早く起きなければならないので。 ********* Taxの仕事は、クライアントのサインをもらう書類がやたら多い。 夫婦合算というか、夫婦で一緒にTaxをファイルする場合は、夫婦二人のサインが書類に必要である。  でも、往々にして、夫か妻のどちらかが、一人できて、あとでもう片方のサインをもらうことがある。 オフィスに来てもらうか、持ち帰ってサインをもらって、また戻ってきてもらうか、ということだ。 リタイアした70歳代のご婦人がTaxをしにきた。 対応してあげた。 普通はクライアントのことは公にしないのだが、このご夫婦は、リタイアメントとソーシャルセキュリティーの収入でほそぼそと暮らしている。 でも、教会への献金はしっかり10%されていた、と思う。 それでも、明るい奥さんである。 そして、言うのである。 「明日、股関節手術をするのよ。」と。 多少のリファンドがあって、$100ちょっとの費用で終わった。 そして、書類を盛って帰ってもらって、旦那さんのサインをもらって、旦那さんにもってきてくださいね、と融通を利かせた。 本当は、夫婦一緒にサインするまで、ファイルできないんだけど、私は多少、ルールから外れても、やっちゃう。 本当はいけないんだけどね。 さて、暫くしても、サインした書類が届かない。 旦那さんももってこない。 たぶん、術後で大変なんだろうなぁ、と思った。 電話したら、いなくて、留守電に。 そして、電話がかかってきた。 明るい奥さんの声。 手術のあとは、大丈夫だったみたい。 話の内容を聞くと、旦那さんの奥さんの世話で忙しいみたい。 ということで、普通はしないんだけど、「伺いましょうか?」といったら、「それは、助かるわ!」と嬉しそうに言うので、子供を迎えにいったあと、その足で向かった。 オフィスのそば。 家の前に車を止めた。 小さな家。 ほそぼそと老後を二人で過ごしているみたい。 気づいた旦那さんが外に出てきた。 家にはいりますか? と聞かれたけど、術後の奥さんは動こうとするだろうから、遠慮した。 車のボンネットの上でサインをもらった。 そして、オフィスから盗んできた袋一杯のスナックを渡した。 なんでそうしたかは、分からない。 ただ、奥さんの明るい声を聞いたからかもしれない。 旦

No. 130 死ぬんじゃねぇ!バカヤロー!!

オクラホマにいる癌と闘病中の親戚のところで週末食事作りにいって、帰ってきたら、忌野清志朗=キヨシローが亡くなっていた・・・。 泉谷しげるの口調で言う。 キヨシロー、死ぬんじゃねぇ! バカヤロー!!! ニュースの人が言うように、確かにキヨシローは、日本のロックを代表していたと思う。 早すぎるよなぁ、死ぬの。 たくろうも体調わるいらしいし。 泉谷、中井戸さん、教授・・・と、あの時代の人たちがなんと50歳代後半から60歳になっている、ということに驚きである。 自分も歳を取った、ということだ。 オクラホマの親戚も、大腸がんの手術をして、家に戻って一週間後、出血して、ICU。 死に掛かった。 また家に戻ったあと、食事を作りにいったんだが、今度は感染症をおこして、病院へ。 一週間後のこの金曜日に退院したばかり。 そこに、また食事つくりをしにいった。 小腸から大腸に行く場所から管を通して、腸内のものを小さいバッグに行くようにする。 一般的にストマっていうんだけど。 感染しやすいらしい。 それに、しょっちゅう交換しなければならない。 奥さんは夜中に少なくとも2回は起きて、交換する、ということである。 昼間ならなおさら。 食事をつくるほうとしても、植物繊維は腸が詰まって危ない、ということで、避けなければいけない。 普段は、大腸をきれいにするために、繊維をとろう、というのが常套文句である。 それが出来ない。 そういった食事を作るのが意外と難しい。 術後の傷の回復と体力回復のため、たんぱく質をなるべくとってもらうようにする。 こちらのほうは、まだ、簡単。 どういう野菜をどうやって調理するかがチャレンジだった。 同じ時期、93歳のじいさんも心臓発作おこして、病院に運ばれたけど、マイルドだったらしい。 家に昨日帰ってきた。 93歳で心臓発作起こしたほうが、67歳で大腸がんの手術をした人より、回復が早い。  それほど、中期の癌でも、治療の過程は大変である。 ほんとうに。 小腸は癌にならないから、胃と大腸の癌だけにはなりたくないなぁ・・・。 本当に大変だから。 看病する家族も大変。 人間関係もギクシャクしてくるしね。 帰り道3時間、運転しながら思った。 この夫婦が神さんを知っていたら、もっともっと心が楽かもしれないのに、と。  本当だよ。 宗教することはどうでもいいのよ。 何をしようと、何を行お

No. 129 旦那の家族のちょっと不思議な出来事

 3日前の火曜日の早朝、メキシコに出張に行こうとしていた旦那に電話があった。じじばばの家からであった。  じいちゃん(旦那のお父さん)、心臓発作起こして病院にいる、だと。  私も飛び起きて、急いで、フライトをオンラインでとってあげた。  旦那は、その日の10時前には、現地に到着していた。 月曜日、じいちゃん、震えて、がたがたしたそうだ。 熱があるから、肺炎かという見方があったのだが、入院した病院の医者が言うには、軽い心臓発作だったそうだ。    でも、今は、じいちゃんは、普通にしていて、数日後には家に戻ってくるそうだ。 今日、旦那を空港まで迎えにいって、実際どのようにして起こったのかを聞いた。  月曜日の朝のこと。月曜日はばあちゃんは、地元の老人会でビンゴをしに行く日であった。 友達が10時に迎えにいくよ、と電話をくれたらしい。いつもなら、迎えに来てもらうそうだ。   しかし、理由もなく、その日は、お迎えを断ったらしい。 ばあちゃんも何故だかはわからないそうだ。    -ところで、ばあちゃん、今年95歳になるんだが、未だに車を運転している。   朝食を済ませ、じいちゃんは居間の定位置のカウチにいたそうだ。10時近くなったので、ばあちゃん、ビンゴに出かける準備をした。そうしたら、じいちゃんが、気分が悪い。救急車を呼べ、と言ったそうだ。   旦那の弟は近くのオフィスにいた。 ばあちゃん、弟に電話して、弟は、救急車を呼んだ。 そして、家に駆けつけてきた。 そのあと一日様子を見た。そして、朝方の5時ごろ、また心臓発作を起こした、ということだ。  そこで、旦那に電話がかかってきた火曜日の朝。 旦那が駆けつけたときは、多少病人のような様相をしていたらしいが、暫くして、顔色も良くなってきた。  昨日は、座って食事をして、いつもと変わらない爺さんだということだ。 家にはこの週末あたりもどるだろう。  もし、ばあちゃんが「いってくるねー!」とお迎えの車に乗って、ビンゴに行ってしまっていたら、じいちゃん、危なかっただろう。  なんで、ばあちゃん、お迎えの車を断ったんだろう。ばあちゃんにも理由がわからないらしい・・・・。   実は、じいちゃん側では、似たような話がもう一つある。 じいちゃんが子供だったとき。 1915年生まれだから、第一次世界大戦中か、第二次世界大

No. 128 Swine Flu (豚インフルエンザ)

大変御無沙汰してます。 4月15日がアメリカの個人のTaxの締め切りでしたが、残務処理(他の人たちの)をやったので、21日で仕事納めとしました。 あとは、夏にアドバンスのTaxコースをまたとることになりますです。   *********   さて、巷では、豚インフルエンザのことが騒がれている。 今日(4月29日)の速報で、同じ学区の小学校で豚インフルエンザの発症があった、という連絡が来た。うちから、20分くらい離れている小学校である。 なので、今は、さほど気にならない。 しかし、それも時間の問題か?   日本では、ゴールデンウィークの直前に、豚インフルエンザの注意報が出たので、海外旅行を中止する人が増えた。更に、成田空港など、北米から来た飛行機は機内で検閲を始めている。到着しても、機内で2時間も待たされるらしい。 水際で止めようというプロアクティブな方針である。 日本にいる人たちは、戦々恐々としているのだろう。  ・・・と、他人事の様に、のんびり構えて書いている。    実は、2003年の春に、SARS(Severe Acute Respiratory Syndrome:重症急性呼吸器症候群)がアジアで蔓延したとき、シンガポールにいた。 発症者数が206人、死亡者32人であった。    中国政府がSARS患者発症のことを隠蔽していた時期、旦那は北京に出張していた。私も騒ぎの直前に香港にいって、シンガポールにSARSウィルスをもってくるきっかけっとなったホテルに泊まろうと思っていた。 安かったから。 でも、直前に旦那の薦める九龍のホテルに変更。 あのまま、泊まっていたら、そして、保菌者と同じエレベータに乗っていたら、私は死んでいた?   まあ、ともかく、今回の豚インフルエンザの騒ぎは2回目。 なので、ああ、またかぁ、と思う。  しかし、子供たちには、外から帰ったら、手を洗うように厳しく言っている。  明日からは、学校のあと、校庭で遊ばせるのはやめることにしよう。今回は、どうやらメキシコにあるアメリカの養豚工場が発生源みたいである。大量の豚が飼われているのであろう。 その地域のそばに住む子供がどうやら第一感染者らしい。 そのあと、春休みにイースターで人の行き来があり、メキシコ市に広がり、アメリカはじめ海外に広がっている。 (イースターはメキシコではSemana

No. 127 呪縛の国、日本:カーネルの呪い

今日本では、というか大阪道頓堀川では、23年前に川に投げ込まれた。ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダース像について大騒ぎしているらしい。 報道のヘリコプターまで出動したってんだから。 おまけに、朝日新聞まで、連続して、記事載せている。 http://www.asahi.com/national/update/0310/OSK200903100056.html トラファンにとっては、拝む対象なんだろうなぁ。 ケンタッキーフライドチキンの店頭に戻っても、そこでは、神社、祭壇が出来るに違いない。 旧約聖書で、モーゼが40日間、シナイ山にこもって神さんと会っていたときに、イスラエルの民は待ちきれずに、金をかき集めて、子牛の像を作って拝んでしまった。 これは、神さんの逆鱗に触れた。 この出来事を思い出してしまった。 十戒では、偶像崇拝はいかんと神さんは言っている。 もし、偶像崇拝をしたら、結果は死が待っている。  日本、なんでも拝んでしまう、呪縛の国。  自分を「神」と偽って、100万円しぼりとった輩のニュースもある。  おいおい、反対だよ。 収入のたった10%を神さんに捧げるだけで、100万円どころではない、心の平安と神さんからの祝福がくるのが、本当の神さん。 十戒に、神の名前をみだりに使うな、というけど、確かにそうだ。 そんな時、桜島が噴火。 http://www.asahi.com/video/news/TKY200903100244.html この記事の題名が「爆発的に噴火・・・」とあるが、噴火って爆発的だと思っていたのは、私だけだろうか。 大丈夫か、日本。 これから天変地異が起こるんじゃないか? 神さんが怒ると、火と地震が来る。 低俗な霊に蝕まれた日本。 ソドムとゴモラか。 地の果てまで落ちてしまうのか? それをよそにして、私はインフルエンザのためダウン。 そして、このあと恒例のじじばばのところに一週間行って来る。 あかしや

No. 126 春来る、でもばかちんは・・・

ダラスには春が来た。 なんでわかるかというと・・・庭に雑草が急に生え始めたから。 今日は、久々に仕事を休んだ。 だからというわけではないが、雑草を少し抜いた。 昨年、収穫に預かったオクラの枯れ木も抜いた。 正露丸くらいの大きさの種から、直径3cm以上の木(?)になるのである。 抜くと、根が大きい。 こんな小さな種から、こんな大きな木を作ること自体、神業である。  今年は不景気で、TaxのClientの数も去年に比べて減っている。 でも、私にはTargetがあって、その数をこなさなければならない。 ここのところ、忙しくて祈りと感謝をないがしろにしていた。  雑草を抜きながら、オクラの木を抜きながら、改めて神さんに感謝する。 そうそう、仕事も神さんに捧げるという気持ちでやっているんだが、この一週間、その意識がどっかいってしまった。 焦っていたのか? なので、明日から、また、このお仕事は神さんに捧げるもの、Clientを通して、伝道すること、マラキ3:10の目撃者になること、と心に言い聞かせて、新たにやってみよう。 仕事はときにこういったブレークが必要である。 神様に立ち返るブレークが。 ・・・と、ばかちゃんは、このところ、太り気味。 私は、子供を送ったあと、その足で、仕事場に向かってしまうので、お散歩していない。 いつも、寂しそうな顔をして、私を送り出してくれるばかちん。 今日は、久々に、お散歩につれていった。 鼻をピィーと鳴らして、喜んでいた。 しかし、ばかちん、数日前、息子の聖書をかじって食べてしまった。 ああ・・・、ばかちん・・・・・。 久々の休暇。 今日は、これから、韓国風の銭湯にいって、大きな湯船に使ってきますだ。 極楽、極楽。 たのしみである。 あかしや番頭

No. 125 I am worth for it. (わたしゃ、値打ちがあるんやで!)

今日、教会のあと、30マイル以上(48キロ以上)運転して、McKinneyという町に行った。 スキー一式を買いに行った。 なんでまた、そんな遠くまで、というのは、新聞に「50%オフ」のセールを見つけたからである。 広告にはクーポンがついているので、それを切り取って、もって行った。 スキーは、ブーツが一番大切である。 なので、ブーツ売り場にいった。 初老の男性が他のお客に対応していたので、他の人を呼んでくれた。 そのお兄ちゃんと話して、半額クーポンで、一番高いのを半額にして、スキー用品一式を$400でそろえられるか?と聞いたら、出来るということで、「じゃあ、あんたにまかせるさ。」と頼んだ。 10分もしないうちに、スキー用品一式、つまり、スキーブーツ、スキー、バインディング、ストックを一揃えた。 現金は$300だけ下ろしてきたので、残りは、家計のチェックを借りて、支払った。 買った一式のうち、知っているメーカーはバインディングのロシニョールだけ。 後は、よく知らん。 ブーツは、履いた感覚がよかったイタリア製のものにした。 いい加減な買い方だったけど、疲れている上に、30マイル以上も走ったので、もう、これは、店員に任せようと言うことにした。 以前のBlogにも書いたけど、今を去ること30年前の短大時代、私は横浜のYMCAで子供たちにスキーを教えるスキーリーダーだった。 学生だったから、高いスキーセットには手が出なかった。 なので、いつもレンタル。 でも、就職が内定しそうなある秋に、横浜ジョイナスのスポーツ用品店に行って、スキー一式を取り揃えた。 そのときは、ノルディカ(Nordica)の女性レーサー用のスキーブーツ、7万円。 一番上のモデルだった。 スキーは、Olin Mark III 175cmの溝なしスキー。 これも、7万円はしたと思う。 バインディングは、ソロモンの結構良いやつ。 ということで、何だかんだいって、20万円近かった。 1980年のことだから、大金であった。 これは、就職をする、という先払いローンを組んでもらった。 その為に、私は就職したようなもんであった。 それまでは、就職も真剣に考えなかった。 ともかく、当時は、急斜面に命を賭けていたし、その後の数年は、毎週末には、五龍遠見にいって、山小屋の屋根裏に寝泊りして、スキー三昧の冬だった。 だから、良いスキ

No. 124 ぷっぷちゃんのこと

相変わらず、忙しい毎日である。 朝は、柄にもなく化粧をして、きちんとした格好して、子供を学校に連れて行ったあと、仕事へ。 Taxもシーズンたけなわである。 そんななかで、2ヶ月間、出張のなかった夫の出張が始まった。 そんな矢先、夫と喧嘩。 子供のいる夕飯の席で。 ぷっぷちゃんをどうするか、ということで。 ぷっぷちゃんは、14歳になるラブラドールとシェパードの雑種。 ばかちんは、まだ2歳で、ぷっぷちゃんは、ばかちんとは違う、もう一匹の犬である。私たち夫婦の長女である。 日本の感覚だと大型犬になるのだろうか。30キロ以上はあった。   犬の14歳は、人間で言えば90歳を超えている。 なので、このところ、老化現象著しい。 目もあまりみえないらしいし、耳も聞こえないようだ。 歩くのもおぼつかなくなってきた。 庭にだすと、人事不詳って感じで、立ち尽くしている。 家の中でも、よろよろして、ご飯や、水の入れ物をころがしてしまったり、家の中でそそうをしてしまうようになった。 旦那は、それをみて、「Put to sleep」つまり、「安楽死」を考えねばいけないと私にほのめかしていた。 でも、私は、怖いのか、よくわからないが、神様から頂いた命は、人間が勝手に絶ってしまってはいけないのでは、と思う。  旦那は、「じゃあ、何を期待しているんだ、ぷっぷちゃんに!」と怒り始めた。 私は、「自然のなすがままに!」 でも、結局、「殺すことはできない!」と泣いてしまった。 それを見ていた息子も涙ぐんでいた。 娘は・・・・平然としていた。(先が怖いぞ。) 人間も犬も年をとり、最期がちかくなると、汚くなり、見ているほうもつらくなる。 私は、旦那は、見ているのがつらいのだと思う。 だから、アメリカでは、犬の安楽死は常識のようになっている。  でも、ぷっぷちゃんは、どこが痛いというわけでもない。 ただ、ただ、召される日に向かって下降線をたどっているに過ぎない。 こけて、自分のしたうんちの中に転がってしまうこともある。 家の中におしっこをしてしまい、家に帰ると家がおしっこ臭くなってきた。 でも、それは、掃除をすればよい。 だから、ぷっぷちゃんには、「いいよ、うんちも、おしっこもして、いいんだよ。」と言ってあげる。 人間をはじめ、生き物が神様のおうちに帰る過程というのは、ごく自然なことで、赤ちゃんが大きくなる過

No. 123  憑いている?

インフルエンザが流行っているダラス地域である。 毎日、4-5組のクライアントに接する私は、しっかりと風邪を引いている。 おまけに、週一回しか休まないで、仕事のピークを向かえ、くたくたのくたさんである。 今日の日曜日は仕事を入れなかった。 でも、昼少し前から、属しているある団体の新年会というか、年次Meetingに出かけた。 カントリークラブのクラブハウスでそのMeetingは行われた。 会議が始まる前に、トイレに向かった。 一年前、仕事が忙しく、水も飲まなかったので脱水症状を起こした。 それ以来、水分は常に取るようにしているので、トイレも近い。 なので、40分も運転したので、自然が呼んだのである。 トイレの前で、アメリカ人の小柄な男性の老人と目があった。 なので、にこっとしてあげた。 その杖をついた老人は私にこういった。 「笑顔がいいねぇ。 あなたには、エンジェルがついているよ。」 その老人は、もう一回、私に天使がついている、と言った。 なので、私は、「はい。 神様はいつも私のそばにいます。」 2年前の12月、母の遺品を片付けに日本に戻ったときのこと。 渋谷のとある事務所でで用を済ませて、JRの駅の改札に向かっているときだった。 母の聖書数冊、聖書解説書数冊をダンボールに入れて、カートに乗せて、人通り激しい渋谷駅の外郭を足早に歩いていた。  その時である。 一人の女性に声を掛けられた。 「あの・・・すみません。」と。 その人は私を見て、「やはり」と言う。  ???? 今となっては、その人が何をいったのか覚えていないが、たぶん、何か素晴らしいものが憑いているといったような気がする。 そして、「お待ち下さい。」と言われた。 ちんぷんかんぷんのまま、その人と話していると、その人が、「先生、このかたが・・・」と他の女性を呼び止めた。  その先生と呼ばれた人が私のところに来て、「ああーーー」と頷く。  なんだよ、変な顔してるっていいたいのかよ? そこから、その女性は、私が海外に住んでいること、母方と父方の家系をよく受け継いでいること、でも母親の家系のほうが強いということ、そして、私の生まれに家族関係とその現在までも言い当てていた。 そして、「ものすごいものをもっている。 あなたは、「時の人」です。」、とも言った。 「そんなん、時の人なんて、テレビに出ている人や、有名人で沢山い

No. 122 仕事のピークが始まったで

うー、さむっ。 ダラスは今日も冷える。 おまけに、私は風邪をひきつつあって、はなみずじゅるじゅる、咳少々、頭痛少々。 今、お茶をすすりながら、書いている如月のおついたちの夜である。 一月下旬は、雇用主が従業員にW-2という、昨年の所得と所得税、日本の厚生年金と国民保険のようなものの保険金を給料から払ったで、という書類を発行する時期である。  ちなみに、アメリカには、日本のような国が行う「厚生年金」と「国民保険」のようなものは、ない。 年金は、各会社で。 やらない会社もある。 国民保険は存在せず、老人保険と低所得者保険はある。 アメリカは、一応、先進国なのだが、ヨーロッパと日本が享受している国民皆保険、年金というものがないのである。 自分の健康も老後も金次第、というのである。 この現実を知ったとき、ほんまに、怖い国や、と思ったものである。 日本では、所得税は、給料からの源泉徴収なので、扶養家族のことを一寸かくくらいで、税金に対して国民がすることってあまりない。 私のように、いくら税金を納めているのかも無関心である。  一度、計算したら、なんだかんだ30%とられていた。 信じられず、忘れることにした。 でも、今、思うと、日本だって、税金は高いと思う。 しかし、アメリカでは、支払う税金の帳尻あわせは、Tax Filingを各自がするのである。 従って、自分がどのくらい税金を払ったか、というのは、分かる。 特に、自営業を始めて、初めてTax Filingをするときは、それまで何もしないでいると、10万円、20万円、時には100万円という税金を納めなければならないことに愕然とする。 雇用主がいないから、税金が源泉徴収されていなかったためである。 一般の人で、人様に雇ってもらっている身分の人たちは、雇用主からW-2が発行される。 従業員は、源泉徴収されている。 Tax Filingのときにいろいろ計算して、源泉徴収される金額が、おさめるべき税金を上回っていれば、税金の払い込みすぎということで、税金の還付がある。 つまり、税金がもどってくる。 なので、Tax Returnというのである。 でも、常に、Returnではなく、Balance Dueが生じることもある。 なので、私は、Tax Filingということにしている。 その税金の還付は、時に、大きく、時にあまり大きくない。 年

No. 121  「神さん、助けてね」

遅ればせながら、2009年、無事に迎えられたことを感謝します。 これを読んでくださるあなたも、無事に何とか2009年を迎えられたので、一緒に喜んじゃいましょう。 Tax Seasonが始まり、忙しい毎日である。 クリスマスカード、年賀状も書いていない。 返信も出していない。 そんな状態なので、これは、短く。 今日は、1月20日の火曜日。 アメリカ、新大統領の就任式があった。 こんな寒いワシントンDCに150万人以上の人が、歴史的な就任式を見ようと、参加していた。 寒くて、トイレ、どうしたんだろうか。 もらす人もいるんだろうけど、凍ってしまうんじゃないか、と勝手に心配しながら、テレビを見ていた。 他の用をしながら、半分は聞いていたので、のめりこんで見ていた訳ではない。  オバマ大統領の演説は、彼が2年前に出馬を決めたときの方針と一致していて、悪くない演説だった、という批評があった。 彼は、虹色の未来のことは約束せず、国民の犠牲、自己責任を訴えていた。 内容としては、レベルが高かったが、果たして、全員が理解できたかどうかは、少し疑問であった。 それにしても、このスピーチライターは若干26歳の青年だということ。 今までとは違った、新鮮さのあるスピーチである。 最高裁の裁判官の前で、オバマ大統領は宣誓をした。 この宣誓の言葉の最後は、常に、「So, Help me, God」なのである。 つまり、『神さん、助けてね!」なのである。  大統領就任宣誓だけでなく、国家に対しての、宣誓の〆は、「So, Help me, God」=『神さん、助けてね!』である。  アメリカという大国の長に経つ、大統領が、助けを求める、というのは、何故かアンバランスな感じがしないでもない。 また、選りすぐったブレーンを抱えて、国事をこなしていくのだから、そこで、他力本願になる、というのも、「おいおい、だいじょうぶかえ?」とつんのめるかもしれない。 しかし、アメリカの歴史で、代々の大統領は、『助けてチョ』を繰り返してきたのである。  アメリカは、宗教の自由はあるが、やはり、われわれの神さんの元に出来た国なんであろう。 そこのところ、ダビデが極めたイスラエル王国と同じである。 一応、アメリカでは、有名(らしい) Rick Wallen牧師が就任式の冒頭で祈りを捧げた。 彼は、この国の悔い改めと隣人の許し

No. 120 遠いところへ行くあなたへ

この夏の終わり、ある人の夫が危険地帯に行くという話を聞いた。 とても、気になっていて、突然、歌が出来た。 歌詞もメロディーも、沸いてきたというか、来たというか。  神様から与えられたという人もいるだろう。 歌詞がこんな出だしです。 サビとEndingの歌詞が未完成で、まだ60%しかできていないけど。 「守ってください」  遠いところに行った  彼を守ってください その足元を 照らしたまえ 盾になり 守りたまえ 私は毎日祈る あなたを賛美し続ける 頼るのはあなただけ それが私の光 (このあとサビの予定)    2008© Akashiya Banto 前回の投稿にも書いたけど、師匠でもないのに走っている私がいる師走である。 Taxのトレーニングが2週間続き、上級コースの勉強、車の修理、代理教員と、家を掃除する時間もない。 でも、12月は12月。 いろいろな節目である。 卒業式、引越し、転校、退職、解雇、店じまい。 時期柄、何かに終止符を打つ、という季節でもある。 おっと、そういえば、母の命日は・・おっと、6日前だった。 もう、3年前のことになってしまった。 この地での生活に終止符を打って、天国に移動しただけのこと。 今は、天国で幸せだから、こちらも心配なし。 私が行くのをお茶をすすりながら、のんびりまっているでしょう。 今週は2回も子供たちの小学校の特別教室に代理教員して出向くことになった。 月曜日と明日の水曜日。  この代理教員の仕事をしてから、一年経つ。 代理教員が行きたがらないのは特別教室で、電話のシステムで毎日のように、自宅待機の代理教員に電話が最後までかかってくるのが特別教室。 「なんだよ、誰も行かないじゃん。 これは、かわいそうじゃん。」と、出向いたのが始まりだった。 更に、子供の学校なので、子供の送り迎えが楽という点は利点でもあった。 そして、特別教室の先生が信頼しくれて、代理が必要なときには、学区のシステムに入れる前に、個人的に電話がかかってくるようになった。  特別教室というか、日本語だと、養護教室と言ったほうが分かりやすいかも。 今は、4人の重度の障害のある子供たちがいる。 一人として、喋れない。 自分で食べることもできない。 一人だけは、食べ物を砕いて、スプーンで口にいれてあげれば、食べれる。 あとの子達は、おなかについている穴みたいのに、チュー

No. 119 盆暮れ正月クリスマス

なんと、もう師走である。 そう。 師匠も走る師走。 このところ、ダラスはものすごく冷える。 庭のトマトももうだめになっただろうか? だろうか、というのは、寒くて庭に出ていないので、分からないのである。 さて、11月下旬からアメリカは盆暮れ正月クリスマスのせわしない時期となる。 大不況だけど、クリスマス商戦の宣伝はどこもすごい。 私は、相変わらず、クリスマスショッピングが大嫌いで、土日は、そういった店に足を運ばない。 でも、お世話になった数人の人には、お礼ということで、商品券を差し上げようと思っている。 物だと、選ばなければならないし、それが、本人にとって必要、または、欲しいもの、役に立つものとは、分からない。 商品券、Gift Certificateだったら、探す時間と労力は要らないし、もらうほうも、自分の本当に好きなものが買えるから。 と、いいかげんで、ぐうたらなワタシには、ピッタリのギフト。 私たち家族は、12月20日か21日の週末に、いつものようにニューメキシコ州のサンタフェに出かける。 じじばばとクリスマスを一緒に過ごし、スキーをする恒例の予定。 その前の2週間は、なんとTaxのTrainingがびっちり入っている。 今日で、3日目である。 さらに、11月までに取ったTaxのAdvanced Courseの試験を4-5個パスしなければならない。 ひえ~、できるんかいな????? ということで、Blog書いている暇はないんだけど、言い訳、一度いっておかんとな、と。 家の中も、ごみとほこりだらけ。 猫は、娘の部屋にうんちしちゃっているし、子供の部屋は片付けていない。 子供がやることだ。 ふん! さらに、先々週のキャンプの片付けも終わっておらず、洗濯物は、洗ってたたんであるが、籠の中にはいったまんま。 なので、毎朝、息子が、「マミー! 僕のソックスひとつもないよ~」と文句を言う。 「だったら、ソックス、家の中のあちらこちらにほったらかしにするんじゃねぇ~。」とのたまう母の私。  今日は、息子のソックス、新しいのを沢山買ってきた。 これで、しばらくは息子、静かになるだろう。 娘が、それをみて、私には?と怒り始める。 さて、こんな忙しい師走なんであるが、ここんとこ、長い時間祈っていない。 祈っても短い。 パタリロ先生の言う電子レンジ祈祷。 3分間でチーンってやつ。 聖

No. 118 うちのばか犬(その3)

出た! ひさびさの「ばか犬」シリーズです。 今、夜の11時なんだけど、ちょっとくたくた。 なので、ばかちんのことを書いてリラックスしようかと。 疲れたわけは、今日したことがこれだけあったから。 ①家から歩いて、近くの公園に犬二匹と歩いた。 久々の散歩。 ②パナマのスープ、サンコチョを作った。 チキン丸ごと、皮と脂肪をとって、どぼんと大きな鍋にいれて、ぐつぐつ6時間。 ③バター4パウンドを使って、パンウンドケーキを10個焼いた。(日本語学校のバザーのため) ④Tax のリサーチ:日米税制協定の条文を読んでいた。 ⑤Kidney Foundationという慈善団体に寄付する物をかき集めた。 ⑥出産したばかりの子供の友達のお母さんをパナマのスープをもってお見舞い。 ついでに、夕飯の支度をしてきた。 ⑦子供をサッカーのレッスンに夜連れていく。 ⑧戻ってきて、イカの皮を剥いて、さばいて、カラマリにする準備をした。  これだけのことを、それぞれ、一時間から2時間かけて、済ませたわけだ。 出来るかな、と思ったけど、神さんに、うまく出来るようにしてちょ、と今朝祈った。 だからだと思う。 でも、疲れたなぁ。 *********** ということで、うちのばか犬(その3)の始まり。 ” あんか”とかゆみをどっちをとるか 先週、家族でBig Bend National Parkに行ってきた。 いつものように、テント生活。 イスラエルの民が荒野を40年間さまよっていたときは、幕屋生活。 つまり、彼らもテント生活。 でも、私たちのテント生活は、水道とトイレとレストランと売店は近くにあった。 夜は7時過ぎには、暗くなり、テントに入って寝てしまう。 テキサスといっても、冬は寒い。 テントだから寒い。 寝袋を2枚、敷布団と掛け布団として使った。  ばかちんも寒いとのこと。 なので、手を使って、寝袋を掘るようにして、入ってくる。 私も寒いので、寝袋で一緒に寝てあげた。  しかし! ばかちんにのみがいた。 なので、おなかを食われてしまった。 それでも、寒いので、毎日ばかちんとねんねした。 背中、肩、おなか、もも、とやられた・・・。  帰ってきて、お風呂に暖かいお湯を入れて、犬二匹とも、のみシャンプーで洗ってあげた。 今は、二人とも、きれいよ。 冬のアンカに犬、貸し出し中。 クリスマスの飾りつけ 感謝祭と

No. 117 祈り、耳をすます

昨日の日曜日、教会の帰りに自宅のそばのKrogerというスーパーにいった。 ここらへんは、いろいろなスーパーがある。 Wal-Mart、Albertson, Tom Thum (Safeway)、そしてKrogerがある。 値段は、Wal-Martが安いのだが、うちから数マイルはなれているので、ガソリン代と時間の都合で、家から歩いていかれる距離のKrogerに行った。 Krogerは、値段が多少高いので、客層もWal-Martと比べて違う。  ここらへんでは、経済的に厳しい地域に住んでいる人には、ヒスパニックの移民が多い。 不法移民も多いと思う。 時に最低賃金以下で働かされているから、そりゃー、生活は大変だと思う。 一セントでも安いところへ、となると、ヒスパニック専用のマーケットや、Wal-Martなどの量販店に行く。 私も、家計を預かる身として、節約しているので、なるべくWal-Martで日常品は買うことにしている。 肉などは、オーガニックの店のSproutというのが、近くにあるので、Wal-Martでは買わないで、わざわざ、そこへ足を運ぶ。 オーガニックは多少高いけど、健康のためには多少の出費は覚悟している。 その代わり、洋服などは、ほとんど買っていない。  今週の木曜日は、Thanksgivingといって、アメリカのお盆みたいなもの。 つまり、親戚兄弟友達が集まって、Dinnerをする。 なので、帰省ラッシュというものがある。 民族大移動の週である。 その前の日曜日ということもあって、店の中は、買い物客でごったがえしていた。 多くの人のカートには、七面鳥、七面鳥を焼くためのアルミのでかい入れ物、Thanksgiving用の料理に使う食材。 だれもが、カートに沢山積み込んでいた。 そんななかで、私のカートに入っているものは・・・ ‐ ニッシンのインスタントソース焼きそば(お湯を注いで3分待つやつ) 10個以上 ‐ マルちゃんのカップラーメン 4つ ‐ インスタントのオートミール ‐ V8ジュース ‐ クラッカー ‐ ハム ‐ ランチャブルというインスタントの昼ご飯セット(チーズ+クラッカー+ハム) ‐ ポテトチップス 人が見たら、「ああー、なんてそっけない食べ物でしょう。 可哀想に・・・。 家族がいないのかしら、この人。」と思われるようなアイテムばかり。 確かに

No. 116 山小屋の仙人からのコメント

お気づきがどうかはわからないが、このBlogには、コメントを書き入れることができる。  書き込みの最後にスクロールダウンすると、 投稿者 あかしや番頭  時刻 XX:XX 午後  Xコメント という表示がある。 そこに、1コメントとか、6コメントと書かれていると、それは、私の書き込んだBlogへのコメントがある、ということだ。  No. 112 「命の水」に、一つのコメントがあった。 山小屋に住む仙人の方からであった。 福島県阿武隈山中から、数ヶ月前、下界に降りられたとき、私のBlogを知って、コメントをわざわざ下さった。 更に、山小屋への招待まで頂いてしまった。 仙人さんは、横浜にまで下られて、ImariTonesのToneさんが行かれる教会に行かれたそうだ。 そこで、私のBlogの存在を耳にいれてくださったらしい。 ImariTonesというクリスチャンRock Bandは、No. 112 「ImariTones 伊万里音色 イマリトーンズ」で紹介させてもらったばかり。  福島山中の仙人さんが横浜の教会、それも、アフリカから来られた牧師先生がおられるVictory International Churchを訪問された、ということ。 そのGapがなんとも面白い。 年齢、場所、立場、国籍をとわず、仲良くなってしまう、というのも、イエス営業部のメリットである。 といういきさつで、仙人さんと会話を始めて、このたび、私のBlogを仙人さんのBlogで紹介していただいた。 私も、ここで、仙人さんのBlogを紹介させていただこう。 仙人さんのお名前は、Mr. Sugarさんという。 一時、うちに迷い込んできた猫に娘がつけた名前がSugar。 でも、仙人さんとはまったく関係ない。 なんで、Sugarなのか、ということは、聞かなかった。 でも、甘いものがお好きらしい。 または、「甘いだけのおじ様」ということでもあるらしい。  うちの教会のパタリロ牧師も甘いものがすき。 とくにあんこ。 神さんが好きな人は、甘いものがすきなのか? その仙人Sugarさん、山小屋をこつこつと作っているらしい。 更に、最近は、ダッチオーブンという鉄製の深鍋で、料理を作り始めて、体調が良いとのこと。 野菜も沢山食べるようにされた、というのだから、これはいいですよね。 旧約聖書 創世記の1章29節 で、神さ

No. 115 猫有来=猫来るあり

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一ヶ月ほど前に猫を引き取った。 ハリケーンIke(アイク)でヒューストンから避難してきた猫ちゃん。 ヒューストンで、捨てられたか、不用とされたらしく、現地のシェルターというか、里親の所で一年以上暮らしていたらしい。  しかし、ハリケーンのため非難命令がでて、その里親も避難となった。 となると、猫は避難所には連れていかれない。 なので、30匹の猫たちが北ダラスのここに連れてこられた。 たまたま、犬のえさを子供と買いに行った時、ペットショップで、引き取り手をさがしている数匹の猫ちゃんたちに目が行ってしまった。 いろいろみて、小さくてか弱そうな子に目が行った。 旦那に電話して、今すぐ、犬たちを連れてきて、と頼んだ。 旦那は、ばかちんで懲りていたので、またこれ以上・・・と文句を言いかけたが、すぐに犬たちを連れてきてくれた。 多くの猫たちが、うちの馬鹿犬たちをみて、ふーっ!を毛を逆立てて、怒っている。 しかし、このやせこけた小さい猫だけは、平然としていた。 きっと犬と一緒に住んでいたはず。  子供たちも猫欲しい、ということで、引取りを決めた。 旦那はあきれた顔。 数日後、シェルターに引き取りに行ってきた。 名前も、ゆきちゃんと付けた。 うちの犬たちに囲まれても、平然としている。 でも、呼んでもこない。 きっと、どこかで人間にいじめられたんだろうなぁ。 しばらくして、猫が臭いことに気がついた。 シャワーに入れたら、大騒ぎして、とびあがるわ、もがくわ、落ちるわ、で口を切って血を流していた。 でも、洗っても、また臭くなる。   変だ。 猫って、自分でなめてきれいにするから、さほど臭くないんだけど。 しばらくして、うちで、数人の人たちと集まったとき、猫好きの人がいて、ゆきちゃんと遊んでいた。 その人「この猫ちゃん、舌が長いから、いつもよだれがたれているんですよ。」と教えてくれた。 たまに観察していると、確かに、舌が長くて、外に出っ放しのことがある。 そして、あごのところがべちょべちょ。 そうか、これが臭い原因か、と。 猫アレルギーの人は、猫の唾液に含まれるたんぱく質に反応してしまうらしい。 確かに、ゆきちゃんが私の胸の上にのって、あごを私のあごに乗せたあと、ちょっとかゆい。 私は猫アレルギーではないけど。 また、息子が猫を触った後、目がかゆいということがあった。  そうか・・・、もし

No. 114 アメリカ大統領選挙の夜

ただいま、テキサス時間よるの8時近く。 今日は、投票日。 今晩の10時ごろには、新しい大統領が決まる。 現状では、Barak Obamaが優勢である。 初めての黒人候補なので、黒人の人たちが(黒人と書くとなんか変だなぁ・・・)こぞって投票所に出かけたのだろう。 そして、共和党の副大統領候補のSalah Palinのネガティブな影響が祟って、McCain票がObamaに流れたのかもしれない。 いろいろな課題がある今のアメリカである。 しかし、経済問題が一番である、というのが10人中6人の意見らしい。 これから、テレビに釘付けになるので、今日はこの辺で。 イエス兄さんのこと、書かないけど、許してちょー。 *************** 追記-1 今、テキサス時間、夜の9時20分。 Electoral College Voteという、ん?という投票の仕方で、Obamaが207票、McCainが135票である。 なんと、今まで共和党の牙城であったオハイオ州がObamaに流れた。 また、黒人がたった2%(アジア人、ヒスパニックそれぞれ4%)の白人の州がObamaを選んでいた。 ところで、旦那は、今、メキシコのメキシコシティー。 ホテルニッコーに留まっている。 午後の電話では、予定より仕事が早く終わるので、一日早く家に帰るよ、とのこと。 8時過ぎの電話では、なんと、ホテルのすぐそばの大きな交差点に10-15人のりの小さなジェット機が墜落した、という実況報告。 ホテルの窓からは、インターコンチネンタルホテルが邪魔して見えないけど、かなり酷い状況らしい。 旦那のスーパーバイザーにコンタクトしたら、メキシコで登録された飛行機なので、旦那は関係ないとのこと。 なので、木曜日に帰宅の予定であった。 それが・・・・、な、なんと! メキシコ政府がアメリカ政府に依頼したらしい。 国務長官、つまり、あの、ライス女史からのじきじきの命令で、そばにいた旦那も事故調査に借り出されることになってしまった。  事故調査は、NTSB(National Transportation Safety Board:運輸安全委員会)が担当で、旦那のオフィスは関係ないんだけど。 また、旦那、スペイン語が出来るし、現地の航空業界を知っている。 その上、事故現場まで歩いていかれるホテルに泊まっている。 だから、そうなってし